雀の手箱

折々の記録と墨彩画

25回忌法要

2013年10月13日 | 塵界茫々
12日は私の母の25回目の祥月命日でした。奈良の妹夫婦はじめ、6月に結婚した姪夫婦も三連休なのでと、仙台から来てくれました。兄弟の家族だけの集まりながら、21名という賑やかな一族の会合になりました。

 弟の家での法要の後は、迎えの車で、弟が設定した若松海岸の料亭「千畳敷」に向かいました。幸い台風の余波も過ぎた好天にも恵まれ、見晴らしのよい座敷から海を眺め、潮の香を楽しみながらの賑やかな会食でした。
 食欲が落ちている夫も、珍しく箸が動いて、豪華な懐石に、好物の伊勢海老が出て、海の幸を中心の食事を楽しんでいました。松茸の話をしていたら、土瓶蒸しに二片浮かんでいました。

 次の法要の33回忌は、もう自分たちが法要を受ける立場でしょうから、母の法要は今回が最終となる集いと思うと一抹の寂しさも加わって、岩屋海岸の渚に寄せる波を眺めながら名残が尽きませんでした。
 向いの岬の上には、白亜のシルバーケアー玄海の建物を望遠して、お世話になっていた母のもとに毎週通った日々も思い出していました。

母の法要の後の宴