雀の手箱

折々の記録と墨彩画

戯画で遊ぶ

2016年02月20日 | すずめの百踊り
 庭では梅が満開の時季を迎えています。散る花びらの始末を嫌って、同じく盛りの椿を枝ごと切りとってそのまま花入に挿してみました。花入の強さに負けないあでやかさに元気をもらいます。




 今日は決算前の多忙の中を、父親の状況が心配だから数日でもと娘が帰省してくれましたので、施設行きを替わってもらい、久しぶりに自宅でゆっくりしていました。
 雨の一日、片づけていた絵の道具を広げて、円空仏を書くつもりで模索しましたが、木肌の彫りあとの表現と、たくまない素朴な祈りの思いが表現できなくて、もう少し想いをあたためてと、方向転換。須田青華の九谷の赤絵の徳利を出してきて写生しました。
 ついでに戯画であそんでみました。











     瓢箪に似たる思案の猿智慧でいつ本心の鯰おさえむ。



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