書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

聖域なき改革

2021年11月14日 13時26分22秒 | 意識論関連

子育てに積極的な男性は視床下部が大きいという統計的傾向がみられるという

MRIやCTの普及によって ヒトの行動傾向が予め予測できるようになる可能性はある

先天的に犯罪者傾向が見られるとしても 短絡的に断種のような不公平な差別を押し付けるべきではない

ヒトは決して先天的傾向だけで行動が決定するわけではなく 主体性を重んじれば自律的な社会的責任判断選択の可能性も充分にあり得るのであり それでも間違え易い傾向があるなら むしろ被害が出る前に積極的にサポート支援をすべきである

「誰も取り残さない」という基本思想なしに人間性とは言えないからである

 

生活環境によっては男性ホルモンの分泌が抑えられ 後天的に脳の構造に影響を与える可能性もあるそうで 決して先天的な遺伝傾向だけで人間の価値が決まるようなものではない

先天的な遺伝傾向だけで他人にランク付けすることの方が人間としては欠陥である

自分の遺伝子は自分では選べない以上 遺伝的要因は本人の責任ではない

だからといって主観的好き嫌いだけで物事の真偽を判定することが正当化できるわけではない

先天的に犯罪者傾向があるとしても犯罪を犯さないようにするのは本人の主体性が必要なのと同様に 個人的好き嫌いだけで物事の真偽を判定したがる先天的傾向があるとしても 論理客観的根拠に基づいた真実を見極めなくても良い理由にはならないのである

自分の行動選択には自分で責任を負うこと これは大人の人間として最も基本的な行動選択であり 論理客観的根拠のない嘘やデマを鵜呑みにして無責任な行動をしても良い理由にはならない

通り魔やテロリストなどに見られる先天的遺伝形質や 後天的影響に共通するものが存在しているとすれば それを基にテロリストや通り魔を社会から撲滅したり減らしたりすることは不可能であるとは言えない

そのため(再発防止の観点から)にも死刑制度には問題がある

本人にしか知り得ない何かが存在するのであれば 死刑にするよりも粘り強く聴取することの方が重要だからである

強姦を8回だか9回だから繰り返しているバカもいるそうだが 強姦罪が強盗殺人よりも罪が軽いからと称して「犯罪者同士の罰の公平性」などという意味のわからぬ屁理屈によって数年で出所放免するのは社会防衛上随分非合理で変な話である

更生治療が済んでいないのであれば どんなに刑法上軽微であろうと社会復帰させるべきではないし 罰を与えても更生治療にはつながらない

なぜ自律的な社会的責任判断選択をできないのか それを徹底的に原因究明し 再発防止策につなげれば これは社会的な教訓「財産」としても有益になる

ましてや犯罪ではなく「事故」となれば なをさらである

国連が定める「社会持続可能な開発目標」の観点からは 刑法罰制度だけが特別に除外しておかなければならない論理客観的根拠は何もないのである

被害者を減らすために最も効率的で合理性のある対策は 犯罪者を差別することではなく 犯罪者を生み出さないことである

 


Ende;

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印象操作

2021年11月14日 11時07分24秒 | 意識論関連

変異というものは常に発生していて 先天性疾患や障害をもたらすこともあれば 消化機能や心肺機能の優れた変異が起こることもあり 背が高くなることも低くなることもあれば 体毛が濃くなることもあれば 無毛症になることもある

こうした「変異」自体は様々に発生するものであって これが環境変化が起きた場合に 変化した環境に適応した個体以外が全て死滅することによって収斂となり これが「進化」となるのである

結果的に「繁殖を継続」して「生存」存続していた個体種だけしか現在は存続していない

当たり前の話だが 遺伝的進化というものは大きな環境変化に対して適応できなかった膨大な屍の中から偶発的に変異が環境適応した個体だけが生き残っているのであって

遺伝的進化が起きる時には膨大な死滅が伴うものであり また 偶然適応できる変異が起きなければ絶滅し 進化に成功する保証もない

ところが 生物学者の多くも 科学的に検証することのできない大衆やマスコミも 世代を重ねさえすれば自動的に進化が引き起こされるものであるかのように勝手に解釈妄想し 遺伝的進化の論理的なメカニズムや収斂プロセスには何の興味も持たない

たまたまカエルの下顎に歯が生えた変異が見つかったからといっても それがこれからカエルが下顎に歯が生えるように進化が起きる兆候であるかのように解釈するのは もはや科学を逸脱したオカルトファンタジーに過ぎない

