教育再生会議・野依良治座長が、6月初めにまとめる第2次報告案の概要が明らかになった。問題があるとされる保護者の対応に教育委員会が乗り出すなど「親」への対策を打ち出しているのが特徴です。緊急提言を見送った「子育て指南」については、子育て支援策の拡充にとどめた。6月にとりまとめる政府の「骨太の方針」に盛り込む。 報告案の概要によると、課題を抱える子どもだけでなく、保護者への対応で困っている学校を支援するため教育委員会に学校問題解決支援チーム(仮称)を新たに設置する。チームには警察官OBや弁護士、臨床心理士などが参加し、学校に理不尽な要求をするいわゆる「モンスターペアレント」と呼ばれる親の対応にあたる。教育委員会を「指導」から「共に考え、支援する」立場に転換すると提言している。 また、全国的に問題化している給食費の滞納問題について「一部保護者の倫理が問われる問題」と指摘している。「親も子育てを通じて成長するもの」とし、「親の学びと家庭教育」の項目を設ける。モンスターペアレント、MONSTER・PERENT・怪物の親です。何でも かんでも学校に押し付けても問題は解決しません。そのために保護者があるのですから。家庭で教えるべき家庭教育や躾も大切です。以前総て学校と学校の先生の責任があると言った女性評論家がいましたが、無責任の極みで誰の子供かと疑いたくなります。給食費の滞納も問題になっていますが、東京の知人に聞きましたが、経済的な理由では無いのに滞納している人がたくさんいると言っていまして驚きました。皆で支えあう助け合い心、相互扶助の精神が無いのです。