カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの宮殿】 ~ ジャル・マハル ~(ジャイプール)

2020年02月14日 22時14分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

ヒンディー語で水の宮殿と言う意味のこの宮殿は、
18世紀にマハラジャ・ジャイ・シン2世によって、
鴨狩りを行う為に建てられた夏用の宮殿である。

このマン・サガール湖は人造湖で23.5㎢。
宮殿はなんと5階建てで、ほとんどが水中にあるらしい。 


対岸にあるトライデント・ホテルに宿泊したのだが、
レイクビューと言えども部屋からはこの程度にしか見えなかった。
仕方なく道路を渡って近くまで行ってみた。

 
朝焼けと湖面に立ち込める水蒸気に浮かぶ神秘的な姿。


アップだとこんな感じ。
屋上が庭園になっている。
なお残念ながら入場はできない。

 

これはやや鮮明な別の時の写真。

アンベール城に向かう途中で立ち寄ると良い。
上部はアンベール城から見た湖の中のジャルマハル。

周辺にはお土産物屋や屋台など出ているので、
ちゃんと値切って買う事。
あまり見かけなくなったコブラ使いがいる事もあるが、
写真を撮る時はお金を支払う。50Rs程度。

 

 

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ジャイプルのバー ~ ポロ・バー ~(ランバーグ・パレス・ホテル) 

2020年02月13日 21時50分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

ランバーグ・パレスにあるバーである。
ポロはインドが発祥であり、マハラジャも興じたと言う。

 
ポロのスティックが飾られたドアを開ける。

            

住 所:Taj Rambagh Palace, Bhawani Singh Road, C Scheme,
      Jaipur, Rajasthan, India 
電 話:91-141-2211919
予 算:800Rs~

<食したメニュー>

オールド・モンク 500Rs(約円)


ビールなど500Rs~と良心的。
カクテルが有名らしいけど。

<店内の雰囲気>

私達以外に誰もいなかった。
みんなどこで飲むんだろう、部屋かしら。

  

現代は馬に乗ってやるけど、昔は象に乗っていたとも聞く。
象の方が動きがゆっくりだけど背が高いから、
スティックが長くなる。どちらが難しいかなぁ。

中央に噴水が・・・。

<感想と評価>

 

レストランでしこたま食べた後なので、
オツマミは軽くナッツのみ。

私はオールド・モンクとのコーラ割り。
キューバ・リブレ。
ラム酒は低俗な酒と言われているけど、
インドを代表する最高級ホテルのバーにはあった。
何処で飲んでも同じ味。 

 評価は○(何事も経験。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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今日のカレー(No.409) ~スワルナ・マハル~(ランバーグ・パレス・ホテル)

2020年02月12日 21時51分59秒 | カレー / CURRY

黄金の宮殿と言う名前の
ランバーグ・パレス・ホテルのメイン・ダイニングである。
何泊もする(できる)のであれば他の選択肢もあるが、
一泊でしかも一生に一度であれば
やはり一番上等なレストランを選ぶべきであろう。

そしてインドなのでインド料理を食べるべきである。

            

住 所:Taj Rambagh Palace, Bhawani Singh Road, C Scheme,
       Jaipur,  Rajasthan, India
電 話:91-141-2211919
予 算:1500Rs~

<食したメニュー>

ターリー 5500Rs(約8490円)、
グローバー赤ワインボトル 7000Rs(約10800円)

<店内の雰囲気>

フィレンチェのフレスコ画が描かれている。
照明が落とされ昼間とはうって変わって重厚な雰囲気である。
レストランの格を考えて夜はドレッシーな服装が基本。

 

 

黄金の宮殿と言う名前にふさわしく全てが輝いている。

<感想と評価>

 

インド産グローバー社の赤ワイン、2015年産。
厳選されたフランスのオーク樽で15カ月熟成され、
年間500本しか生産されない結構いいワインらしい。
ワイン通でないので・・・・よくは知らんけど。

