インドの神様の話をしている時に、
たびたび出てくるのが「乳海攪拌」である。
≪ 乳海攪拌にちなんだ記事 ≫
【インドの神様】 ~ ラクシュミー女神 ~
【インドの神様】 ~アイヤッパン神~
【インドの神様】 ~マナサー女神~
では「乳海攪拌」とは、一体なんぞや
ある時に、神々の威光を脅かす魔神達(アスラ)が、
天界を荒らし始めた。どうしたものか?
と神々はヴィシュヌ神に助けを求めてきた。
ヴィシュヌ神は不死の霊水(アムリタ)を得るしかないと答えた。
そしてそれは、大海を乳色に化して攪拌することによって、
得られると結論づけたのだった。
まず世界中から薬効に優れた植物と種が集められ、
大海に投入された。次に巨大なマンダラ山を引き抜いて、
攪拌棒にした。この攪拌棒に地下世界に住むヴァースキ龍を
巻きつけて神々とアスラが両側から交互に引っ張り合い、
かき回した。
この時にヴァースキ龍が猛毒を吐き、
世界を滅亡させそうになったので、
シヴァ神が毒を飲み干したと言われている。
(絵の右上がマンダラ山。巻きつけたヴァースキ龍を
左右からアスラと神々が引き合っている。
左側がヴィシュヌ神、マナサー女神が
毒を飲み干したシヴァ神を介抱している。)
やがて攪拌が進むと、マンダラ山の動物と海中の生物の多くが、
死んで海中で溶け合い乳色に変わった。
すると海中から神秘的な宝物が産まれた。
願ったもの全てを生む聖牛、月の様に輝く白馬、
4本の牙を持つ聖象、天女アプサラ、ラクシュミー女神、
絶妙な味わいの酒を造る女神、
天界に茂る霊験あらたかな樹木、そしてアムリタ。
しかしアスラが、アムリタを奪ってしまった。
その時ヴィシュヌ神はモーヒニーと言う
この世のものとは思えない絶世の美女に化身して、
アスラをたぶらかし、アムリタを取り戻した。
アムリタを手に入れた神々はアスラを倒し、
平和を取り戻したのだった。
と言う事で「乳海攪拌」は、
いろんな遺跡のモチーフになっているのだ。
たびたび出てくるのが「乳海攪拌」である。
≪ 乳海攪拌にちなんだ記事 ≫
【インドの神様】 ~ ラクシュミー女神 ~
【インドの神様】 ~アイヤッパン神~
【インドの神様】 ~マナサー女神~
では「乳海攪拌」とは、一体なんぞや
ある時に、神々の威光を脅かす魔神達(アスラ)が、
天界を荒らし始めた。どうしたものか?
と神々はヴィシュヌ神に助けを求めてきた。
ヴィシュヌ神は不死の霊水(アムリタ)を得るしかないと答えた。
そしてそれは、大海を乳色に化して攪拌することによって、
得られると結論づけたのだった。
まず世界中から薬効に優れた植物と種が集められ、
大海に投入された。次に巨大なマンダラ山を引き抜いて、
攪拌棒にした。この攪拌棒に地下世界に住むヴァースキ龍を
巻きつけて神々とアスラが両側から交互に引っ張り合い、
かき回した。
この時にヴァースキ龍が猛毒を吐き、
世界を滅亡させそうになったので、
シヴァ神が毒を飲み干したと言われている。
(絵の右上がマンダラ山。巻きつけたヴァースキ龍を
左右からアスラと神々が引き合っている。
左側がヴィシュヌ神、マナサー女神が
毒を飲み干したシヴァ神を介抱している。)
やがて攪拌が進むと、マンダラ山の動物と海中の生物の多くが、
死んで海中で溶け合い乳色に変わった。
すると海中から神秘的な宝物が産まれた。
願ったもの全てを生む聖牛、月の様に輝く白馬、
4本の牙を持つ聖象、天女アプサラ、ラクシュミー女神、
絶妙な味わいの酒を造る女神、
天界に茂る霊験あらたかな樹木、そしてアムリタ。
しかしアスラが、アムリタを奪ってしまった。
その時ヴィシュヌ神はモーヒニーと言う
この世のものとは思えない絶世の美女に化身して、
アスラをたぶらかし、アムリタを取り戻した。
アムリタを手に入れた神々はアスラを倒し、
平和を取り戻したのだった。
と言う事で「乳海攪拌」は、
いろんな遺跡のモチーフになっているのだ。
>取り除いたその毒を様々な生物に分け与えた
>為、毒蛇や毒虫が現れたとされている。
私は納得しましたが・・・(^^ゞ
マナサー女神の話は初めて知りました
実は・・・私も始めて存在を知りました。
たいへん失礼しました。