2011年公開の男三人の友情の旅物語の日本語字幕版。
コロナ真っただ中の2020年6月に、
インド・デリーの自宅で引きこもりながら観たが、
その2年後に日本で観るとは思わなかった。
改めて記事を読み返したが、1語の修正もないまま、
もう一度、記事にしてみる。
日本語字幕版で観てもヒンディー語で観ても、
ストーリーも感想も同じな事に驚くが、
私のヒンディー語力でも解りやすかったと言う事だね。
<ストーリー>
カビール(アバイ・デオール)がナターシャ(カルキ・ケクラン)に
プロポーズをしているシーンから始まる。
カビールは友人のイムラン(ファルハーン・アクタル)と
アルジュン(リティック・ローシャン)と
3人で3週間のスペイン旅行を計画していた。
アルジュンは株式ディーラーで仕事が忙しく
乗り気ではなかったがロンドンから参加、
イムランはスペインに住んでいる実の父親で
画家のサルマンに会う事も計画している。
3人はバルセロナで集合しコスタブラバ、
セビリア、パンプローナへ向かう計画だった。
バルセロナを出てすぐにアルジュンが仕事を始め、
イムランが電話を取上げて捨ててしまった事から、
雰囲気が悪くなってしまう。
アルジュンが前のGFと別れた原因も、
実はお金を優先する考え方に嫌気がさしたからだった。
そしてイムランと浮気をした事も
2人の関係がギクシャクしている理由だった。
カビールがダイビングをやろうと言い出し、
インストラクターのライラ(カトリーナ・カイフ)と出会う。
アルジュンが最初に目をつけていたのだが、
イムランがちょっかいを出す。
水が怖かったアルジュンだったがライラの指導で、
恐怖心を克服し信頼が増していく。
4人は打ち解けて一緒に食事をするようになり、
カビールが一緒に旅をしないか?と提案する。
ライラは翌日のトマト祭りに3人を誘う。
3人はブニョールで開催されたトマト祭りに参加し、
イムランはライラの女友達と親密になる。
アルジュンとライラは恋に落ちている事に気づく。
ナターシャはカビールの行動に不信感をつのらせ、
様子を見にやってくる。
、
ナターシャを空港に送って3人はセビリアへ向かう。
スカイダイビングをした後、
バーでいたずらを仕掛けて警察のお世話になるが、
イムランが父親のサルマンに電話で助けを求めた。
イムランの父親は3人を拘置所から救い自宅に連れて行く。
そこでイムランに家庭に責任を持たない考え方を話し、
イムランはショックを受けながらも受け入れる。
次に3人はパンプローナの牛祭りに参加する事にした。
カビールはナターシャに成り行きでプロポーズしてしまったが、
本当は結婚したくない事を二人に告白する。。
サプライズでライラがアルジュンに逢いにやって来てくる。
牛祭りは死者が出るほど危険で、生きて帰れたら・・・
イムランは書いていた詩を公表する事を誓い、
アルジュンはライラとモロッコに行く事を誓い、
カビールはまだ結婚したくない事をナターシャに告げる事を誓った。
そして・・・アルジュンはモロッコでライラと結婚式を挙げる。
カビールとナターシャは・・・結婚していなかった。
インド映画は外国でロケする事もあるが、
どうもスペインは珍しいらしい。
それぞれの街並みも美しかったし、
海や自然も美しかった。
まだ結婚したくないのに結婚する事になってしまった、
カビールはナターシャと仕切り直し。
お金に振り回されていたアジュルンはライラと結婚。
実の父親に初めて会い家族に対する考え方を聞いた、
イルファンは詩人となる。
旅行の前後で人生が変わってしまった3人。
人生について考える・・・・。コロナ渦の現在、
否応がなくとも考えざるをえないのであるが、
普通の人生においてはなかなか時間が取れない。
人生をリセットして、
2009年にインドへ移住した私であった。
今は誰の為でもなく、誰に左右も支配もされない、
人生を送っているのは幸せと言える。
そう思わないとねっ!