サールナートはウッタル・プラデシュ州のバラナシから、
北に10Kmほど行った所にある。
悟りを開いた仏陀は共に苦行した五人の沙門に説くべく、
ブッダガヤからサールナートへと向かった。
五人はブッダガヤで釈迦が村娘スジャータから乳粥の施しを受けた事で、
釈迦が苦行を止め堕落したと思い釈迦の元を去っていた。
最初は仏陀を蔑んでいた五人だったが説法を聞き悟りを開くに至った。
説法を行った場所にはダメーク・ストゥーパが建っている。
この場所をは鹿が多く住んでいたので鹿野苑と言われている。
この後、バラナシの長者ヤシャスが6番目の弟子となり、
火神アグニを信仰していた三迦葉とその信者も改宗し、
1000人を超える教団となっていった。
そしてマガタ国の都であったラージャグリハ、
(現在のビハール州ラージギル)へ向かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます