毒虫に化ける「ベイツ型擬態」とは?
小さな昆虫が大きな敵に対抗できる唯一の道具は「毒」です。
毒に当たった動物たちは、学習してその虫を食べなくなります。賢い虫たちは「これを利用しよう」と思いつきました。
つまり、自分の見た目を毒虫に似せたのです。
これを「ベイツ型擬態」と呼びます。
出典:https://nazology.net/archives/75332/2
⇨「賢い虫たちは「これを利用しよう」と思いつきました」という説明をしているが 遺伝的進化による擬態というのは後天的な「思いつき」で遺伝子に影響を及ぼすことは構造原理的にできない
これが遠藤秀紀の言う遺伝的進化の解釈に対する「典型的な間違い」というものである
自発的論理思考ができる人であれば「そんなの知っているよ 単なる比喩(喩え話)で言っているだけでしょ」といった程度にしか思わないかも知れないが
恐ろしいことに生物学者共の大多数や大衆マスコミは本気で信じているのである
この著しい錯覚誤解こそが優生学に対する論理反証を誰も理解しない原因である
本人の意識に関わらず 遺伝的進化によってヒトという種の生物には先天的に人間性が組み込まれていて 自動的自然に知らない間に無意識に人間性が発揮されるかのようなオカルト観念を本気で信じているのである
リチャード:ドーキンスだの山極寿一だの松沢哲郎の大衆人気というのは こうした大衆マスコミのオカルト観念に便乗同調することで獲得しているのである
従来生物学では 冒頭での引用のような擬態に対する間違った遺伝的進化の「説明」をしていたが 実際には毒虫に似た個体の方が捕食されにくかったことで 世代交代を繰り返すうちに毒虫ソックリの姿をした個体への収斂進化の結果でしかない
こうした遺伝的進化に対する論理科学的根拠を伴った説明というのは 実は既に各マスコミでも取り扱ったことはあり 決して私独自の持論などではなく 多くの生物学者や大衆マスコミが論理的に理解していないために正しい知識が広まらず 旧来の遺伝的進化に対する間違った解釈が未だに修正も訂正もされずに傍観放置されているのである
Ende;