雀の手箱

折々の記録と墨彩画

今日の習作

2013年10月23日 | すずめの百踊り
 毎日の病院通いも、1週間が過ぎて慣れてきました。
 コルセットも出来上がってきたので、動くときの痛みもだいぶ軽減しているようです。昨日は外の風景が見たいから、少し歩いてみたいというので、15メートルほどの距離を支えてベランダまで往復しました。テレビと本だけでは退屈するのでしょう。
 明日からは、リハビリのための療法士がついて病室でのリハビリから始まるようで、事前計画のための訪問がありました。寝返りの仕方、起き上がり方の動きをチエックされて、注意がありました。


 少し早目の帰宅で、一人の夕食までには時間があったので、久しぶりに道具を拡げました。
 港町門司港は九州の北端、本州との接点です。今は大正時代の税関や日本郵船の建築物が保存される地域はレトロな街並みとして観光客が多くみられます。現在は海底トンネルと関門橋でむすばれていますが、私の幼い日には、九州の国鉄はここで乗り換えで、下関まで海峡を連絡船で渡って山陽線に乗り換えていました。夏休みを過ごして、満州へ帰る従兄を送りに行った日の港の夕焼けを思い出しながら、前回に続いて今の門司港の風景を構成してみました。