インドでは2020年3月24日より、
コロナ・ウィルス対策として外出禁止令が出ている。
従ってこの記事はそれ以前に訪問したものである。
仏陀が生みの母マーヤに会う為に天界に昇り、
降りて来た場所と言われているサンキッサ。
通常、仏跡と言われる場所には各国の寺院が立ち並んでいる・・・
のが普通である。サンキッサ以外の7ヶ所には、
日本、タイ、ミャンマー、中国、カンボジア、バングラデシュ、
スリランカ、ブータン、チベット、ベトナム、韓国・・・、
などの寺院があった。
サンキッサの仏跡は小さかったが、
ちょうどお昼時だったので、周囲にお坊さんの姿があった。
調べてみると、日本寺、ミャンマー寺、カンボジア寺・・・。
3軒のみだった。
昼食をとったホテル・ロイヤル・レジデンシーの隣に、
日本寺があった。ホテルの人に聞くと、
ホテルの敷地からは入れるそうだった。
ホテルの庭の建物かと思ったら、
これが日本寺と言う事だった。
ちなみに道路側から見るとこんな感じ。
誰もいなかった・・・。
中に入ってみると、左手に銀の仏像が入ったケースがあった。
左側の中央には塔があり上に仏像がある。
マーヤの前に生まれた釈迦が立っており、
天上天下唯我独尊、と天地を指している。
今までインドのいろんな場所の日本寺へ行ったが、
この塔と仏像は初めて見た。
右側にはご本尊様だが立像である。
これも珍しい。大理石の台座である。
恐らくインド各地にある日本寺は、
だいたいが日本山妙法寺であるが、
ここの寺院は違う系列だからであろう。
日本山妙法寺とも書いてないし、
建物も仏像も趣が異なっている。
この地へ来る人は隣のホテルに宿泊するため、
住職も僧侶もいないのであろう。
表から入らずホテルの敷地から入る方が簡単である。
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