雀の手箱

折々の記録と墨彩画

その後

2013年10月29日 | できごと






思い返せば7年前にも、この季節に同じ厚生年金病院に、連日見舞いに通っていました。この気に入りの銀杏並木のコースを選んで車をはしらせたものでした。
 40日に及んだ入院中、萌木色から日を追って「金色の小さき鳥の形して」散り敷くまでを見届けながら、不安な想いを紛らせていました。

 今年は黄色の発色が鮮やかさを欠いていて黄緑色を残したままで、落ち葉となっているものも見受けます。
 相次いだ災害をもたらした台風の訪れも、さすがに一段落のようで、”行楽の秋”を楽しめる快晴の日が続いていますが、今年は私には無縁です。
 先月に続いて帰ってきてくれた娘と「これから」の相談を、結論の出ないまま繰り返しています。
 幸い、神経系統に障害はなさそうなので、これからは時間が薬のリハビリが待っています。転院の受け入れ先も決まり、個室の空くのを待っています。

 お見舞いのメッセージありがとうございます。