雀の手箱

折々の記録と墨彩画

尾花

2012年09月17日 | すずめの百踊り

 尾花は広い草一面に揺れるのが相応しいのですが、この画面の大きさでは無理です。そこで先人たちに倣って小さく閉じ込めて楽しみました。

選んだ漱石、蓼太の句を借りての作業はイメージが膨らみます。ただし、こちらの技量が追い付いてくれませんが。

 今日は台風16号の影響でかなりの風雨の予報出ています。「野分のまたの日」の風景が待っているのでしょうか。吹き落された枝や木の葉の片付けには、今は東京からやってきている心強い助っ人がいますので安心です。