風邪でお休みしたので、久しぶりの墨彩画の例会でした。
軽くなったと好評でしたが、本人は納得していません。黄葉の見事な零余子(ムカゴ)を、織部の尺八の掛花入れにいれて、何枚か試みました。そのうちに枯れ葉に変わって、更に軽やかなたたずまいが、造化の妙を誇示しています。
秋の名残の果実も気が進まないながらの提出です。今回では、つわぶきが本人には一番の気に入りでした。
軽くなったと好評でしたが、本人は納得していません。黄葉の見事な零余子(ムカゴ)を、織部の尺八の掛花入れにいれて、何枚か試みました。そのうちに枯れ葉に変わって、更に軽やかなたたずまいが、造化の妙を誇示しています。
秋の名残の果実も気が進まないながらの提出です。今回では、つわぶきが本人には一番の気に入りでした。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに」は、絵もおなじ。と最近思います。
力を抜いて 風のままに。
吹かれる零余子がしぜんです。心のままに、愉快に遊んで描かれた石蕗の花。昔の面影 奈良の郷も目に焼きついています。
名残の果実 笑み割ける栗 山の匂いと色をしたアケビ。つややかな柿 熟柿のあるがまま、心のフィルターに掛けてみるとどれも今のふくら雀さんです。 すてきですよ!
よい絵をありがとうございます。ご精進の賜物ですね。
いにしえの高僧たちの遺されたものを目にするにつけても、「ああ、こんな境地になりたいもの」と憧れるのですが。
蛙さんと同じく、絵に向っていると時を忘れ、楽しく充足した気分になれるのですから、よしとしましょう。
「よい絵」と褒めてくださるとまた元気が出ます。別所沼の風物詩の写真も一緒に、いつも、ありがとうございます。