ウィルソン博士とは誰か。
アーネスト・ヘンリー・ウィルソン(1876~1930年)は
イギリスのプラント・ハンターである。
プラント・ハンターと言うのは17~20世紀にかけて、
ヨーロッパにあった職業で食料などになる有用植物や観賞用の新種を求め、
世界中を探索したらしい。
ウィルソン博士が屋久島に来たのは1914年で、
ウィルソン株と名付けられた屋久杉の切り株を発見した。
一行は切り株の周りで宿泊したそうだ。
そのウィルソン博士の功績を称えた碑が宮之浦にある。
地図を頼りに行くとこの看板がある。
左側の坂を上って行くと屋久島オーシャン&フォレストホテルが建っている。
さてはホテルの中にあるのかと思ったのだが・・・
そんなはずもなく、やはり地図を頼りに(頼りにならんけどな、笑)
駐車場の先の小道を恐る恐る入ってみた。
何の看板もない・・・・。
階段を上る。低木が茂っている。この向こうに??
・・・・あった!
切り株型の顕彰之碑があった。鳥居をくぐると
木魂が祀られていた。
実はウィルソン株の中にも同じようなものがあったのだが、
写真に撮ったらえらくボケていたので載せなかった。
思い切って載せてみる。
笑。
顕彰之碑も天井は空いているのだが、
残念ながらハート形ではなかった。
あれは自然がなせる業であるから、将来的にはなくなるだろう。
いろんな角度で狙ってみたけど。爆。
ウィルソン株の中はハート形になっている。
どこから写せば良いのかは行ってみてのお楽しみ。
ウィルソン博士は屋久杉以外にも2000種類ほどのアジアの植物を
ヨーロッパに紹介している。