えびせんチップスとパパド。マハラジャも食べたのか、
高級ホテルでもオツマミはこの程度か・・・。

タンドリー・海老とケバブ。海老が美味しい。


正面から時計回りにタンドリー・ローティ、サラダ、
マトンカレー、ジャガイモのカレー、ヒヨコマメのカレー、
ほうれん草のカレー、ダール・カレー、ライタ、
中央にホウレン草のロティ。そしてスチーム・ライス。

 

同行者が物凄く美味しかったと言うマトンカレーであるが、
私はマトン好きでないので・・・なんとも・・・。


夢を壊すようだが・・・料金のほとんどは雰囲気料金である。
ターリーの原価は知れている。材料費に多少の違いはあれど、
街食堂で食べるか金色の宮殿で食べるかの違いかと。

フィンガー・ボウルにもバラの花が浮かんでいた。

 
デザート・・・手前はクルフィ、後は??コーヒー。

決して不味くはないが5500Rsと言われると・・・。

 評価は○(マハラジャ気分になる料金。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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【インドの宿泊施設】 ~ ランバーグ・パレス ~(ジャイプル)その④

2020年02月11日 21時56分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

ランバーグ・パレスは朝食も豪華だった。

メイン・ダイニングであるスワルナ・マハルで食べる。
ここではゲストはみんなお姫様様である。
こんな宮殿で朝ごはんはたぶんもう二度とないなぁ。
それにしても天井が高い。


バイキングとメニューからアラカルトで注文できる。

フルーツはバイキング・メニューからいただいたが、
インドでは見た事がないようなランブータンや、
パッション・フルーツ、赤いドラゴン・フルーツもあった。

四人だったのでいろんなメニューが注文できて良かった。
一人じゃこうは揃わない。

 

フレンチトーストやパンケーキも上品。
もちろん私がパンケーキを注文しましたが、何か?
ブルーベリーざます。

 

エッグ・ベネディクト。

この宮殿に連泊する事のできるお金持ちが
どのくらいいるのか知らないけれど、
毎日食べても飽きないくらいのメニューが揃っている。
流石はインドが誇る宮殿ホテルである。

蛇足だが・・・前年の宿泊者は、朝ごはん食べ過ぎて1日中、
お腹が空かないっていってたけど、
まぁ確かについつい食べ過ぎちゃうのは解るが、
彼女たちがお腹が空かなかったのは、
便秘だったからで、今回の四名はみな快食快便じゃったわ。
なので昼はつまむ程度でも夜はちゃんと食べっとったわ。
良い事である。健康、健康。

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【インドの宿泊施設】 ~ ランバーグ・パレス ~(ジャイプル)その③

2020年02月10日 22時24分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

宿泊した次の朝、宮殿の建物の周りを散策した。
前回は宿泊客のふりをしていたのだが、
今回は宿泊客なので堂々と。(笑)

 
冬だったせいか日の出の頃は誰もおらず・・・
こんな足跡が無数に続く・・・・


主は・・・百羽以上飼われているインドの国鳥孔雀。

近づくと孔雀は逃げてしまうのだが。

 

さすが宮殿、敷地が広い~。

客室の方へ回ってみる。

再び宮殿の正面に戻る。

宮殿に向かって右側には蒸気機関車を利用したレストランがある。
昔、恵比寿にあったSLビヤガーデンを思い出した。
まぁ若い人は知らんな。



宮殿の左側にはガレージがある。
前回はビンテージのオープンカーに乗せてもらったんだけど、
今回はなかった。

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【インドの宿泊施設】 ~ ランバーグ・パレス ~(ジャイプル)その②

2020年02月09日 21時30分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

ランバーグ・パレスはジャイプルの宝石である。
一番安い部屋でも一泊10万円ほどする。
建物は3階建てで上の階の方が部屋が広く豪華である。

 
一番下の階の10万円の部屋でも十分に広い。
でも専用のお庭がついている。

今回泊まった部屋へとご案内しよう。

まずはフロントから開放感のある廊下を通って
下の階へと降りて行く。そして進んで行く。

 

玄関部分、ドアにかかっている赤い紐は「起こさないでください。」
緑の紐は「掃除してください。」の意味。
このライトの乗っている家具に中には冷蔵庫や、
ポットやらスナック類が入っていた。

 

バスルームの手前にはクローゼット。

 

バスルームも広々~。
バスタブにはバラの花が浮かべられている。
バスタブとは別にシャワールームもある。

  
 

スゥイート・ルームである。
貧乏バックパッカーの私は持て余してしまうのであった。

 

もちろんアメニティも充実しており、
お持ち帰り用のボディー・ローションまであった。

 
ルームキーは普通のカードキーだが、
本当の鍵はこちら。
  

私達の部屋はこの建物の一階部分にあった。
専用のお庭もある。
  

最上階にも行ってみた。

 

ドアとドアとの間隔が広いのは部屋が物凄く広いと言う事である。
専用の中庭もあるようで・・・・
テラスもゆったり~。

マハラジャの名前がついた最上級の
サワイ・マン・シン・ルームの鍵も凄いわ。
実際に使えるのかどうかは解らないけれど。

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【インドの宿泊施設】 ~ ランバーグ・パレス ~(ジャイプル)その①

2020年02月08日 22時02分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

ラジャスタン州の州都ジャイプルには、
本物のマハラジャが使っていた建物を改装した3つの宮殿ホテルがある。
1727年に建てられたラージ・パレス、
1759年に建てられたジャイマハル パレス
そして1835年に建てられた「ジャイプルの宝石」と呼ばれる、
ランバーグ・パレスである。

やはり日本から旅行に来る人は一度は泊ってみたいようで、
2年連続でオーダーが入った。しかも3名様。
このホテルは1部屋2名までトリプルの利用はできないので、
2部屋と言う事になるが、インドの場合、
部屋料金は1人でも2人でも同じ。これはもったいない。
と言うわけで・・・私も宿泊する事になった。
前年に偵察しているので勝手知ったる他人の宮殿ホテルである。

今回は見るだけではなく、じっくり堪能できると言うわけだ。
1泊約10万円・・・短時間の滞在ではもったいないので、
夕方チェックインした後はホテルで過ごし、
翌日もチェックアウト時刻までのんびりしたのだった。

今回は初めから終わりまで「ランバーグ・パレス」の魅力と
過ごし方を長編でお送りする。

 

まずはご一行様、ホテルにご到着である。
この入口を入る。

前年の経験を踏まえて・・・到着時に記念撮影があるのを知っていたので、
全員がインド服で撮影のフレームに収まった。

 

チェックインの間、フロントのソファーでくつろぐ。。
セレブは慌ててはいけないのである。
ピンク色のウエルカム・ドリンクはライチ。
前年も同じだったので決まってるようだ。
ちなみにこのコースターは部屋にもあり、
チェックアウトの際に写真と一緒にプレゼントされる。

  

チェックイン手続きが終わると専属のスタッフによって、
宮殿内を案内される。(あえてホテルではなく宮殿と書く。)

 
ロビーを抜けるとお庭。
ここでお茶やお食事、お酒もいただける。
レストランとバーは別途ご紹介する。

その先は客室となるが中庭がある。
宮殿は3階建てで上に行くほど広く豪華なようだ。
また部屋は3部屋しか見ていないがそれぞれ間取りが違うようだ。

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ジャイプルのレストラン ~ ジャル・マハル ~(トライデント・ヒルトン・ホテル) 

2020年02月07日 21時48分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

宿泊したトライデント・ホルトン・ホテルの1階にある。
ホテルの向い側に見える湖に浮かぶ宮殿の名前がついた、
レストランである。

日本人はインド料理が続くとやはり厳しいようで、
この日はイタリアンにしようと言う事になった。

ホテルの周りにレストランはないし、
もっともいいホテルだとホテル内で全てが済むようにできている。

            

住 所:Trident Jaipur, Opposite Jal Mahal, Amer Road,
       Jaipur, Rajastan, India
電 話:91-141-2670101, 2670303
予 算:800Rs~

<食したメニュー>

ハイネケン・ビール小瓶 650Rs(約990円)、
カルボナーラ、ペンネ・アラビアータ、マルゲリータ・ピザ
 上記3品で3,475Rs(約5,280円)

朝食 850Rs(約1,290円)

<店内の雰囲気>

このホテルのメインダイニングである。
広々とした明るい店内には外国人が多い。

<感想と評価>

まずはビールだけど・・・・。
これもインドビールじゃない方が良いとの事でハイネケン。

まぁインドでアルデンテは期待してはいけない。
アグラのトライデント・ホテルのスパゲッティも柔らかかったし。

アラビアータも同様だが、辛くないなぁ。



マルゲリータであるが、やはり・・・・
マルゲリータを知らない人が作っているのだろう。
トマトとモッツアレラ・チーズとバジルのかけらもなかった。

デリーのイタリアンレストランはパスタ以外はイケてるのだが、
やっぱりラジャスタン州では期待できない。

こちらは朝食のブッフェ。ご覧の通りパンはイマイチ。
ハムとソーセージがあっただけ良かった。
素直にインド料理にした方が無難。

 評価は○(インドではインド料理。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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【インドの宿泊施設】 ~ トライデント・ヒルトン・ホテル ~(ジャイプル)

2020年02月06日 22時24分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

今回ジャイプルには2泊したのだが、
同行者のたっての希望により1泊はランバーグ・パレス、
もう1泊は早朝にアンベール城の象にのるために、
近隣にあるレイクビューのこのホテルを選んだ。

私はホテル派ではないので・・・・
高級ホテルには全く興味がないのであるが、
同行者の希望とあれば希望を叶えるのが使命である。

さて、このホテルはジャイプルの中心からアンベール城に向かい、
ジャル・マハルの正面のある宮殿のような建物である。
低層階のホテルなのでレイクビューではあるがクリアには見えなかった。

 

 

ホテル内は全体的に白を基調としており、
明るい雰囲気で清潔感があった。
ロビーで振る舞われたウエルカムドリンクはなんか甘茶のような・・・。

 

長ーい廊下にはビリヤード台があった。

 

ほどよい広さの部屋。

 

冷蔵庫の中身がガッカリ・・・・。

バスタブがあったのだが・・・
長身の人に合わせてあるのか161Cmの私では、、
寝ても余るほど長かった。いかんよ、溺れてしまう。
アメニティはカーマ社製。

前日にランバーグ・パレスに泊っているので、
見劣りしてしまうが、料金が5分の1なので仕方がない。
1泊11,000Rs(約16,700円)
朝食は別で850Rs(約1,300円)。

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アノーキー・ミュージアム(ジャイプル)。

2020年02月05日 21時42分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

日本でも有名なインド服のブランドは、
ファブ・インディアとアノーキーだろう。
私は長らくファブ・インディア派であったが、
ここ10年で値段がかなり上がったので最近は買えない。
アノーキーは、私の嗜好に合わないので1枚しか持っていない。
デザインは良いのだが似合わないのである。
以前はアノーキーの方が高かったが最近は同じくらいの値段である。

さて、アノーキーと言えばブロック・プリント、
ブロック・プリントと言えばラジャスタン州が本場である。
ラジャスタン州の州都ジャイプルの近郊に、
サンガネールと言う村があり、ここには職人がたくさんいる。

ジャイプルのアンベール城の近くにアノーキー・ミュージアムと言う、
アノーキーがやっているブロック・プリントの博物館がある。
入場無料かと思ったら・・・有料じゃったわ。80Rs(約120円)。

古い館を改造しているようで、中はブロック・プリントの歴史や、
いろいろな作品や工具が展示してあり、
店頭にはカフェもあるし、中にはお土産物屋もある。
見所満載なので、ブロック・プリント好きにはたまらないかも。
私は布地には興味ないけど面白かった。

 
自分で言うのもなんだけど・・・
本当に布地には興味がないようで写真が一枚もなかった。

 

最上階では職人たちが実演しており、
希望があればブロック・プリントの体験もできる。

  

少し心づけを渡した方が良いようで、
それを目当てで・・・やってみるように言われる。
自分がブロックを押した布切れはもらえる。

  

毎日サンガネール村から通ってきているって言ってたが、
かなり有名な職人のようだった。

アノーキーのファン、布地が好きな人、
ブロック・プリントに興味がある人は行くべきところだろう。

店頭にはカフェも併設している。

 

