脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

沖縄 グルメ情報2

2009年08月18日 | グルメ
これから沖縄に行く人のために、もうちょっとだけ沖縄グルメ情報。

美ら海水族館からの帰り道に名護市というところを通りますが、そこでA&Wというハンバーガー屋を発見。
アメリカのチェーン店ですが、今まで行ったことがなく入ってみました。
大人にはヘビーかなと思いながら入ると、意外とヘルシーな感じのハンバーガーで、飲み物はお代わりし放題!
バーガーもカーリーフライとかもおいしかったです(写真)。
ドライブスルーもスペースが広くて充実してました。
ホームページを見ると、那覇市内や空港にもありましたよ。

空港といえば、空港では天龍というお店でおいしい沖縄料理をたべました。
私のおすすめはイカスミそーめん。最高でした(^^)v
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沖縄 グルメ情報

2009年08月18日 | グルメ
「沖縄に行ったら沖縄そば!」っていうのは普通ですよね。
私もそうです。お店によって色々と味が違って楽しめます。
ところで今回はおいしいカニそばがあるというので、滞在した恩納村のとなり、うるま市に行きました。
高速の石川インターからすぐです。
「石川漁業婦人直売店」という、「婦人服の直売店か?」というような名前ですが、要は漁港の食堂です。
外見は「大丈夫かな」とちょっと不安になるようなお店ですが、これが知る人ぞ知る、カニそばの有名店なのです。
海の家のような店内で待つこと少々。
突如、カニの半身が3つ、どどーんと乗ったそばが登場!
このカニがめちゃくちゃおいしい(^^)。身がしっかりつまってます。
もともとワタリガニが好きなので、私の評価は☆☆☆星三つです。
お寿司もセットにするとついてきて、お値打ちでした。
るるぶにも載っていましたよ。

098-965-3357
うるま市石川石崎2-1
月曜休み 営業時間:11-19時 
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脳梗塞 各分類の診断について

2009年08月17日 | 脳梗塞
脳梗塞の3つの分類は
1)ラクナ梗塞
2)アテローム血栓性脳梗塞
3)心原性脳塞栓
でしたね。
どうやってこれらを見分けるのでしょうか?

まず1)です。これは小さな脳梗塞で、脳の深い部分にできます。
頭部CTや頭部MRIをとれば診断ができます。

次に2)です。これは血管が細くて起きるわけですから、血管を調べなくてはいけません。
重要なのは大動脈から頚部、そして頭の中(頭蓋内)まで全て調べることです。
良くあるのは、頭の中だけを調べて、「よし、異常なし!」と思ってしまうことです。
頚動脈の狭窄が原因として多いことが良く知られているのに、いまだに見逃しがあります。

最後に3)です。原因である心臓をきちんと調べることが重要です。
弁の異常より、不整脈の方が原因として多いことが知られています。
特に問題なのは、「普段は不整脈はないけど、時々出る」というタイプです。発作性心房細動がその代表です。
これを診断するためには24時間心電図(ホルター心電図)をつけて、知らないうちに起きている不整脈をとらえることが必要です。
また脳梗塞を起こした直後は、心臓内に血栓が残っているかどうかを調べることが重要です。
この診断には超音波が威力を発揮します。
次回はそれを詳しくお話しします。

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花火

2009年08月17日 | 閑話休題
昨日は花火を見に行きました。
岐阜は長良川沿いで花火をするんですよ。
すぐ近くに金華山があるので、花火の音が反響して、とてもいい雰囲気なんですよ。
毎年は7月末から8月のはじめにあるんですが、今回は雨で流れて昨日になり、見に行くことができました。
皆さんも、花火見に行きましたか?
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アップルマンゴー

2009年08月15日 | グルメ
先日、アップルマンゴーを頂いて、食べてみました。
おいしい!本当においしい!
上の写真を見ただけで「パブロフの犬」になってしまいます。

マンゴーにもいろいろ種類があるようですが、このアップルマンゴーは確かに「フルーツの王様」というだけのことはあります。
みなさん、食べられたことありますか?
「毎日でも食べたい!」と思うほど、やめられないおいしさです。
ただ、値段がちょっとね...
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脳梗塞慢性期の病態について 心原性脳梗塞

2009年08月14日 | 脳梗塞
脳梗塞の3つめは心原性脳梗塞(脳塞栓)です。

読んで字のごとく、心臓が原因の脳梗塞です。
心臓の弁に異常がある弁膜症や不整脈(とくに心房細動)が原因となります。
心臓内(とくに心耳と呼ばれるところ)にできた血栓が脳に飛んで一瞬で血管を詰まらせるのが特徴で、突然重症の脳梗塞を起こします。
このタイプは以前に説明したラクナ梗塞やアテローム血栓性脳梗塞とはちがい、動脈硬化が原因ではありません。
心臓の中に血栓ができることが原因です。

以上、脳梗塞を起こす三つのタイプについて説明しました。
3つの種類があるわけですから、それぞれ治療法・予防法も違いますが、次回はまずその診断法についてお話しします。

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夏期休暇

2009年08月14日 | 閑話休題
今週は夏期休暇を取らせて頂いて沖縄に行ってきました。
那覇にはこれまで何度か行ったことがあったのですが、今回は恩納村というところにはじめて行ってきました。
写真の真栄田岬ではずいぶん以前にダイビングをしたことがあるのですが、今回は青の洞窟というところで潜らせてもらい、とても感激しました。
写真のように洞窟の中から入り口を眺めると、水の部分が青い!すばらしい。
魚群も濃くて、外へ出るときれいな珊瑚もありました。

ダイビングでもシュノーケリングでも行けるポイントで、多くの人でにぎわっていました。
沖縄本島でもこんなにいいポイントがあるんですね。


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日本脳神経外科学会専門医とは?

