文化著庁が主催する今年の文楽地方公演「妹背山女庭訓」は、見どころも多い演目とあって、切符は早くに売り切れになったようです。
昨日は快晴の暖かな陽射しに恵まれ、まだ改築中ながら新装なった折尾駅の新ホームを初めて利用しました。エレベーターも大きく、上下線とも便利になりました。
久しぶりの太棹に乗る浄瑠璃でした。「山の段」が見たかったのですが、通し狂言ではないので、贅沢は言えません。床本で予習して、「道行恋苧環」の段を期待しました。
若手に変わった陣容の中で、豊松清十郎のお三輪の人形振りが、恋に身を焼く町娘を初々しく、上品に表現していました。
文楽の人形は、能が切り捨てた首と肩の動きを、現実の人間の動きとは異なる象徴で、生き生きと表現するそのさまに見とれていました。
求馬を挟んで、橘姫,お三輪の三人のやり取りで盛り上がる場は、それぞれの人形振りがよく覗え面白く、苧環が果たす因縁が巧みな筋書きでした。
退屈する暇もなく「金殿の段」までを愉しみました。
画像は北九州芸術劇場のチラシよりおかりしました。詳しくはリンクでご覧ください。
市民会館のホールには昨年ユネスコの文化遺産に登録なった戸畑祇園大山笠が昼の幟山とともに展示されていました。
帰宅して驚いたのは、「大丈夫だから、楽しんできなさい。」と機嫌よく送り出してくれた主人が、額に大きな瘤を作り、小さいとはいえ、切り傷を自分で手当てしていたことです。瘤が大きい割には異常もないようで安心しました。
お留守中にご主人様お怪我されたそうでお見舞い申し上げます。
公演後お茶でもお誘いしたかったのですが、
とにかくお1人でお留守番されているご主人様が心配で急ぎ帰ってきましたが、正解でした。
大事に至らなくて良かったです。
どうぞお大事にご養生くださいませ。
写真有難うございました、いい記念になりました。
文楽の人形と一緒の写真は本当に良い記念になりますね。
こちらこそ、年齢が近い同好の友はなかなかいなくて、良いお相手に恵まれ、楽しい時間が過ごせるのを幸せに思っています。
お互い、体を大事にして、また出かける日を期待しましょうね。
遠賀川は水量が豊富も、豪雨の時 心配。
ところで 戸畑地区は 工場や倉庫の密集地と思っていましたが、粋な文化会館できていたんですね。
久しぶりの文楽鑑賞で心爽やかなご様子 結構なり。
空の色が春めいてきました。天気良ければ お出かけされるのは良策かも。
ご主人様も 天気に誘われて 庭を散策されたのかな?
庭歩きもスリッパは no good 、病院でも 患者は スリッパ禁止と知る。躓くリスク大という理由。
まずは ご無事でなにより。
遠賀川河口近くは、日本史の教科書にも出ている遠賀川式土器をはじめ弥生前期の遺跡の多いところです。
立屋敷が有名ですが朳遺跡もその一つです。私の母の実家への登り口一帯の地名です。ちなみに、土地の人は朳と固執します。杁は水門を意味するとかで、農具の朳と区別しているようです。最近では混同も見られます。
明日は義弟の葬儀で博多まで一人で出かけます。コメントが遅くなりましたが取り込んでいましたので。
家族葬もいいものだと、しみじみ送りました。
已むを得ず先に帰宅しましたが、やはり気落ちしたのか、あるじも、調子がおかしくなっていました。今日はもうもとに戻っていて、庭の梅の散るのを二人で眺めていました。