 

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アンベール城の象のタクシー。

2020年02月04日 22時22分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

ラジャスタン州の州都ジャイプルの中心部から、
北東11Kmにあるアンベール城は16世紀に建設された。

そもそもはラージプート族のカチワー家が、
この地にアンベール王国を築いた。
1592年頃からもともとあった城に、
マハラジャ・マン・シンが大規模な増築を開始し、
1792年にジャイ・シン2世がジャイプルに遷都するまで、
この地にマハラジャが居住していた。

この城の名物は「象のタクシー」である。
城の麓から、マハラジャ気分で象に乗り城まで登って行く。

インドと言えば象~!!
と言うわけで私的にはかなりミーハーなアトラクションだと思っていた。
でもやはり旅行者は乗りたいようで・・・・
今回、初めて象に乗るためにわざわざ1泊して早朝アンベール城へ向かった。

象乗り場に8時半に行ったらもちろん一番乗りだった。
数頭の象と象使いが来ていた。毎日、近所の村からやってくるそうだ。
貸し切り状態だったので象使いの言うがままに記念撮影。
予想通りやっぱり撮影料を請求された(100Rs)。

そうこうしているうちに元締め登場。
1頭2人乗りで1100Rs(約1680円)。
象のスピードでえっちらおっちら登って行くので、
所要時間は20分程度。

 

アグラで乗った馬車もそうだけどお姫様気分で、
なかなかいいものであった。

注意事項としては、
① 象との撮影にはお金が必要(インドでタダはない)。
② 物売りが、ずーーーーっとついてくる。、
③ 坂の途中に勝手にカメラマンがいて、後で写真を売りつけてくる。。
   1枚50Rs程度だが写真を確認する事、買わなくてもよい。
④アンベール城に到着すると降りる前に象使いがチップを請求してくる。

降り場にもチップを渡さないようにと言う注意書きがあるが、
渡さないと降ろしてくれない。100Rs程度でよい。
少ないと文句を言われるけど。

仕事を終えた象がお家へ帰って行く所。

平地と違って高低差があるのと、
山を背にして象に乗るので見晴らしも良く、
1回は乗ってみる事をお勧めする。

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【インドの世界遺産】 ~ ファテープル・シクリ ~(アグラ) その③~ 【再訪】

2020年02月03日 22時05分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

22年前に行った時の事はほとんど覚えていなかった。
ブランド門から入った事・・・それから宮殿地区には、
パンチマハルがあった事。それしか記憶になかった。

宮殿地区の入口にチケット売り場がある。

何処を探しても世界遺産の碑は見当たらなかった・・・(残念)。

 

ここから宮廷の中に入る。
アクバル大帝はイスラム教徒であったが他宗教にも寛大であり、、
ヒンドゥー教徒やキリスト教徒の奥さんを娶っていたため、
建造物には各宗教の要素も見られる。

何度も言うが22年前の事は全く記憶になく・・・
唯一記憶に残っているパンチマハルを探した。

これこれ。パンチマハルとはヒンディー語で5つの宮殿。
つまり5階建てと言う事である。
壁がないのは涼むためだったそうだ。
アクバル大帝は建物の前の広場で人間チェスをして眺めていたと言う。

アクバル大帝が貴賓や大臣達に会う為に作った謁見の間。

池から謁見の間を望む。


こちらは井戸。
水問題があったと言う事で水を確保するための設備がみられる。
確かに生活用水確保のために城や宮殿は川の側に建てる事が多い。

タージ・マハルやアグラ城のように観光客が多くないので、
のんびりとしている。モスク地区に多くあらわれる、
勝手にガイドのインド人には注意されたし。

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【インドの世界遺産】 ~ ファテープル・シクリ ~(アグラ) その②~ 【再訪】

