カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

(ご禁制か?)自家製酒。

2019年12月06日 21時59分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA

マニプル州とナガランド州はドライ州(禁酒州)である。
当然であるが酒屋はないしレストランでもアルコールは提供されていない。
(そう言う事になっている。)

 
 
私はデリーにある2州のレストランに行っているが、
ライス・ビールと言う名前の酒がある事を知っていた。
韓国酒のマッコリに似た酸味のある白い濁り酒であるが、
お酒に弱い人なら酔うかもしれないが、アルコール度数はあまり感じられなかった。
不味くはないが・・・他に飲む物があるなら、
あえてライス・ビールを飲まなくてもいいかなぁと言う感じだ。
 
ガイドさん曰くマニプル州からナガランド州へ向かう道すがら、
自家製酒(密造酒?)が買えると言う事で話のタネに寄ってみたのだった。

 

普通の商店である。
ペットボトルに入った飲料が店頭の台の上に並べられている。
「えッ???」透明なペットボトルに入っているのは水・・・
と思いきや、これが酒との事。1リットルで100Rs(約160円)。
商品名のラベルは張られていないけどちゃんと密閉されていた。
水の空きペットボトルに酒を入れているのではなく、
ちゃんとどこかで製造しているようだ。

透明な酒はラベルがなく・・・米から造っているので日本酒風であるが、
日本酒のような風味はない。もろアルコール。まぁ酔えばいいのかぁ。
頭が痛くなりそうだったので舐めただけにしたが、
やはりあまり人気がなく(笑)行きがけに買ったのに帰りまで残ってしまい、
最終的にはガイドさんに進呈した。

 

他にもいろいろあるらしく(笑)黄色の濁ったのはパイナップル酒で甘め。
紫色のはナガ・ライスと言う赤飯の様な色をした米から造ったどぶろくで、
これがかなり旨かったので、一人占めして飲んだ。
まぁ他の人には人気がなかっただけだが。
アルコール度数は低めなのでそれほど酔わなかった。

酒の製造は違法であるが警察も黙認しているそうだ。
なお、州外に持ち出そうとすると帰りのインファール空港で取り上げられる。
私の荷物の中に水のボトルが入っていたのだがX線検査で引っかかった。
荷物を開けられて水のボトルである事を確認された。要注意。

コメント
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