教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「ヤン坊マー坊」の生みの親、中邨靖夫さんよを中邨靖夫さん死去

2018年11月29日 11時55分30秒 | テレビ番組

10:35朝日新聞

「ヤン坊マー坊」の生みの親、中邨靖夫さん死去
中邨靖夫さん
(朝日新聞)
 中邨靖夫さん(なかむら・やすお=アニメーター)が25日、死去、78歳。通夜、葬儀は近親者で執り行った。

 ヤンマーディーゼル(現ヤンマー)が提供するテレビの天気予報番組のアニメキャラクター「ヤン坊マー坊」の生みの親として知られた。』

又ヤン坊、マー坊の天気予報復活して欲しいですね。
中邨晴夫さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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有賀さつきさんのご冥福をお祈り申し上げます

2018年02月05日 22時05分02秒 | テレビ番組

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天木直人のブログ 対米自立か従属か、それが真の焦点であり、政治選択...

2017年10月26日 14時41分45秒 | テレビ番組

対米自立か従属か、それが真の焦点であり、政治選択である

2017-10-25

 選挙の終わりごろ、朝日新聞に、文芸評論家の加藤典洋氏による「対米自立か従属か、真の焦点」と題するインタビュー記事が掲載され、それに私は注目した。

 その末尾はこういう言葉で締めくくられていた。

 「・・・今回の選挙で気づかなければならないのは、本当の選択肢が、保守かリベラルかではなく、対米従属による国益追求か、対米自立による国益追求かにあるという事です」と。

 まさしく私が選挙で訴えていたことだ。

 そして、選挙が終わったきのう10月24日の毎日新聞「記者の目」というコラムで、倉重篤郎氏が、なぜ政権交代の選択肢が持てないかの理由として次のように書いていた。

 「・・・日米安保至上主義の下、米国の外交・安保政策に服属する以外の選択肢がタブー視されているが、そろそろ見直すべき時期が来た、と思う。袋小路の沖縄基地問題、日米両国関係の非対等性、対中抑止力強化の持続不可能性がそれを物語っている」と。

 これもまた私が選挙で訴えていた事だ。

 まさしく、これからの政権選択は日米関係をどうとらえるかにある。

 加藤典洋氏は、次のように喝破して安倍政権を否定している。

 
  「・・・戦後保守政治は、敗戦、占領を経て、独立をどうやって確保するかという問題と常に向き合ってきました。そして保守本流と言われる、吉田茂、池田隼 人、佐藤栄作の時代の戦略は、不平等な地位協定を含む日米安保条約の制約のもと、できる限りの自立をめざしつつも、もっぱら経済的繁栄によって国民の自尊 心を満足させる『親米・軽武装・経済ナショナリズム」路線』でした。その後も、米国の要求を最小限に受け入れる妥協をしながらも、したたかに独自の外交や 政治決定権を回復して日本の国益を追求するという政治目標が、保守政権の中では共有されてきました・・・」

 こう述べたあと、次のように安倍政権を否定している。

 「・・・安倍政権はもはや保守ではありません。・・・米国の要求を最小限に受け入れる妥協をしながらも、したたかに独自の外交や政治決定権を回復して日本の国益を追求するという・・・対米自立に向けた努力がまったく見られません・・・」

 その通りである。

 そして、この事は、言い換えれば、よりリベラルな自民党総裁による自民党政権に戻るなら、多くの国民はそのような自民党を支持するということだ。

 私はそのような自民党政権を選ぶ国民を批判はしない。

 それはまさしく国民のひとつの選択であるからだ。

 しかし、私はそのような国民の選択の他に、対米自立を訴えるもう一つの選択肢がどうしても必要であると考える。

 それは、憲法9条を日米安保よりも優先する外交・安保政策を訴える選択肢である。

 なぜならば、日米安保を優先する限り、どのように、したたかに、独自外交の努力をしてみたところで、対米従属から抜け出せないからである。

 もうひとつの選択、すなわち 日本が軍事力を強化して対米従属から自主、自立しようとする選択はあり得ない。

 その行き着く先は核武装であり、そんなことは、アジアや世界が許さないからだ。

 何よりも米国が許さない。

 だから、日本国民の選択は二つしかない。

 日米同盟を優先して、対米従属を我慢して、あるいはできるだけ米国の要求をかわしながら、現実的に対応していくか、それとも憲法9条を掲げて、日本を世界の多くの国々から尊敬される国として戦後を再出発するか、その二つしかない。

 後者を公約にする政党が、自民党政権に代わる選択肢としてこの国の政治にどうしても必要になって来る。

 それがまさしく新党憲法9条なのだ。

 必ずその必要性が指摘される時が来る。

 それを主張する有力者が出て来なくてはいけない。

 繰り返して言う。

 これから政治選択は、安倍なきあとのリベラルな自民党政権か、それとも、憲法9条を世界に掲げて自主、自立した日本を公約に掲げる新党憲法9条の下で戦後の日本を再出発する政権か、その選択とならなければいけないのである(了)

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小川宏さん死去、90歳 過去に自殺未遂、身内裏切りで億単位借金

2016年12月05日 19時31分13秒 | テレビ番組

デイリースポーツ 12/5(月) 16:57配信 2016.12.5

小川宏さん死去、90歳 過去に自殺未遂、身内裏切りで億単位借金

 

  小川宏さん=1975年3月撮影

  11月29日に亡くなった小川宏さん

 小川宏

 フジテレビ「小川宏ショー」などで知られた名司会者でフリーアナウンサーの小川宏さんが11月29日に多臓器不全で亡くなっていたことが5日、分かった。90歳。東京都墨田区出身。

 早稲田大学卒業後、NHKでアナウンサーとして「ジェスチャー」の司会を10年間務めた後、1965年に同局を退職。同年フリーに転身し、フジで「小川宏ショー」をスタートした。82年の番組終了まで17年間で放送回数は4451回を記録した。

