バラナシと言う街、その②。

ゴウドウリアー交差点からダシャシュワメード・ガートへ向かう、
観光の中心部では、日本語を話す人間が多かった。
英語で話しかけてくる人も多かった。
その大部分は嘘つきと詐欺師である。

「どこ行くの」「××はこっちだよ。」と言って
全く違う路地へ案内する。ついて行かなかったが、
間違いなく土産物屋に連れ込まれるだろう。

　良い人と悪い人を見極める事は難しい。
特に旅行者であれば痛い目に遭わないためには、
全てを無視する以外に方法はない。

私の経験では良い人は口数が少ない。
こちらの質問に答えだけを返す。
逆にペラペラと饒舌によくしゃべる人間には悪人が多い。

ゴウドウリアー交差点からダシャシュワメード・ガートへ向い、
右手（上流）のベンガリー・トラ周辺には、それほど悪人はいない。
ダシャシュワメード・ガートから下流のヴィシュワナート寺院に向かうエリアは、
嘘つきと詐欺師の人口が非常に高い。
要注意エリアである。

ヤツラは英語や日本語で、こちらが聞いてもいない話をしながら、
５００ｍ以上延々と付きまとう。
私がヒンディー語で「黙れっ」と言ったら、
驚いた顔で立ち止まり、いなくなったけどね。

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