名前:法律で食ってます
IP:220.99.16.120
コメントの内容
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ここはちゃんと意見を書いておかなければいけないんでしょうねえ。
教育カウンセラーさんへの意見
「プログの学校・教育のカテゴリで、法律のカテゴリでは有りませんので法律的には詳しく取り上げていません。あなたのように賢くて頭の良い法律の専門家から見れば、お目だるくて、物足りないと思われるかも知れません。私は、契約を破ったり、法律論を無視したりする考えは有りません。私も法律を護る事には、賛成です。日本は、法治国家ですから。戦前からの法規万能主義に対する批判は、教育行政や教育学を研究者専門家の間で言われていることです。教育現場では、基本的人権の尊重と言う立場から生徒の人権や先生の人権を守らなくてはいけないのは『教育人権論』から言って常識です。」→文章はチグハグですが、おおむね妥当だと思います。「教育人権論」がどのような内容のものか、検索してもわかりませんでしたが、私の浅学に原因があるのでしょう(教育カウンセラーさんの造語?提唱者は誰?)
※私の造語では有りません。私は、そんなに偉くはは有りません。教育法学者の言われたことと思います。教育法学の権威元東京都立大学教授兼子仁先生と思います。日本教育法学会の定説でもあります。秋田大学教育文化学部に、「教育人権論」の講座があります。
「最近インターネット上のサイトトラブルがいろいろと問題なっていますが、小学校からの新しい法律教育に取り組む必要性も感じます。」→話題が唐突に変わっていますが、まあ妥当でしょう。
※あなたの小学生にも分かるとおっしゃった契約論のお上手な説明の方法から私も考えました。サイトのトラブルも有りますし、その問題も含め専門家による小学校からの法学教育の必要性を感じました。
「今回の給食費滞納問題は、新聞の切り取りで事実関係が明らかでは有りません。」→そのとおりです。だから、あなたが2月10日の本ブログ記事で、「クラス全員の前で、給食費を滞納していた児童一人を名指しで非難したことは、憲法第十一条の基本的人権の侵害です。」とまで言い切ったのは妥当だったのかどうか。疑問なのです。あなたが先生の人権を侵害したなどというつもりはありませんが、心の暖かさ(あなたのお好きな言葉です)なり最低限の配慮があれば、もう少し慎重な表現でもよかったのでは。
※私の好きな言葉では有りませんが。最近の世相を自分なりに感じ書いたのですが。この先生の生徒への配慮不足でしょう。この先生の児童に言われた言葉の内容が分かりませんが。大局的に憲法第十一条の基本的人権の原理・原則を書いたのですが、水戸市教育委員会も謝罪したので、人権侵害に当たると考えたと思いますが。事実の関係が、詳しく分かりませんので、配慮や把握が足りないと言われれば仕方が有りません。この児童自身が皆の前で精神的に傷つけられたと感じて思えば、保護者の給食費滞納問題が有っても人権を侵害されたことになるのでは有りませんか。憲法の法律解釈論よりも、児童の心、生徒の人権を大切にすべきだと考えたからです。児童の心の問題を大切にして欲しいと思います。いじめに繋がりますから。ある元先生から、新聞記事の切り取りで、詳しい事情が分からないのと書かれ、自分の高校生時代の先生の言動に心を傷つけられたご経験や自分だったら基本的人権の侵害だと思うとの意見も頂きました。保護者に滞納給食費を払って貰えと書かれていました。
「法律的にも、結論付けることは無理です。」→そんなことはないでしょう。保護者の債務不履行です。具体的な対応としては、経済的に払えないのなら、保護者に対し、就学援助等の公的扶助を利用したうえで給食費を支払うよう求める。払えるのに払えないなら、支払いをするよう保護者に強く求める。ここまではどなたもほぼ同じ見解でしょう。それでも支払わない場合の対応については意見が分かれるのでしょうが。