 91年秋にうつ病を発症。一時は妻から離婚を切り出されるほど重症となり、93年3月には私鉄沿線で踏切自殺未遂騒動も起こした。線路わきに3時間立ち、電車が来るたびに「死のう」と飛び込もうとしたが、思いとどまり、新調したスーツを泥だらけにして家に帰ったという。

 治療のため、3カ月入院。99年にうつ病だったことや、自殺未遂、フリー転身後に設立したプロダクションで身内に裏切られ、9千万円あった貯金をすべてなくしたことなども告白した。

 65年にフリー転身後、節税対策でプロダクションを設立。身内に実印を預けて一切を任せたが、その身内が小川さんの預金を勝手に引き出して、株や不動産に投資し、億単位の借金を残して死んだ。小川さんは9000万円あった貯金もなくなり、その後、うつ病を発症した。

 2000年のインタデビューでは、うつ病で入院中、遠藤周作さんと対談した時に「病気とは、生活の上での苦しみであって、人生の挫折ではない」と意見が一致したことを思いだし、少し気持ちが楽になったことなどを明かしている。

 また「人生80年時代ですから、高齢者とは80歳以上だと思います。私はまだ青年なんです」と穏やかな笑顔で話していた。

 うつ病克服後は自身の体験をもとに講演活動や本の出版などを行っていた。」

 

江戸っ子らしいさっぱりした人柄の一世を風靡された名アナウンサーでした。

 

 

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「君の名は。」三葉ちゃんの「口噛み酒」が話題…個人で作って売っても問題ない?

2016年09月14日 20時47分36秒 | テレビ番組
"織井茂子 / 君の名は" を YouTube で見る

君の名は。
(弁護士ドットコム) 09月14日 10:35
10:35
大ヒットとなっている新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」の作中に出てくる「口噛み酒」というお酒がネットで話題を呼んでいる。
話題のシーンは、主人公の女の子(三葉)が、実家の神社の巫女として、「口噛み酒」という伝統的な酒造りを人前で披露しているところだ。「口噛み酒」について、「君の名は。」の劇中では、三葉の友人が、「米を噛んで、唾液と混ざった状態で放置しておくだけで、発酵してアルコールになるという日本最古のお酒」と説明している。
このシーンがネットで注目され、 「三葉ちゃんの口噛み酒」としてツイッターなどSNSを中心に話題となっている。影響を受けたネットユーザーの中には、実際に自分で「口噛み酒」を作っている過程を撮影して「口噛み酒を作ってみた」という動画まで公開している人もいる。
映画では、三葉の妹が、「巫女の口噛み酒」の商品化を提案し、「きっと売れるわ!」と三葉に提案するシーンがある。もし、個人で「口噛み酒」を作って、販売することは法的に問題ないのか。西口竜司弁護士に聞いた。

●アルコール度数が1%以上の飲料を製造すると「酒税法」の規制を受ける
「アルコール度数が1度(%)以上の飲料とすることができるものは、酒税法上の『酒類』にあたります。
そして、この『酒類』を製造するためには、製造する場所を管轄する税務署長から、酒類の製造免許を受ける必要があります。許可を受けずに酒類を製造すると、酒税法違反になります。
酒税法54条1項によれば、『酒類、酒母又はもろみを製造した者は、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する』と規定されています。
今回話題となっている『口噛み酒』も、もし1%以上のアルコール分を含んでいるものを製造した場合は、刑罰を科せられる可能性があるでしょう」
西口弁護士はこのように述べる。1%未満のものであれば、製造しても酒税法上は問題ないということのようだ。また、自宅で梅酒を作って楽しむ人もいるが、酒類を製造したことにはならないのか。
「その場合は例外が定められています。
たしかに、焼酎などに梅をつけて自家製梅酒をつくることは、酒類と他の物品を『混和』して、新たに酒類を『製造』したものとみなされます。
ただし、消費者が個人的に楽しむためにつくることは、例外として『製造』にあたらないとされているのです(酒税法7条、43条11項)。
一方で、お米を発酵させてアルコールを製造する『口噛み酒』の場合、こうした例外にはあたりません」
個人で楽しむ分には、個人の自由とも思えるが、なぜこうした規制が存在するのか。
「何となく、衛生上の観点から定められているようにも読めますが、酒税を確実に徴収する趣旨で定められた法律です。一般人がそれぞれ自由に酒類を製造してしまうと、税金を適切に徴収できないというわけです。

近年規制緩和の動きがあるところですが、アルコールを製造することについては政府の方針は変わっていません。個人的にはそんなに大きな問題でもないような気もするのですが、法律がある以上、現状ではこうしたルールになっています」
(弁護士ドットコムニュース)

【取材協力弁護士】
西口 竜司(にしぐち・りゅうじ)弁護士
法科大学院1期生。「こんな弁護士がいてもいい」というスローガンのもと、気さくで身近な弁護士をめざし多方面で活躍中。予備校での講師活動や執筆を通じての未来の法律家の育成や一般の方にわかりやすい法律セミナー等を行っている。SASUKE2015本戦にも参戦した。
事務所名:神戸マリン綜合法律事務所
事務所URL:http://www.kobemarin.com/

勿論酒税法違反になると思いますが、素人がカビもはやさず、安全でおいしいお酒はなかなか作れないと思います。

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NHK、天皇陛下の「お言葉」を恣意的に一部カットして報道~蜜月・安倍政権への“配慮”

