WBO世界ライト・フライ級チャンピオン WBO世界同級2位
ジョナサン・ゴンザレス(プエルトリコ) 岩田 翔吉 (帝拳)
26勝(14KO)3敗1分1無効試合 9勝(6KO)
アマチュア出身で老獪なゴンザレス選手に、
10戦目の岩田選手がどう戦うか。この試合の勝者と
寺地選手VS京口選手の勝者が統一戦を行う事になるかもしれない。
写真右側:黒色のトランクスがゴンザレス選手。
写真左側:カーキ色のトランクスが岩田選手。
1ラウンド:岩田選手が右ストレートから飛び込む。
ゴンザレス選手は良く見て左にサークリング。岩田も冷静に
右ストレートを上下に散らす。
(ゴンザレス選手:9-10:岩田選手)
2ラウンド:岩田選手が前に出る。ゴンザレス選手は回りながら
ワンツー。ゴンザレス選手が岩田選手をコントロールしている。
バッティングでゴンザレス選手が倒れインターバル。
(ゴンザレス選手:10-9:岩田選手)
3ラウンド:追う岩田選手、かわすゴンザレス選手だが、
岩田選手がコーナーに詰めて右ボディ。ゴンザレス選手は、
バッティングで右目の上をカット。
(ゴンザレス選手:9-10:岩田選手)
4ラウンド:岩田選手が前進して右ボディアッパーが有効。
ゴンザレス選手は前に出るがバッティングとローブローを
アピールする。効いているのをごまかしているのか印象が悪い。
(ゴンザレス選手:9-10:岩田選手)
5ラウンド:岩田選手が左ジャブから右ボディ。ゴンザレス選手が
ガードを固め前に出て来るが、岩田選手の左ジャブから右ボディ。
(ゴンザレス選手:9-10:岩田選手)
6ラウンド:ゴンザレス選手が前進する。岩田選手のワンツー、
右ボディと良い攻撃。
(ゴンザレス選手:9-10:岩田選手)
7ラウンド:ゴンザレス選手がガードを上げて前進しワンツー、
右フック。岩田選手が下がる。ゴンザレス選手の左ストレート。
(ゴンザレス選手:10-9:岩田選手)
8ラウンド:岩田選手が前進、ゴンザレス選手がサークリング。
岩田選手の右ボディ、ゴンザレス選手の左ストレート。
岩田選手がコーナーに詰めるがゴンザレス選手が回り込み連打。
(ゴンザレス選手:10-9:岩田選手)、
9ラウンド:ゴンザレス選手が前に出るが逆に岩田選手が
ロープに詰めボディ連打。ゴンザレス選手が左フックから
ボディと逆襲。
(ゴンザレス選手:10-9:岩田選手)
10ラウンド:ゴンザレス選手が左フックから前進し右フック。
岩田選手が追うとゴンザレス選手は上手く当てながら回る。
(ゴンザレス選手:10-9:岩田選手)
11ラウンド:ゴンザレス選手が足を使い回る。当てては回る。
岩田選手が追いかけるが手が出ない。ゴンザレス選手の右フック。
回っては当てる。当てては回る。岩田選手は追いつけない。
(ゴンザレス選手:10-9:岩田選手)
12ラウンド:岩田選手が前に出る。ゴンザレス選手は当てて逃げる。
岩田選手のパンチは空を切る。コーナーに詰めるがかわされて、
ゴンザレス選手は上手くクリンチに逃げる。
(ゴンザレス選手:10-9:岩田選手)
私の採点では115-113でゴンザレス選手の逃げ切り。
前半は岩田選手がボディ攻撃で倒し切るかと思ったが、
後半はゴンザレス選手の上手さに翻弄された。
公式採点はアメリカの3人。タブダサンが117-111、
ラッセルとレイジェスが116-112、3-0で
ゴンザレス選手が防衛した。