毎日新聞 12月30日(日)22時20分配信『 愛知県半田市教委は30日、市立中2年の男子生徒(14)が10月、同級生の少年(14)に顔を殴られ、顎(あご)の骨を折ったと発表した9月から被害生徒をいじめていた別の同級生の少年(13)が、殴るよう指示したという。市教委は当初、暴行事件と判断し、いじめとは認識していなかった。
市教委によると、被害生徒は10月27日午後4時ごろ、下校中に同級生らに公園の便所に連れ込まれ、顎を2回殴られた。生徒は11月1日に半田署に被害届を提出し、殴った少年と一緒にいた3年生の少年(14)が12月までに傷害容疑で逮捕され、暴行を指示した少年は刑事罰が問われない13歳のため、児童相談所に送致された。
被害生徒は当初、自転車で電柱に衝突したと保護者などに説明したが、事件を知った同級生が11月1日に学校に伝えて発覚した。しかし、学校側は事件前の10月に全校生徒を対象にしたいじめアンケートで回答がなかったため、いじめとは認識せず調査をしなかった。
被害生徒の保護者が11月22日に13歳の少年の名を挙げ、「9月から50回以上暴行を受けている」と市教委などに訴えたため改めて調べたところ、少年は「ふざけ半分でやっていた」と認めたことから、いじめと判断した。加来正晴教育長は「信頼を損なう事件で申し訳ない。暴力を許さない強い意志で指導したい」と話している。【新井敦】
愛知県半田市教育委員会は30日、半田市中学校2年の男子生徒(14)が10月、同級生の少年(14)に顔を殴られ、顎(あご)の骨を折ったと発表しましたが。この記事を扱った毎日新聞いじめと記事に掲載するのは問題です。暴行事件では有りませんか。愛知県半田市教育委員会の対応もいじめと暴行事件の明確な区別が必要と思います。被害生徒は10月27日午後4時ごろ、下校中に同級生らに公園の便所に連れ込まれ、顎を2回殴られていた事実も有り、中学校の生活指導の限界を超えているのに中学校側も愛知県半田市教育委員会も取り組みが甘かったのでは有りませんか。今年最後の教育ニュースも中学生の暴行事件で、いじめも暴行事件も全国的学校から無くなっていないと言ういう現実の反映です。