2016年08月10日 06時30分49秒 | テレビ番組

NHK、天皇陛下の「お言葉」を恣意的に一部カットして報道~蜜月・安倍政権への“配慮”
2014年1月23日 21時0分 ビジネスジャーナル
 『昨年12月23日。この日、天皇陛下は80歳の傘寿を迎え、天皇の「お言葉」がマスコミに配布された。「お言葉」は同日各メディアによっていっせいに報じられたが、重要部分を“意図的に”カットしたメディアがあった。それが公共放送局のNHKだ。
 「重要部分とは、ずばり天皇陛下が語った護憲とも取れる部分です。朝日新聞や毎日新聞はこの部分をしっかりと掲載しましたが、読売新聞はかなり意図的に端折って要約していた。問題はNHKが、この部分の一切を削除していたことです」(大手紙宮内庁記者)
 削除された天皇の「お言葉」の該当部分は以下のようなくだりだ。
 「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」
 現状の平和と民主主義、そして憲法を「守るべき大切なもの」とした護憲発言であり、さらには憲法を作った主語を「日本」とし「知日派の米国人の協力も忘れてはならない」と加えるなど、「連合国からの押しつけ憲法論」への反論ともとれる発言だった。しかし、NHKはこの部分だけをカットし、一切報じることはなかったのだ。
 「公共放送としてのHNKの見識を疑いますが、今回のNHKの報道姿勢は、安倍晋三政権が目指す憲法改憲と密接な関係があると目されています。NHKは、特定秘密保護法にしても政権寄りの報道を繰り返し、また、靖国参拝にしてもその録画映像を延々と流し、批評もしなかった。いまやNHKは安倍政権の“お抱えメディア”と化す危険性さえある」
 こう指摘するのは、メディア事情に詳しい評論家だ。安倍首相のお友達人事は有名だが、これがNHKにも及んでいることは周知の通り。NHKの最高意思決定機関である経営委員にしても保守色の強いお友達を次々登用し、なかでも作家の百田尚樹の起用が話題になったばかり。また今年1月に新会長に就任した籾井勝人についても、百田以上に「安倍カラーの強いお友達人事の賜物」と見られているのだ。
 これでは不偏不党を掲げていたはずのNHKが、「安倍政権の意のままで、御用達メディアになる」と危惧されるのも仕方がない。そして政権に都合が悪い言論に対しては、天皇陛下の発言さえ削除する――。
 安倍首相は本気で憲法改正と、その背後に控える戦時体制を望んでいるのだろう。安倍政権の独裁化と私物化は言論統制に向かっている。平和憲法と戦後民主主義最大の敵が安倍首相だということを、改めて記しておきたい。
(文=和田実)』

戦前ならお言葉の一方的な削除は、現人神で、おわし召した天皇陛下、大元帥陛下への不敬罪です。誰も戦前、戦後を通じてしなかったことです。
大日本帝国憲法に第三条 天皇は神聖にして侵すべからずの条文があります。NHKも読売新聞も現日本国憲法下の明仁天皇陛下への『象徴侮辱罪』自らを犯したことになります。
NHKの籾井会長も読売新聞社マスコミの最長老渡辺恒雄法皇かも分かりませんが、明仁天皇陛下より各段と偉くなったと言うことです。
日本を代表する本当のマスコミの報道なのでしょうか。 
真の日本人として、国を憂います。得体の知れない似非日本人の国賊を放置して、日本国滅ぶでは困ります。

日本国憲法
第一条『天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。』



伊藤博文憲法義解第三条解説より

第三条 天皇は神聖にして侵すべからず

 恭て按するに天地剖判して神聖位を正す(神代紀)。蓋天皇は天縦惟神至聖にして臣民群類の表に在り欽仰すべくして干犯すべからず故に君主は固より法律を敬重せざるべからず而して法律は君主を責問するの力を有せず独不敬を以て其の身体を干涜すべからざるのみならず併せて指斥言議の外に在る者とす


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大橋巨泉さん死去 妻・寿々子さんコメント全文

2016年07月20日 12時42分12秒 | テレビ番組


オリコン 7月20日(水)9時47分配信

大橋巨泉さん死去 妻・寿々子さんコメント全文
急性呼吸不全で亡くなった大橋巨泉さん
 タレントの大橋巨泉(本名:大橋克巳)さんが12日午後9時29分、急性呼吸不全のため入院先の病院で死去した。82歳だった。


 通夜と葬儀は親族のみで済ませており、後日「大橋巨泉を偲ぶ会」が開催される。

 喪主を務めた妻の寿々子さんのコメント全文は以下。

     ◇

 この度は夫・大橋巨泉の逝去に当たり何かとご配慮をいただき、誠に有り難うございました。本来は、私がインタビューをお受けするべきかとは存じますが、結婚以来47年、何処に行くのも、何をするのも一緒でという生活を重ねてきたのでいまだに心落ち着かず、皆様から優しい言葉をかけられるとすぐに涙で声が詰まりお話しできなくなります。そこで失礼な事は重々承知しているのですが、このコメントをインタビューに代えさせていただきたくお願いいたします。

「どうぞ大橋巨泉の闘病生活に“アッパレ!”をあげて下さい」

 皆様方も良くご存知のように夫は自他共に許す“わがまま”と言われ、痛い事やつらい事、待つ事、自分の意に染まない事は“避けて通る”というわがままでした。

 そんな夫が2005年に胃がんを手術、2013年には第4期の中咽頭がんで3度の手術と4回の放射線治療、昨秋には2度の腸閉塞と手術を、そして4月の在宅介護の鎮痛剤の誤投与と続いても、12日までの約11年間の闘病生活を勇敢に戦って来ました。特に4月からの3ヶ月間は死を覚悟し、全てを受け入れ、一言の文句も言わず、痛みも訴えずに、じっと我慢をしてくれました。

 先生からは「死因は“急性呼吸不全”ですが、その原因には、中咽頭がん以来の手術や放射線などの影響も含まれますが、最後に受けたモルヒネ系の鎮痛剤の過剰投与による影響も大きい」と伺いました。もし、一つ愚痴をお許しいただければ、最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければと許せない気持ちです。

