
自家製ハイビスカスのシロップ(ワイルル)
こちらはロッジ・ワイルルの敷地に咲く無農薬のハイビスカスから抽出したシロップ。
画像で色の違いがお分かりになるでしょうか?左がレモンなし。右がレモン入りです。
レモン果汁を入れると深いワイン色から発色が明るくきれいな赤になりますよ。
※レモン果汁は菊池レモンを使っています。
◎「ハイビスカスはむずかしい★色素のお話」の記事でもご説明しました。
ハイビスカスの色素であるアントシアニンは、
酸性で赤やピンク、中性で紫、アルカリ性で青に変化する特性を持っています。

卵を使わないハイビスカスのベイクドチーズケーキ(ワイルルの試作品)
さて、今回は、卵と合わせると青ぽっく変色してしまう難しいハイビスカスを使って、
ワイルルママが卵抜きのハイビスカス・チーズケーキを試作してくださいました。
ワイルルママは以前よりアレルギーの方々(お子様達)のために、
◎乳製品を使わないデザートや小麦粉を使わない米粉ケーキ等を研究しています。

卵を使わないハイビスカスのベイクドチーズケーキ(ワイルルの試作品)
そして今回は、卵なしでは難しいベイクドチーズケーキを試験的に
作ってみてくださったのですが、結果はママの納得の出来になりませんでした。
カットした際の断面がきれいにならないのは、卵を使わないために
中がきちんと固まってないからだそうです。
(食べたときの食感は、ぜんぜんゆるくないんですけどね)
通常の焼き時間よりずいぶん長くじっくり時間をかけて焼いてもまとまらないそうです。
難しいですね。色もきれいなピンクになる予定が、焼いたら退色してしまいました。
お味はおいしいのにな。この試作品は半ホールをワイルルママからいただいて、
あさぬまの忘年会に持ち込んで、大勢の女性スタッフに試食してもらいました。
「おいしいね!」「ピンクがきれい」「ハイビスカスなんてめずらしい」

と試食は大好評だったのですが、ママが自信を持てないから今回は見送りです。

ハイビスカスレアチーズ(ワイルル)
代わりに、ハイビスカスのレアチーズを販売することにしました。
◎こちらは過去に販売したことがある商品ですから安心です。
八丈DAYの島スイーツ販売では、完成して販売される商品の他に、
このように試作してボツになる商品がたくさんあります。
それは協賛店の皆様が熱意をもって新しい商品作りにチャレンジしてくださるからです。
今回も(スイーツの種類を選べない)アレルギーの方々のために、
ピンクのきれいなベイクドチーズケーキを完成させたいと夢見たチャレンジでした。
わたし達は、八丈DAYを通して、島の方々の役に立ちたい、
島の方々に喜んでいただきたいという気持ちを常に持っています。
そんなこともちょっと知っていただきたくて、今回は記事を書きました。
いつかアレルギーの方々(お子様も)食べられる
ピンクのきれいなベイクドチーズケーキが完成したらいいな。
そしたらもちろん八丈DAYで販売しますね。









ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします!