雀の手箱

折々の記録と墨彩画

車検

2010年06月24日 | すずめの百踊り
 車が7年目の車検を迎えました。
 いままでたいした事故もなく無事に過ごしてきた歳月を思うと車があったからこそ可能だったと思う出来事も数多くあります。
 ところで、7年を過ぎて買い替えをせずに車検を受けるのは初めてです。これを機に車をやめるかどうかで何度か話し合いました。
 ためしに車を全く使わずに生活する場合を考えて、2日を過ごしてみました。
 岡の上にあるわが家からは、何処へ出るにもかなりの距離を歩くことになります。買い物も一番近い駅前のスーパーまで、かつては8分か9分もあれば到着したのに、15分かかっていることが分かり、荷物を下げての帰りは途中、姑がしていたように神社の石段で一休みが必要でした。
 夫も窯出ししたからという弟からの知らせに、西鉄バスの時刻を調べて歩いて10分ほどのバス停から1時間に1本のバスに乗って出かけましたが、帰りは弟に送ってもらっての帰宅でした。
 車をやめるにはそれなりの覚悟で、準備と対策が必要でした。
 かくて、今回までは、車検に出して、しばらくはこの働き者の老車の世話になることで落着です。
 車を受け取りにきた何時もの自動車屋さんに、「悩んだけれど、まだこの車に乗ります。今回が最後と思いますが。」といって渡しました。代車はいらないとお断りしましたが、今日で3日、不自由で待ち遠しいことです。
 車を手放して後、家にこもりきりにならないようタクシーを使うことができますかどうか。財布と相談しながらの頭の切り替えが大変だと広くなった車庫の空間で考え込んでいます。





  山の際では紫陽花が今を盛りに華やいでいます