 病状ですが、5月までは希望を持っていましたが、6月には体力の衰えが見えて、7月に入ると眠っている時間が長くなりました。それでも娘や孫達の見舞いを受けるとニッコリと笑顔を見せていました。その頃には会話をする気力もなく、頷いたり、手を強く握ったり、目元や口元の動きなどで意思を伝えてくれました。

 そして最後は眠ったまま静かに旅立ちました。

 たぶん、若くして亡くなった大好きな母親の迎えを受けての旅立ちだと思います。
それから永六輔さんの訃報は、ショックの大きさを考えて伝えませんでした。
素晴らしい看護スタッフに恵まれて、本人ともども心から感謝をしています。

 そして何度も電話や手紙で励まして下さいました多くのファンの方やご友人と、優しい大橋家の家族たちには改めてお礼を申し上げます。

最後に孫の言葉を添えさせていただきます。
「ジージ、これからはただで何処へでも飛んで行けるね!ニュージーランドでもカナダでも、でもバーバの側にもいないとだめだよ!」

2016年7月20日
大橋寿々子


 大橋さんは度重なるがんの手術と放射線治療などによる衰弱、加えて今年4月に受けた在宅介護の医療機関のモルヒネ系鎮痛剤の誤投与により極端な体力減退に陥り、4月11日に緊急入院。入院先のスタッフの治療で3ヶ月間も耐えたが、12日に亡くなった。

■大橋巨泉(おおはしきょせん)
 1934年東京都出身。早稲田大学在学中からジャズコンサートの司会として活躍し、大学中退後はジャズ評論家・放送作家を経てタレントに転身。『11PM』『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』(日本テレビ)、『クイズダービー』『世界まるごとHOWマッチ』など人気番組の司会を数多く務めた。56歳の時に「セミリタイア」を宣言し、芸能界の第一線から退いた。

 2001年には参議院選挙に当選して政治家に転身するも、6ヶ月で辞職。その後は季節に合わせてオーストラリアやニュージーランド、カナダなどに滞在し、たまに日本に帰国し番組に出演するという生活を送ってきた。最後のテレビ出演は今年2月のテレビ朝日系『徹子の部屋』で、今月7日に亡くなった永六輔さんとそろっての出演だった。

 これまでに、胃がん(2005年)、中咽頭がん(13年)、リンパ腫(14年)、肺がん(15年)、と4度のがんを経験。1994年から『週刊現代』でコラム連載を続けてきたが、今年6月27日発売号で自らの意志で最終回を迎えていた。
事、待つ事、自分の意に染まない事は“避けて通る”というわがままでした。

 そんな夫が2005年に胃がんを手術、2013年には第4期の中咽頭がんで3度の手術と4回の放射線治療、昨秋には2度の腸閉塞と手術を、そして4月の在宅介護の鎮痛剤の誤投与と続いても、12日までの約11年間の闘病生活を勇敢に戦って来ました。特に4月からの3ヶ月間は死を覚悟し、全てを受け入れ、一言の文句も言わず、痛みも訴えずに、じっと我慢をしてくれました。

 先生からは「死因は“急性呼吸不全”ですが、その原因には、中咽頭がん以来の手術や放射線などの影響も含まれますが、最後に受けたモルヒネ系の鎮痛剤の過剰投与による影響も大きい」と伺いました。もし、一つ愚痴をお許しいただければ、最後の在宅介護の痛み止めの誤投与が無ければと許せない気持ちです。

 病状ですが、5月までは希望を持っていましたが、6月には体力の衰えが見えて、7月に入ると眠っている時間が長くなりました。それでも娘や孫達の見舞いを受けるとニッコリと笑顔を見せていました。その頃には会話をする気力もなく、頷いたり、手を強く握ったり、目元や口元の動きなどで意思を伝えてくれました。

 そして最後は眠ったまま静かに旅立ちました。

 たぶん、若くして亡くなった大好きな母親の迎えを受けての旅立ちだと思います。
それから永六輔さんの訃報は、ショックの大きさを考えて伝えませんでした。
素晴らしい看護スタッフに恵まれて、本人ともども心から感謝をしています。

 そして何度も電話や手紙で励まして下さいました多くのファンの方やご友人と、優しい大橋家の家族たちには改めてお礼を申し上げます。

最後に孫の言葉を添えさせていただきます。
「ジージ、これからはただで何処へでも飛んで行けるね!ニュージーランドでもカナダでも、でもバーバの側にもいないとだめだよ!」

2016年7月20日
大橋寿々子


 大橋さんは度重なるがんの手術と放射線治療などによる衰弱、加えて今年4月に受けた在宅介護の医療機関のモルヒネ系鎮痛剤の誤投与により極端な体力減退に陥り、4月11日に緊急入院。入院先のスタッフの治療で3ヶ月間も耐えたが、12日に亡くなった。

■大橋巨泉(おおはしきょせん)
 1934年東京都出身。早稲田大学在学中からジャズコンサートの司会として活躍し、大学中退後はジャズ評論家・放送作家を経てタレントに転身。『11PM』『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』(日本テレビ)、『クイズダービー』『世界まるごとHOWマッチ』など人気番組の司会を数多く務めた。56歳の時に「セミリタイア」を宣言し、芸能界の第一線から退いた。

 2001年には参議院選挙に当選して政治家に転身するも、6ヶ月で辞職。その後は季節に合わせてオーストラリアやニュージーランド、カナダなどに滞在し、たまに日本に帰国し番組に出演するという生活を送ってきた。最後のテレビ出演は今年2月のテレビ朝日系『徹子の部屋』で、今月7日に亡くなった永六輔さんとそろっての出演だった。