2020年02月02日 22時05分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

まずはモスク地区へ行ってみよう。

ジャマ・マスジトと言う名前だが、これは
金曜日の礼拝所と言う意味なので各地にある。

しかもインド最大の~モスクだったらしい・・・(1万人収容)。
このインド最大の~と言うセリフはよく聞く。
例えば・・・オールド・デリーにあるジャマ・マスジドは、
2万5千人収容でインド最大(こちらが本当の最大。)。
そして世界遺産のクトゥブミナール内にある崩壊したマスジドは、
インド最古で最大だったそうだし。

 

最初に立ちはだかるのはブランド門である。
横からみると階段が高い。

門の前から下界を見た所。
一応、駐車場があるけど・・・・
一般の観光客用はここから離れた所にある。

初めにここで履物を脱ぐ事。
預け所はないので適当に置く・・・・
帰りに履物預かり料を請求されるが渡す必要はない。

回廊部分。とても長~い。

アクバル大帝が他宗教に対して寛容だったため、
モスクでありながらヒンドゥー建築も取り入れている。
それが世界遺産に登録されている理由らしい。

サリーム・チシュティーの墓は大理石でできている。
霊廟内に入るためにはイスラム教の教義に従いツバのない帽子を被る。
女性にも貸してくれたが、スカーフなどで頭部を覆っても良い。
もちろん帽子貸し出しは無料。

 

透かし窓のデザインが美しすぎる・・・・・。

モスクの両脇は共同墓地である。
男性の墓は外側にある。


女性の墓は室内にある。


ここから冷風を取り入れたそうだ。
この地は水不足の他、暑さも半端なかったらしい。

この階段を下りてくと地下道で宮殿と繋がっているらしい。

 


礼拝所の内部。
写真では伝わらないのが残念であるが、
細かい彫刻や装飾が美しい。

モスク地区には公式ガイドはいないが、
勝手にガイドを買ってくる男性が多い。
ガイド料は払わないと言っても親切でやっているだけだと言うが、
結局は最後にお金を要求してくる。
ただやみくもに見て回っても解らない事が多いので、
そのへんは自分で判断してほしい。まぁ100Rs程度渡せばいいだろう。
または土産物屋に連れ込まれるか、
土産物を買うよう勧められるのを覚悟されたし。

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【インドの世界遺産】 ~ ファテープル・シクリ ~(アグラ)その① 【再訪】

2020年02月01日 21時59分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA

北インドのウッタル・プラデシュ州は知らなくても、
アグラを知っている人はいるだろう。
アグラを知らなくてもタージ・マハルは聞いた事があるだろう。
アグラには世界遺産が3つある。
しかし、ほとんどの観光客はタージ・マハルとアグラ城しか行かない。
3つのうち優先順位をつけるとすると、やはりその2つの順になる。

その2つ以外の世界遺産・・・・ファテープル・シクリである。
アグラから西40Km行った所にあるので、
デリーからアグラへの日帰り観光では時間的に難しい。
アグラからジャイプルへの途中にあるので
時間があれば立ち寄ってみるのもいいだろう。

今回、22振りに訪れたため、ほとんど覚えていなかった。

ファテープルの地に城を建設したのはムガル帝国第3代皇帝の、
アクバル大帝である。アクバルは王子が生れなかったため、
ファテープルにいたイスラム教の聖者サリーム・チシュティを訊ね、
占ってもらったところ5年以内に3人の男子が生れると言われた。

予言通りに王子が生れたためこの地に城を立て遷都したが、
水が出なかったため15年足らずで放棄しアグラ城に戻った。
ファテープルとは勝利の都と言う意味で、
直訳すると勝利の都シクリと言う事になる。

城として機能したのは1574~88年。

この遺跡はモスク地区(左側)と宮廷地区(右側)に分かれており、
モスク地区の入場は無料。宮廷地区は600Rs(約920円)。

駐車場から遺跡入口へは徒歩かオートリクシャーで向かう。
オートリクシャーは150Rs(約230円)で、観光客が少ないため、
往復で乗ってくれと言ってくる。帰りは運転手に電話して呼ぶ。
料金は最後に駐車場に到着時に支払う事。

オートリクシャーはローカルマーケットで降りて、
そこからブランド門へ向かって坂道を登って行く。
ローカルマーケットで飲み物やスナック程度は調達可能。

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