2009年08月12日 | 学会/研究会
はまゆうさん、素晴らしいコメントをありがとうございます。
ご指摘の、今回山田先生が合格した「日本脳神経外科学会の専門医」とは何かについて説明します。

我々の所属する「社団法人 日本脳神経外科学会」の専門医認定制度には、
「卒後2年間の研修の後、学会の指定する訓練施設で4年間以上の研修を受けると受験資格ができる」
と規定されています。ですから卒業後7年目が最短の受験資格となります。
ちょっと聞くと簡単そうですが、「学会の指定する訓練施設で4年以上」ということろが厳しい条件です。実質上、本当の脳神経外科医として働いている人以外はまず受けられない、そういう資格です。

しかも受験資格を所得しても、合格率は約60%。この割合が微妙です。
1-2割なら特別な人が取るものという感じがしますし、9割と言われると受からない人は落ちこぼれ?という印象になります。6割というのはこのどちらでもない「微妙」な割合です。過半数が合格するけど、かなり頑張らないと受からない、そういう試験なのです。

大学によってはこれに受かるかどうかでその後の赴任先が決まってしまうという所もあり、「人生をかけた受験」という人もいるわけです。
また、「脳外科は外科だから手術のことだけを勉強する」と思われがちですが、そうではありません。
脳外科は内科や一般外科と同じ「基本診療科」ですから、脳神経に関することはほぼ何でも知っていなければならないのです。
基本的な疾患の診断や診療から、非常にまれな疾患のことまで試験問題になります。ものすごい勉強量が必要です。

私が受験したのはもう10年以上前ですが、大変緊張したのを思い出します。
なにしろ自分の専門分野の試験です。落ちたら、「専門家としてダメ」と判断されるのではないか?そういう恐怖感がありました。
また、自分が受験したのは国立循環器病センターから戻ってすぐですから、「落ちたら国循でお世話になった先生方に合わせる顔がない!」と強いプレッシャーを感じてがむしゃらに勉強しました。
あれほど勉強したのは、後にも先にもありません。それほど専門医試験というのは、重圧を感じる試験なのです。

山田先生は今回その試験に一発で合格しました。
これは本当に素晴らしいことですが、おそらく彼の頭脳の素晴らしさのみならず、受けてきたトレーニングの良さが影響しています。実際、山田先生は脳神経外科に入ってから大学病院でずっと修練を積んできました。
では彼ほどトレーニングのチャンスに恵まれない人はどうしたらいいのでしょうか?中小の市中病院では疾患や診療の種類も限られてしまうので明らかに不利です。

でも私の現在の印象を率直に言えば、「苦労して2-3度受験してから合格してもいい」のです。
「専門医になった」ということは、「土俵に上がった」ということを意味します。
でも土俵に上がってからが大事ですからね。上がること自体が目的ではない。
土俵に上がって、「いい相撲」がとれるようになることが目標なのです。

最後にひとこと。
脳神経外科は肉体的にも精神的にも大変な診療科です。
現在の研修医制度が引かれて最初の頃は、「医者自身の生活の質」を気にする研修医の先生には不人気でした。(そんなことを重視している先生には私自身はかかりたくありませんが...)
でも最近、徐々に「大変でも患者さんの命に直結したことをしたい」と、希望者が増えてきています。
やはり「医師になるのなら命を救いたい!」と思っているんだと知って、ほっとしています。
一人でも多くの人が脳神経外科専門医となり、自らの手で尊い命を救うようになってくれることを願ってやみません。
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専門医合格おめでとう!

2009年08月10日 | 人物紹介
うちのチームの山田清文先生が、日本脳神経外科学会専門医認定試験に合格しました!
受かるとは思っていましたが、本当におめでとう!
臨床に携わりながらの勉強は大変だったと思います。
とくにこの一年間は、臨床研究をまとめて国際雑誌に投稿するなど多忙でしたが、頑張ってくれました。
これからのますますの活躍を期待しています!
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第一回脳血管内治療楽座

2009年08月09日 | 学会/研究会
金曜日に第一回脳血管内治療楽座という会を開催しました。
この会は大塚製薬さんからお話を頂いて自分が企画したものです。

頭を切らない体に優しい治療である、脳血管内手術。
自分がはじめた頃と違って、ずいぶん一般的になりました。
岐阜県内でも多くの施設に専門医が常駐していて、この治療がすぐに行える体制になっています。

しかしどんな治療でもトラブルがつきもの。
この血管内手術も例外ではありません。
トラブルが起きかけた時に、対処法(トラブルシューティング)をどれだけ知っていて実行できるか?
それが、治療の結果に大きく影響します。
知っているだけではダメです。すぐに実行できないと意味がありません。
ですから普段からシミュレーションしておく必要があります。

この会はまず一般的なトラブルシューティングを専門医/非専門医の先生たちと確認すること、さらにそれぞれが知らない方法を知ること、そしてみんなで考えて系統的にまとめるのが目的です。
みんながディスカッションに参加できるように、コの字型のテーブル配置としました。

今回の教育講演は大阪の城山病院で多くの治療を手がけている中澤先生にお願いしました。
その後、自分が実際に居合わせた症例のトラブルシューティングをみんなでstep by stepで考えました。
いいシミュレーションになったでしょうか?
明日からの診療に役立ててほしいです。

カジュアルな服装で気軽に楽しく話し合えるように、そして治療中の「苦」を「楽」に変えられることを目指した、この「楽座」。
年に二度開催し、いずれは症例と対処法をまとめて出版しようと思います。
大塚製薬の方々、担当の高橋さん、お世話になりました。
これからもよろしくお願いします。

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