『 広島市中区の市立吉島小(吉竹邦昭校長)で、男性教諭(51)が5年生男子児童(10)に体罰を加え、けがをさせていたことがわかった。 同小などによると、教諭は23日、給食準備中に児童がエプロンをつけていなかったなどとして、児童の頭をたたいたり、太ももをけったりした。児童は打撲などのけがを負い、24日以降、学校を休んでいる。保護者が24日に市教委に連絡して発覚。市教委生徒指導課が同様のケースがなかったかなどを調査している。 吉竹校長は「行き過ぎた指導で、児童、保護者に申し訳ない」と話している。』アサヒコム
給食準備中、男子児童がエプロンをつけていなかったのは良くないことです。男性教諭が、何度も注意して叱ってもこの男子児童が先生の言うことを聞かなかったのも原因でしょうね。体罰で行き過ぎだ指導も問題ですが。給食準備中、皆がエプロンをつけているのにこの児童だけがエプロンを付けていなかったのは問題で、この児童も保護者もこの点に置いて反省すべきだと思います。学校給食は、学校教育中での食育教育の大切な実践です。児童の頭を叩いたり、太ももを蹴ったりして怪我をさせた男性教諭は確かに問題ですが。学校教育法第11条の「児童・生徒への懲戒」の体罰を加えることが出来ない、体罰の禁止に当たりますが。常日頃から学校でこの男性教諭が、男子児童に注意しても聞き入れず、叱られても先生の指導に従わなかったことは無かったか、この男性教諭の言い分や意見も聞くべきでは有りませんか。体罰が問題になりますと先生だけが悪くて、生徒には問題が無かったとするのは一方的な判断と言えます。教育は、善、悪のけじめ、悪いは悪いと学校でも、家庭でもはつきりを教えることが今忘れられているように思えてなりません。親の小さい時からの躾の出来ていない子供達が多過ぎるのです。京都教育大学の学生による不祥事も含め大学生が問題ばかり起こしている今日です。「三つ子の魂百」幼い時の性質は老年まで変わらないと言う意味です。「生まれてから満二歳までの間の環境が、子どもの一生を左右することもありうると報告され、「三つ子の魂百までという古くからの言い伝えが迷信ではないことがハッキリしてきました。」川辺正行先生の提言『三つ子の魂百まで』~子育ての七不思議より一部引用。今は亡き大正15年生まれの母が生前私に教えてくれましたが。小さい時から子供に、親が悪いことは悪いと教えて置かないと親の言うことは聞かないし、大人になってから思慮分別のない、善悪の判断の出来ない非常識な大人になると言っていました。この頃大学生が事件ばかり起こしていますが、小さい時からの親の子供への躾の結果の表れでは有りませんか。もう一度家庭教育の重要性と家庭中での子供に対する躾の大切さを考え直すべきでは有りませんか。
提言『三つ子の魂百まで』~子育ての七不思議~
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提言『三つ子の魂百まで』
~子育ての七不思議~川辺正行氏の提言集
大分県の教育を考える会・代表幹事
川 辺 正 行
TEL&FAX:097-556-7363
Eメール:river@red.oit-net.jp
ホームページ:http://www.red.oit-net.jp/river/index.html
「子育て」というのは、人生の大事業ですね。お父さんやお母さんにとって大事な営みであるばかりでなく、国や地域社会にとっても、未来を左右するとても重要なことです。ましてや、育てられる子どもにとってはそれこそ一生の問題です。
最近は、昔にくらべると、子育てについての悩みごとが多くなってきたような気がします。たとえば、
- 女性の社会進出が増えてきたこと、
- 核家族が増えたこと、
- 子どもの数が少なくなったこと、
などが原因といわれます。また、幼いとき、子育てを身近に経験していない人が多くなってきたこともあるようです。
一方、経済的に豊かになってきたために、苦労とかガマンとかいう辛いことが少なくなり、伸び伸びと育つことができる反面、生き抜く強さが育ちにくくなってきたかもしれません。
ですからこれからの子育ては、昔からの知恵の良いところも生かしながら、新しい取り組み方を加えて、親も先生も地域の人たちも、みんなで力を合わせて、子育てすることが望まれます。
また最近は、子どもの脳の発達についての研究がめざましく進みました。昔は、赤ん坊は白紙の状態で生まれてくるものと考えられていましたが、どうしてどうして、妊娠後の早い時期から脳細胞が発達しはじめ、お母さんの胎児期の過ごし方から、いろいろな影響を受けることも分かってきました。
さらに、生まれてから満二歳までの間の環境が、子どもの一生を左右することもありうると報告され、「三つ子の魂百まで」という古くからの言い伝えが迷信ではないことがハッキリしてきました。このような最新の研究成果を学ぶことも、きっと子育てにプラスになるでしょう。
しかし、世の中がどう変わっても、子育てに一番必要なのは、「愛情」です。とくにお母さんのスキンシップで伝わる愛情と、お母さんの心を安らかにするお父さんの支援を欠かすことはできません。
さらに、地域の方たちが、子育て中のお母さんに知恵と励ましを与えていただけるとありがたいと思います。
私たち「大分県の教育を考える会」の幹事一同は、最新の文献を読み、専門家の話を聴き、めいめいの経験に基づく意見をぶつけ合って議論して、この提言を作りました。 若いお父さん、お母さんの子育てに、少しでも参考になれば…と思います。
『三つ子の魂百まで』 ~子育ての七不思議~の提言者で、
大分県の教育を考える会
代表川辺正行先生の
御許可と御高配により掲載させて頂いています。
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