 これまでに、胃がん(2005年)、中咽頭がん(13年)、リンパ腫(14年)、肺がん(15年)、と4度のがんを経験。1994年から『週刊現代』でコラム連載を続けてきたが、今年6月27日発売号で自らの意志で最終回を迎えていた。
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テレ朝ヘリウム事故、被疑者不詳で書類送検 当時12歳アイドルが意識不明に

2016年05月23日 14時18分17秒 | テレビ番組

10:01
テレビ朝日は23日、昨年1月28日に同社本社内のスタジオでアイドルグループのメンバーが倒れ、救急搬送された事案について今月19日、警視庁が被疑者不詳のまま業務上過失傷害の疑いで東京地方検察庁に書類送検したことを明らかにした。
これを受けてテレビ朝日は「あらためて、番組の収録でこのような結果を招いたことを、ご本人やご家族、関係者の皆さまに対し、心より深くお詫び申し上げます」としている。
事故は昨年1月28日、ももいろクローバーZの妹分の女性アイドルグループ「3B junior」の12歳(当時)メンバーが番組収録中にヘリウム混合ガスを吸って意識を失い、救急搬送されたもの。
ヘリウム混合ガスは吸うことによって声が変わることからバラエティー番組で用いられることが多いが、その番組で使用されたガスには「大人用」と記載されていた。』

ヘリウム混合ガスは吸うことによって声が変わることからバラエティー番組で用いられることが多い習慣は、止めるべきです。
人間一人一人体質が、違いますから科学的に考える必要があります。
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関根勤、心臓手術を受けていた…28日「サタデープラス」で密着レポ放送

2016年05月21日 15時21分28秒 | テレビ番組
関根勤、緊急心臓手術受けていたシェア ツイート

(スポーツ報知) 09:42


関根勤 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 タレントの関根勤(62)が心臓の緊急手術を受けていたことが21日、分かった。この日放送されたTBS系「サタデープラス」(土曜・前8時)で明らかにされた。28日の同番組に関根自身が出演し、異常発覚から手術まで30日間の密着レポートが放送される。
 番組での心臓ドック企画で命の危機が判明したといい、担当医師は「命にかかわる状態に陥る可能性が極めて高い。いつ倒れてもおかしくない状況」と説明している。
 出演者で関根の盟友である小堺一機(60)によると、関根は手術後に「これから看護師さんを4人くらいナンパして帰ります」とメールしてきたそうで、術後の経過は良好な様子だった。』
タレントの関根勤さん心臓の緊急手術を受けて、命が助かったと言えます。
人間生身の体いつ病気になるか分かりません。ストレスも心臓の負担になるのではないでしょうか。
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桂歌丸、円楽の笑点司会に反対「真っ黒になります」

2016年05月19日 22時43分17秒 | テレビ番組

18:36


桂歌丸(写真は2016年4月30日)
(日刊スポーツ)
 落語家桂歌丸(79)が19日、日本テレビ系「news every.」に生出演し、22日の生放送を最後に引退する「笑点」(日曜午後5時半)の次期司会者について語った。
 後継者は番組内で発表される予定で、歌丸は「私は知ってます。知りたいという方は…」と、浴衣の袖を広げて「袖の下」を要求するポーズをし、スタジオを笑いに包んだ。
 番組では大喜利の登壇者から、歌丸にビデオメッセージを送った。次期司会の有力候補との呼び声もある三遊亭円楽は「逃げるなんてひきょうじゃないですか。そんな責任を僕に押しつけないでください」と、後任にやる気満々の姿勢。ところが歌丸は、「円楽は絶対、おやめください。この人がやると『笑点』が真っ黒になります」と、ジョークを交えて反対した。
 歌丸は円楽以外にも、後継者候補を1人1人、毒舌でぶった切った。三遊亭小遊三については「小遊三がやったら、スケベな番組になる。『おケツがどう』とか」、三遊亭好楽は「貧乏を売り物にしてるから、ちゃぶ台やら座布団やら、みんな売られちゃいますよ」。結局、自分のおめがねにかなう後継者はいないようだった。
 歌丸は66年の第1回放送から「笑点」に参加し、司会も10年、務めている。最後の放送を前に、「最後の司会ですからね。あっと思うようなことをやってやろうと思う。日本テレビがお手上げになるぐらい」と笑顔で意気込んだ。』
誰が、『笑点』の司会をするのかもう決まっているのではありませんか。
おつと驚く為五郎ですね。
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"熊本地震で続くマスコミの迷惑行為・妨害活動まとめ" を YouTube で見る

2016年04月29日 11時03分41秒 | テレビ番組
"
【熊本地震】被災者の物資を横取り、ヘリの騒音、深夜にライト…マスコミの厚かましさに被災者から怒りの声!!!" を YouTube で見る
"熊本地震で続くマスコミの迷惑行為・妨害活動まとめ" を YouTube で見る


マスコミの上からの報道規制を導いたのは、
マスコミの報道姿勢と現場での被災者の迷惑も顧みず、ヘリコプターの騒音を撒き散らし良識とモラルのない報道活動の帰結です。
視聴率を上げることしか頭にない反省を忘れたテレビ局の実相です。
被災者の悲しみも苦しさも理解しないで、高い目線から映像を写しても真実の現場取材とは、程遠いのではありませんか。
自然災害とテレビ局のあり方を日本国民は、考えると時期に来ていると思います。テレビ全盛時代の終焉を自ら招いた自業自得です。


