あと残すところ4日・・・・。
この祭典でインドに対する国際的な評価は、
上がったのか?下がったのか?
このイベントは成功なのか?そうではないのか?
私は開催国の人間でもないし、参加国の人間でもない。
全く何の関係もないただの第三者として冷静(多少インドよりか?笑)
かつ客観的にコメントしている。
参加選手やその国の応援団、観光客の印象も聞いてみたい。

スポンサーのハンバーガー屋の販売ブース。
会場内の飲食物の販売はこの店舗のみ。


一番安いベジ・バーガーが60Rs(約120円)は若干高い気がするが、
そのぶんドリンク類が1本20Rs(約40円)と市販価格より安い。
その理由は会場へのコインの持込が禁止されているためである。
定価は15Rs、22Rs、25Rsの物が、
全て一律20Rsで販売されている。
メニューはベジ、ノンベジのハンバーガー、ラップ(巻物)、
コンボセットなどで、60Rs~130Rsほど。
これでは、飲み食い大好きなインド人でなくとも満足できるはずがない。
飲食はこのパラソルで立食か周囲の芝生や植木の柵に座るなどするしかなく、
施設内への持込は一切禁止されてる。


禁止するのは構わないが、その対策が不十分である。
例えば入場時の持込禁止物については、
HPやチケットの裏面には記載してあったが、
あらかじめHPを見ていない人、
チケットを当日会場で購入した人への周知は十分ではない。
入場ゲートで初めて知った人もいるだろう。
観光や何かのついでに立ち寄った人が日傘や水筒、
煙草やライター、
ボールペンや
コインなどは当然持っていると考えられる。
私物は没収でなく一時預かりにするとか、
コインロッカーを設けるとかは必要であろう。
宗教上の理由でスィク教徒が携帯している短剣がOK、
と言うのも納得できない。
テロリストはスィク教徒に変装すれば楽々入場できるではないか。
(スィク教徒に確認した所では、
そう言う場所には持って行かないとの事だったが。)
施設内の飲食を前面的に禁止するのではなく、
観客席での飲食を禁止してその分、
施設内や野外に飲食店やスペースを設けるべきである。
このダメだと言ったらダメ!一切禁止!!
代替案は全くなし。と言う所がインドらしいが、
この考え方に納得できるのはインド人だけだろう。


チケットには水が1本もらえると記載されているのだが、
このシステムもいい加減だった。
まず引換所が解りにくい。それらしい場所に行ってみると、
引換えにはトークンがいると言う。
ではトークンはどこでもらえるのか?解らない。
チケットに引換済のスタンプを押すとか対応できないものか?
結局インド名物のゴリ押しでもらっているインド人を見かけたので、
同じ要領で入手したのだが、引換られたのはコーラだけだった。
それからイベントと言えば必ずあるのが記念グッズであるが、
商売ベタと言うべきか、見当たらなかった。
インドへ来た事がある人ならば解ると思うが、
観光地でしつこいほど付きまとうインド人の客引き、
インド人商人と言えば商魂たくましいイメージがあるが、
なぜに会場でグッズを販売しないのか?
本当にインド人は理解できないところばかりだ。
もうひとつオマケに、施設内(屋内)に、
平和の象徴ハトが自由に飛びかっているのもインドだけだろう。
動物愛護精神なのか誰も捕らえようとはしておらず放置されていた。
これは私が行った3会場全てで見受けられた。
厳しいようだがいろいろな面で国際レベルには達していない。
コモンウエルス・ゲームはインドで初開催だが、
経験のない人々がノウハウもなく準備も不十分なまま、
なんとか間に合わせで行ったと言う感じがしてならない。
死人や怪我人を出さず最後まで無事に終える事が、
最大で唯一のテーマなのかもしれないが、
観客を楽しませる事も考えるべきであろう。
開催する事だけが意義・・・であるならば、
単なる自己満足でしかないし、良い評価は得られないと思う。
≪ 関連記事 ≫ 
コモンウエルス・ゲーム 2010 その①
コモンウエルス・ゲーム 2010 その②
コモンウエルス・ゲーム 初日。
コモンウエルス・ゲームの運営について。
コモンウエルス・ゲーム(自転車競技)
コモンウエルス・ゲーム(ボクシング競技)
コモンウエルス・ゲーム(レスリング競技)
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かつ客観的にコメントしている。
参加選手やその国の応援団、観光客の印象も聞いてみたい。









会場内の飲食物の販売はこの店舗のみ。


一番安いベジ・バーガーが60Rs(約120円)は若干高い気がするが、
そのぶんドリンク類が1本20Rs(約40円)と市販価格より安い。
その理由は会場へのコインの持込が禁止されているためである。
定価は15Rs、22Rs、25Rsの物が、
全て一律20Rsで販売されている。

コンボセットなどで、60Rs~130Rsほど。
これでは、飲み食い大好きなインド人でなくとも満足できるはずがない。
飲食はこのパラソルで立食か周囲の芝生や植木の柵に座るなどするしかなく、
施設内への持込は一切禁止されてる。



例えば入場時の持込禁止物については、
HPやチケットの裏面には記載してあったが、
あらかじめHPを見ていない人、
チケットを当日会場で購入した人への周知は十分ではない。
入場ゲートで初めて知った人もいるだろう。
観光や何かのついでに立ち寄った人が日傘や水筒、



私物は没収でなく一時預かりにするとか、
コインロッカーを設けるとかは必要であろう。
宗教上の理由でスィク教徒が携帯している短剣がOK、
と言うのも納得できない。
テロリストはスィク教徒に変装すれば楽々入場できるではないか。
(スィク教徒に確認した所では、
そう言う場所には持って行かないとの事だったが。)

観客席での飲食を禁止してその分、
施設内や野外に飲食店やスペースを設けるべきである。
このダメだと言ったらダメ!一切禁止!!
代替案は全くなし。と言う所がインドらしいが、
この考え方に納得できるのはインド人だけだろう。



このシステムもいい加減だった。
まず引換所が解りにくい。それらしい場所に行ってみると、
引換えにはトークンがいると言う。
ではトークンはどこでもらえるのか?解らない。
チケットに引換済のスタンプを押すとか対応できないものか?

同じ要領で入手したのだが、引換られたのはコーラだけだった。

商売ベタと言うべきか、見当たらなかった。
インドへ来た事がある人ならば解ると思うが、
観光地でしつこいほど付きまとうインド人の客引き、
インド人商人と言えば商魂たくましいイメージがあるが、
なぜに会場でグッズを販売しないのか?


平和の象徴ハトが自由に飛びかっているのもインドだけだろう。
動物愛護精神なのか誰も捕らえようとはしておらず放置されていた。
これは私が行った3会場全てで見受けられた。

コモンウエルス・ゲームはインドで初開催だが、
経験のない人々がノウハウもなく準備も不十分なまま、
なんとか間に合わせで行ったと言う感じがしてならない。
死人や怪我人を出さず最後まで無事に終える事が、
最大で唯一のテーマなのかもしれないが、
観客を楽しませる事も考えるべきであろう。
開催する事だけが意義・・・であるならば、
単なる自己満足でしかないし、良い評価は得られないと思う。


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