如何なる突然変異が起きようとも 遺伝的進化というものは生息環境に適応できなかった個体種の全てが死滅し収斂が生じない限り起きない

たまたま極端に走るのが速いヒトが産まれてきたからといって ヒトの全てが走るのが速くなる進化を引き起こすわけではない

走るのが速い遺伝要因を持った個体同士を配偶交配し続ければ走るのが速いヒトを「造る」ことは可能であろうが それはもはや家畜の品種改良と同じプロセスであり 走ること以外の何らかの先天的形質や習性に悪影響を及ぼす可能性もある

変異は常に様々に生じ バリエーションを拡大するだけであって どのように変異をするかは誰の意図目的戦略も影響することはない

品種改良のように意図的配偶交配によって合目的的に特定の形質や習性への収斂を引き起こさせることは可能だが 品種改良された動植物はヒトの飼育なしには生きられないようになることもある

意図目的戦略というものは後天的な「考え」によるものであって ゲノム編集や品種改良でもしない限りは後天的に何を「考え」ても遺伝子には影響を及ぼすことはない

後天的な「努力」「考え」「想い」「呪い」「願い」などというものは自然現象に過ぎない遺伝的進化には影響を与えることはない

配偶交配であってもランダムであって 目的意図が介在するメカニズム構造は一切存在しない

親がどんなに「自分の子供は健康に産まれて欲しい」と願おうが祈ろうが呪おうが 先天的疾患を持って産まれてくるかどうかはランダムで偶発的な結果に過ぎず コントロール制御や選択可能性の範囲内にはない

 

先天的疾患を持って産まれてきてしまった子供であっても 「産まれ代われるとしたら疾患のない身体で産まれたいか」と尋ねられた場合に 「同じ親の元に この身体で産まれてきたい」と答えることもある

一方では 健康体で産まれてきているのに世間に方向性のない不満を募らせテロだの無差別殺人だのを引き起こすバカもいる

バカかどうかの分水嶺は 自分の頭で物事を考え 「本当のこと」が何なのかを見極めようという主体的意思の有無に依るものである

自分の幸福というものが「他人から提供され続けるものだ」と勘違いしていれば 本当に自分が楽しめることを見つけようともせず ただ漫然と多数他人や権威からの評価や報酬を無限に求め続ける中毒に陥り 無間の地獄から抜け出すこともできなくなるのである

目先の欲望を満たすことしか行動が決定しないバカは多い

だが 目先の欲望を満たすことしかできない奴が人間として最悪であることは誰もが「知って」いるのである

にも関わらず 「俺はそういう人間だ」などと称して根拠もなく勝手に決めつけ 自分の無責任性を正当化できていると勝手に勘違いしているバカは非常に多い

遺伝的進化のメカニズムを理解せず ただ漫然と多数の生物学者や研究者やライターの見解を鵜呑みにしているだけのバカも非常に多い

それがフランシス:ゴルトンの優生学の論理反証を理解していない社会的無責任であることすら自覚はない

ナチスは600万のユダヤ人を殺害し 現代の日本においても19人の障害者殺害の「理由」に用いられた優生学を これ以上温存することが どれだけ社会的に無責任であるかを誰も自覚していないのである

遺伝的進化さえしていれば自動的自然に「人間性が組み込まれているはずだ」などという科学的根拠のない山極寿一の勝手な妄想の方が大衆人気は得られ易いのであろうが これは遺伝的進化のメカニズムを誤解している衆愚迎合に過ぎない

衆愚にとってはそうした無責任な印象操作の方が科学的説明よりも安心満足なのである

ヒトは先天的に「生物として欠陥品(遠藤秀紀)」でもあり また 人間としても先天的な認知的欠陥を抱えているのである

それが主観的 気分的満足安心感が得られないとしても 論理客観的「真実」が先天的なヒトの習性にとって都合の良いものでなくてはならない科学的根拠は存在しないのである

先天的な認知的欠陥が理不尽で不条理だといくら嘆いても そもそもヒトは遺伝的進化という自然現象の結果に過ぎず 誰にも責任を問うことはできないのである

自分が先天的にバカなのは 自分で何とかするしかないものであり 自分の行動責任を自分で負ってこその「人間性」である

多数や権威の言っていることを何ら論理客観的に検証することなく鵜呑みにしていて知性もヘッタクレもあったものではない

バカというのは自分の主観的「印象」として 個人的に好きか嫌いかでしか物事を判断しないからバカなのであって 多数のバカに好かれて人気を得ることは私の目的ではない

大多数のヒトがバカを脱することができなければ 「本当の目的」には誰も達することもできないのである

それはとても「当たり前の話」である

 

 


Ende;

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