カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

レジデンシー(総督代理公邸)。

2014年12月15日 22時35分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
1800年に建てられた英国総督代理の公邸。
1857年5月10日に起きた「第一次インド独立戦争(セポイの反乱)」の舞台。
 私達は社会科でセポイの反乱と習ったが、
反乱を起したのはセポイ(傭兵)だけではないとの事から、
現在では「インド独立戦争」又は「1857年インド大反乱」などとも呼ばれている。

 入場料は外国人100Rs、インド人5Rs。
納税者カードを提示して5Rsで入場。
この門の外の右側に入場券売り場がある。
門は閉まっており、右側の通用口の様な所から入場。



さらに門があるのだが閉まっており、左右外側から内部へ入る。

 

反乱の原因は、1600年代から続いたイギリスの支配に対する感情と、
銃の弾薬の包装紙に牛と豚の油が塗られいるとの噂に対し、
牛を神聖なものと考えるヒンドゥ教徒と、
豚を不浄のものと考えるイスラム教徒からなるインド人傭兵達(セポイ)が
宗教的な侮辱と受取ったため。これに商人や農民も加担し反乱を起した。

建物の中に3000人が日間立てこもったが、
最終的にはイギリス軍によって救出された。
その後は廃墟となり現在は政府管理の公園となっており、
無数の弾痕を残したままの当時の建物、モスク、博物館、墓などがある。

 

ベガム・コティと言う古びたモスクとキリスト教式の墓。

 

大砲が置かれているのは博物館。
博物館に入るためには荷物を預ける必要があるが、
中には大した展示物はない。

 

ラクナウの見所はこのレジデンシーとバーラー・イマーム・バーラーの2箇所。
あとは好みの問題だが、だいたい1泊2日で堪能できる。

 ≪ 関連記事 ≫ 

バーラー・イマーム・バーラ①。
バーラー・イマーム・バーラ②。
バーラー・イマーム・バーラ③。
チョーター・イマーム・バーラとルーミー・ダルワーザと時計塔。

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