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元「歌のお兄さん」杉田光央容疑者を逮捕 覚醒剤所持

2016年04月14日 16時45分17秒 | テレビ番組
ニュース 社会 元「歌のお兄さん」杉田光央容疑者を逮捕 覚醒剤所持

14:51


杉田光央容疑者
(朝日新聞)
 NHKのテレビ番組「おかあさんといっしょ」で1999~2003年に「歌のお兄さん」を務めた俳優の杉田光央(あきひろ)容疑者(50)が、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕されていたことが、警視庁への取材でわかった。「間違いありません」と容疑を認めているという。
組織犯罪対策5課によると、杉田容疑者は13日、都内で覚醒剤を所持していた疑いがある。同課が入手経路などを調べている。 杉田容疑者は9代目の歌のお兄さんに選ばれ、03年3月まで4年間出演。自身のブログなどによると、その後は俳優として舞台やテレビで俳優活動をしていた。』

子供達の夢と信頼をぶち壊したのではありませんか。
先行き不安な日々とストレス社会に覚せい剤が、広く蔓延している今の日本の現実です。
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号泣お天気お姉さんが降板…異例の1年交代、事実上の契約解除

2016年03月24日 11時48分58秒 | テレビ番組
06:58

岡田みはるさん(本人の公式ブログから)
(デイリースポーツ)
 昨年12月、NHK山形放送局のローカル番組「ニュースやまがた6時」で天気予報中に号泣した気象予報士・岡田みはるさん(年齢非公表)が25日の放送を最後に降板することが23日、分かった。デイリースポーツの取材では、局側の方針によるもの。NHKの気象キャスターが1年で交代することは異例で、事実上の契約解除とみられる。同局は「番組は4月以降も続くが、出演者については事前発表は行っていない」と説明している。
突然の号泣で世間を驚かせたお天気キャスターが降板することになった。岡田さんの出演は昨年からで、関係者は「NHKの気象キャスターは最低でも2~3年は続けるのが通例」と、異例の事態であることを明かす。
理由は明らかになっていないが、号泣騒動との関連を指摘する声がある。業界関係者はデイリースポーツに「騒動があった前にも、番組スタッフが原因の放送事故が何度も起きていた。本人がカバーできる範囲を超えた組織の課題があったのは確か」と証言。岡田さんは出演継続を希望していたが、結果的に騒動の責任をとらされる形となったようだ。
 岡田さんは昨年12月1日の気象情報中に「現在の鶴岡市の様子を見てみましょう」と紹介したが、画面には新庄市の映像が。すぐに訂正してナレーションを続けたが、みるみるうちに涙声となり、手で涙をぬぐうしぐさも見せた。ネットを中心に話題となり、翌日から番組を休養。同7日に復帰した。
山形放送局は当時、「岡田さんが想定していたお天気カメラの場所と違った場所の映像が出てしまい、動揺してうまくコメントが伝えられなかった」と説明していた。
同局は新たな出演者について「事前にキャスターやリポーターの発表は行っていない」と回答。岡田さんの所属事務所は「NHK山形放送局に確認してほしい」としている。
男は、人前で泣くなは戦前からの教えのようです。
喜怒哀楽、悲しくなくても人間泣きたい時もありますよ。
岡田さん多情多感な若い女性に良く見られることと思います。人生至る所青山有りで、NHKから、契約解除されても、解雇されても民放で活躍されたらよいと思います。
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お題「夢中になっていた海外ドラマは?」(53件)に参加中!

2016年02月26日 17時05分41秒 | テレビ番組
(1963年のテレビドラマ)逃亡者です。「逃亡者」は、現実に起きた「サム・シェパード事件」がヒントになって作られたものです。
主人公リチャード・キンブル:デビッド・ジャンセン (声:睦五郎)も睦五郎の声もぴったりはまり、なかなか良かったですし、リチャード・キンブルを執念深く追いつめるフィリップ・ジェラード警部:バリー・モース(声:加藤精三)も演技力がありました。


"逃亡者 The Fugitive OP Japanese Ver. デビッド・ジャンセン" を YouTube で見る

逃亡者 (1963年のテレビドラマ)
テレビ
ドラマ
関連項目
[表示]

『逃亡者』(とうぼうしゃ、The Fugitive)は、アメリカABC系列で、1963年から1967年まで放送され、高視聴率を記録したテレビドラマ。

目次

1 概要
2 あらすじ
2.1 最終話
2.1.1 前編
2.1.2 後編
3 キャスト
4 スタッフ
4.1 日本語版スタッフ
5 書籍
6 参考文献
7 サム・シェパード事件
7.1 参考
8 注・参照
9 関連項目
10 外部リンク

概要

各シーズン30話ずつで構成され、全部で120話となり、最終シーズンのみカラー作品である。

妻殺しの濡れ衣を着せられ死刑を宣告された医師リチャード・キンブルが、警察の追跡を逃れながら、真犯人を探し求めて全米を旅する物語。アメリカでの最終回(後述)の視聴率は50%[1]、占有率は72%[2] で、当時のアメリカにおける視聴率の最高記録を樹立。これは1980年11月、ラリー・ハグマン主演のドラマ、「ダラス」第4シーズン第1話まで破られることはなかった(『デイリー・バラエティ』によると、最終回の視聴率は50.7%、占有率は73.2%だったともいう[3])。

日本でも、1964年5月16日から1967年9月2日までTBS系列(近畿地区は当時朝日放送)で放送されて人気を博し、最終話の放送時刻には、ラジオドラマ「君の名は」のように、銭湯が空になったと言う。当時発売されたTVガイドによると、日本での最終話の視聴率は、前編が24.5%、後編(最終回)が31.8%であった[4]。

2009年10月よりAXNミステリーでも放送された。

本作をリメイクしたドラマ・映画作品も作られている(#関連項目を参照)。
あらすじ

インディアナ州スタッフォード[5]の小児科医リチャード・キンブルは、妻ヘレンと口論し家を飛び出すが、帰ってみると彼女は殺害されていた。その直前、彼は片腕の男が家から飛び出すのを目撃したが、警察はキンブルを犯人として逮捕する。彼は裁判で有罪となり、第一級殺人で死刑を宣告される。キンブルは、スタッフォード警察のジェラード警部に護送され、鉄道で州刑務所の死刑執行室に向かうが、列車が脱線事故を起こした際の混乱に紛れ、逃走に成功する。全国に指名手配されるが、キンブルは半白だった髪を黒く染め、名前を変え、場所[6]を移動し、さまざまな労働に就きながら、真犯人と思われる片腕の男を探し求める。そんなキンブルを、ジェラード警部は執拗に追跡する[7]。

