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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

異変は突然にやってくる

2018-04-06 | Weblog



 電源を入れたパソコンは、確かに今までと比べると格段にパフォーマンス
が良くなった。
立ち上がりデスクトップの表示までが、随分と早くなっているのでこの分の
評価は直に認めたいが、使い慣れた画面を最新とかに勝手に替えられたこと
にはいまだに腹立たしく思っている。
パソコンを立ち上げる度に何度も繰り返す思いである。



 必要なWordのファイルを開き、文章を打ち始めようとしたその時、異変が
起きた。左の腕がなんだかおかしい。
虚脱感というか、脱力感というか、力が入らない。
自分の腕であって、まるで自分の腕ではない、他人の腕のようで、意識とは
違う方向から勝手に伸びてくるような不思議な浮遊感だ。



 幸いしびれはない。
しかしキーボードの上では、その動きは全く機能していない。
動きどころか自由が利かない。
ただ異変は今のところ左の腕だけで、他は全く問題がない。
一瞬しばらく様子を見てみようかとの思いが過ったが、すぐに思い直した。
これは明らかにおかしい。



 文書作成どころではなさそうだ。
直ちにパソコンをシャットダウンし、自ら車を運転し病院に向かう決断まで、
そう多くの時間は要さなかった。



 自宅から5分ほどにところに脳神経外科があり、そこに向かっているのだが、
そのころ左手はハンドルを握っているという感覚は全くなくなり、右手一本で
の運転である。


      (写真:本文とは無関係 岡山市南区・児島湖花回廊・河津桜)

 後から思えば、よく事故も起こさずたどり着けたものだと感心する。
救急車をお願いしてもよかったのだが、この時はとにかく気が急いていた。
実はこの行動がその後の経過に大きな影響を与えることとなるのである。(続)


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