物語は、キンブルが逃亡先で遭遇するさまざまな出来事を描くことに主眼が置かれている。逃亡者であるキンブルは、目立たないようふるまいには注意を怠らないが、何かトラブルや事件が起こると、持ち前のヒューマニズムからつい介入してしまう。病人やけが人が出た場合、やむをえず医療行為に及ぶこともある。その一方で、もともとインテリの医師である彼は、単純労働に就くとどこか浮いてしまい、周囲の反感を招いて自らがトラブルの種になってしまうことも少なくない。しかし、多くの人々はキンブルの人柄に惹かれ、彼の正体がわかっても進んで逃亡の手助けをする。とはいえ、中には自分の罪を彼になすりつけようとしたり、当局に差し出さない代わりに犯罪の手伝いをさせようとする者も現れる。

このようなシリーズの性格もあって、ジェラード警部の登場は数回に1回程度である。それでも、笑顔を全く見せず、家庭を犠牲にし、上司すらあきれるほど執拗にキンブルを捜し求めるジェラードの姿は、視聴者に強烈な印象を与えた。だが、回が進むにつれ、ジェラードはキンブルが妻殺しの犯人であることには疑問を抱かないものの、彼に他の容疑がかかるとそれを否定するなど、キンブルに一定の理解を示すようになっていく。一方、片腕の男の実在も明らかになり、物語は最終話へと至る。
最終話

最終話は、前後編のエピソードとなっている。
前編

キンブルが逃亡生活を始めてから4年の歳月が流れたある日、ロサンゼルスで片腕の男が強盗を犯して逮捕される。キンブルはロスへ急行するが、男はすでに何者かの手によって保釈されていた。しかもキンブルは、待ち構えていたジェラード警部に、ついに逮捕されてしまう。再び、ジェラードに列車で護送されるキンブル。
後編

しかし、キンブルはジェラードに、24時間だけ、片腕の男を探す猶予を与えられる。故郷スタッフォードで、ついに片腕の男を追い詰めたキンブルは、彼と直接対決する。果たして片腕の男は真犯人なのか、キンブルの無実は立証されるのか、物語は最後まで予断を許さない。
キャスト

リチャード・キンブル:デビッド・ジャンセン (声:睦五郎)
フィリップ・ジェラード警部:バリー・モース(声:加藤精三)
片腕の男フレッド・ジョンソン:ビル・ライシェ (声:池田忠夫)
キンブルの妹ドナ・キンブル・タフト:ジャクリーン・スコット (声:#17 野口ふみえ、#64,82 富永美沙子、#119,120 森ひろ子)
キンブルの妻ヘレン(回想シーンのみ):ダイアン・ブリュースター (声:江家礼子)
ナレーター:ウィリアム・コンラッド (声:矢島正明)

スタッフ

企画:ロイ・ハギンズ
製作総指揮:クイン・マーチン
音楽:ピート・ルゴロ
制作:クイン・マーチン・プロダクション、ユナイテッド・アーティスツ・テレビジョン

日本語版スタッフ

翻訳:額田やえ子
演出:山香武
スタジオ:TBS映画社
放送:1964年5月16日-1967年9月2日、毎週土曜20:00-20:55、TBS系列

書籍

『逃亡者』 - 本作のノベライゼーション。 ロジャー・フラー著、一ノ瀬直二 訳。ハヤカワポケットミステリ(早川書房) 絶版。

参考文献

Ed Robertson, The Fugitive Recaptured: The 30th Anniversary Companion to a Television Classic , Pomegranate Press, 1993 (ISBN 9780938817345)

サム・シェパード事件

本作「逃亡者」は、現実に起きた「サム・シェパード事件」がヒントになって作られた[8]。

1954年7月4日、オハイオ州クリーブランド郊外に住む、サミュエル(サム)・シェパード医師の家で、彼の妻マリリンが惨殺された。サムはもじゃもじゃした髪の侵入者に殴られ気絶していたと主張したものの、容疑者として逮捕され、第二級殺人(計画性はあるが第一級殺人の条件を満たさない殺人)で終身刑の判決を受ける[8]。母親はショックで拳銃自殺し、父親も病死。しかし、1966年に行われた再審の結果、サムは無罪となって釈放された[9]。

この事件は、マスコミに大きく取り上げられ、本にもなったために、アメリカでは有名であり、ドラマ「逃亡者」がヒットしたのはこうした背景もあった。しかし、再審結果が出ると、アメリカ国民の興味は急速に薄れ、視聴率も下降して、打ち切りが決定した(ただし、最終回は、前述の通り高視聴率の新記録を樹立)。

事件には、後日談がある。サムは再び開業したが、周囲の疑いの目は変わらず、患者は訪れない。サムは酒とドラッグに溺れ、金に困ってプロレスラーに転身[10]したものの、間もなく(1970年)肝不全で死亡した。サムの一人息子サム・リースは、偏見にさらされながら伯父に育てられた。やがて、サムの家の窓掃除人だったリチャード・エバーリングが真犯人である疑いが浮上した[9]。サム・リースは、残された証拠品に対し、事件当時は存在しなかったDNA鑑定を依頼して[8]、エバーリングと一致するという結果を得た[11][12]。エバーリングは、別の殺人事件のため終身刑で服役中、1998年に死亡したが、別の受刑者によればエバーリングは自分が犯人だと語っていたともいう[13]。サム・リースは、父の無実の罪を晴らすための裁判を起こした[14]。だが、2000年に出た評決では、彼の期待した結果は得られず[15]、真相は未だ藪の中にある。
参考

Sam Sheppard(ウィキペディア英語版)
Desario, Jack; Mason, William D. (2003-6) (英語). Dr. Sam Sheppard on Trial : The Prosecutors and the Marilyn Sheppard Murder. Kent State Univ Pr. ISBN 9780873387705.
Neff, James (2001-10-30) (英語). The Wrong Man:The Final Verdict on the Dr.Sam Sheppard Murder Case. Random House Inc. ISBN 9780679457190.
“「逃亡者」事件におけるDNA鑑定”. 関西医科大学法医学講座/関西医科大学大学院法医学生命倫理学研究室 (2002年12月4日). 2009年7月4日閲覧。
Linder, Douglas. “Dr.Sam Sheppard Trials” (英語). 2009年7月4日閲覧。
“知ってるつもり?! 実録『逃亡者』! 冤罪と戦った一人の男と家族の50年”. 日本テレビ. 2007年7月4日閲覧。
CNN 1999年10月5日のニュース

注・参照
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^ “海外ドラマチャンネル 逃亡者”. AXNミステリー. ミステリチャンネル. 2010年4月30日閲覧。
^ Brooks, Tim; F. Marsh, Earle (2003-10-14). The Complete Directory to Prime Time Network and Cable TV Shows. Ballantine Books. ISBN 9780345455420.
^ Robinson, Ed (1993-07-16). The Fugitive Recaptured: The 30th Anniversary Companion to a Television Classic. Pomegranate Press, Ltd.. ISBN 978-0938817345.
^ アメリカでは、連続テレビドラマが製作される際、最終回であってもその他の回と代わり映えしないことが多い。しかし、本作はきちんと完結した数少ない例である(米国のテレビ番組における最終回参照)。
^ 架空の都市。
^ アメリカ本土各地、アラスカ行きの船上、国境付近のメキシコなど。
^ ジェラードは地方警察の刑事であり、本来管轄外の捜査権限は持っていないが、有力情報が入れば国内のどこへでも飛んでいく。しかも彼は、日本語版では警部と訳されているが、正しくは警部補 (Lieutenant) で、決して階級が高いわけでもなく、上司は彼の行動を必ずしも快く思っていない。それが一層、ジェラードの執拗さを際立たせることにもなった。本作がリメイクされた映画版「逃亡者」(1993年)では、ジェラードの設定が、逃亡囚の逮捕権限を持つ連邦保安官に変更され、行動の不自然さが減じられている。
^ a b c “After Life of Notoriety and Pain, Son Tries to Solve His Mother'sMurder” (英語). ニューヨーク・タイムズ. (1996年3月26日) 2009年7月4日閲覧。
^ a b Butterfield, Fox (1989年8月14日). “Bay Village Journal; Sheppard Murder Case Attracting New Interest” (英語). ニューヨーク・タイムズ 2009年7月4日閲覧。
^ “Dr.Sam Sheppard” (英語). Online World of Wrestling. 2009年7月4日閲覧。
^ Butterfield, Fox (1997年2月5日). “New Clues in an Old Murder Case” (英語). ニューヨーク・タイムズ 2009年7月4日閲覧。
^ Butterfield, Fox (1997年2月9日). “'The Fugitive' Didn't Do It” (英語). ニューヨーク・タイムズ 2009年7月4日閲覧。
^ “Inmate Says Convict Told Him of Killing Sam Sheppard's Wife” (英語). ニューヨーク・タイムズ. (1998年8月20日) 2009年7月4日閲覧。
^ Butterfield, Fox (1998年12月3日). “Court Allows Sheppard Suit To Continue” (英語). ニューヨーク・タイムズ 2009年7月4日閲覧。
^ Butterfield, Fox (2000年4月13日). “Jury Rejects Innocence of Sheppard in '54 Murder” (英語). ニューヨーク・タイムズ 2009年7月4日閲覧。

関連項目

リメイク作品

逃亡者 (1993年の映画) - 主演:ハリソン・フォード。
追跡者 (1998年の映画) - 上記映画のスピンオフ作品。
新・逃亡者 - アメリカのテレビドラマ(2000年 - 2001年)。
逃亡者 RUNAWAY - TBS系列で放送された日本のテレビドラマ。主演:江口洋介。

その他の同名作品

逃亡者 (1990年の映画) - 映画『必死の逃亡者』(1955年)のリメイク。主演:ミッキー・ローク。
逃亡者 (1992年のテレビドラマ) - フジテレビ系列で放送された日本のテレビドラマ。主演:田原俊彦

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乳児抱えた女性が飛び込み死亡

2016年02月20日 14時19分46秒 | テレビ番組

毎日放送 2月17日(水)19時13分配信

乳児抱えた女性が飛び込み死亡

毎日放送
 『17日午後、JR天王寺駅のホームで、乳児を抱きかかえた30代の母親とみられる女性が、線路内に飛び込みホームに入ってきた快速電車と接触しました。 母親は全身を強く打つなどして、その後死亡しました。
午後3時10分ごろ、JR天王寺駅にある環状線のホームで、乳児を抱きかかえた30代ぐらいの母親とみられる女性が、停車しようとしていた関西空港発天王寺行きの快速電車と接触しました。
警察などによりますと、女性は全身を強く打つなどして意識不明の状態で、病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
生後3か月くらいとみられる乳児は、体をすりむくなどして軽傷です。
女性が乳児を抱きかかえて線路内に飛び込む姿を目撃したという情報も有り、警察は事故のいきさつについて詳しく調べています。』

今の日本の世相の反映です。
昔の言い方をすれば、鉄道自殺です。悲しい嫌なニュース
が、続く最近のご時世です。
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