※この事件に関しては、本当の事実が総て分かりますか。新聞記事の内容からは、この児童の保護者がなぜ給食費滞納していたのか、本当の理由が何なのかが私には分かりません。本当の事実を総て把握し、法律的には結論付けれませんよ。新聞記事だけからも水戸市教育委員会が謝罪したことから考えても、何が原因なのか本当の事実が分からないのでは有りませんか。この児童場合給食費の滞納理由として正当な事由や経済的に切迫した事情があったのかも知れません。すぐに処分を考えるのは性急です。新聞にも児童の家庭のプライバシーに関わる公表出来ない事情が有り書けなかったのかも知れません。すぐに法律論や規則を適用しても無理のように思いますよ。法律は、人間を生かし皆を幸せにするものであって欲しいと思います。法律家は、人権の擁護者であって欲しいと思います。 債務不履行の問題は、法律論の筋としは、通っていますしあなたの御意見には、私も賛成です。
「ただ最近幼児虐待の事件も多いですが、親の保護監督義務を果たさない為と思いますが。保護者の責任論が欠けています。給食費滞納問題は以前にもプログで取り上げましたが、親の保護監督責任ですから、保護者に責任を果たして貰うように書きました。」→ここも文章がわかりにくいのですが、保護者が責任を果たすべきことは当然です。
※法律的には、不十分かも知れませんが、保護者が責任を持って欲しいと思います。命に関わる問題です。
「児童への給食ストップは、文部科学省や教育委員会が考え、決める問題です。」→校長の職権でもできそうですが。
※私には、今後どのような事態になるか想像出来ません。私はこの提案には賛成していませんが。教育現場の校長先生と先生方、PTAの代表や保護者の皆で考えるべきだ問題と思います。みんなの意見を尊重するのが民主主義でしょう。法律的に校長の職権ですると問題が出るでしょう。任命権者の教育委員会との問題も有ると思います。
「あなたのおっしゃる通り児童を給食ストップの処分をしたとしても、保護者が反省し、滞納額を全額支払うとは限りません。」→払うかもしれませんよね。少なくとも、現状のまま給食を与え続けるよりは払う可能性は高くなるでしょう。
※給食費ストップの処分で、払うか、払う可能性が高いか私にはか分かりません。私は、子供より保護者が悪いと思いますが。給食費を滞納した保護者と学校側との裁判になる可能性も将来的には、有ると思います。私は、専門家ではありませんので、あくまで想像です。
「お金を出せるのは児童ではなく、あくまで大人の保護者ですから。正当な理由や経済的理由も無く、給食費を滞納している保護者からは、給食費の滞納分の差し押さえや強制徴収出来るように法律を改正する必要があるでしょう。」→現行法でも滞納分の差し押さえはできますよ。ただし、強制執行というのは問題も多いのです。裁判をするとお金(税金から支払われます)がかかります。それに給食費を支払わない(もしくは支払えない)親が自分名義の預金や有価証券や不動産を持っているとは考えにくいため、実効性があまり期待できない。それに強制執行を受ける側のダメージもとても大きいのです(たとえば給与が差し押さえられた場合、勤務先はその人をどう見るでしょうか)。
※私は、特別な事由や正当な理由も無く、経済的に余裕があるのに滞納している保護者もいると言うことを言いたかったのです。学校の先生でも給食費を滞納している先生もいるのです。先生の銀行口座から引き落とされるそうですが。このことも以前取り上げプログに書きました。保護者の責任と子供の責任を摩り替えて、保護者への子供の人質や見せしめ処分論では困ります。保護者が反省し、今後は給食費を滞納をしないと言う気持ちになって貰わないと解決しません。保護者が給食費を滞納しているのが問題で、学校の支払い要請に言うことを聞かないのかも知れませんし、放置しないで一定期間滞納している保護者には、地方自治体から請求書を送り、支払わない保護者には地方自治体が滞納分の差し押さえをする以外方法は無いのでは有りませんか。
「お書きになったとおり子供の給食をストップして、いじめが学校で起こったり、子供同士の間で人権問題や事件が起こった場合誰が責任を持つのですか。」→ここが最大のポイントでしょう。その子に給食を出し続けて、給食費を滞納する親が増えたら誰が責任をとるのか。給食費不払いをする親が多いがために食材費を抑えざるを得なくなると、食材の安全性が低下する懸念があるが、その結果健康被害が出たら誰が責任をとるのか。同様に給食サービスにかかる人件費を削減すれば、安全チェックや衛生管理の水準が低下する懸念があるが、食中毒(結構ある)等が発生した場合の責任は誰がとるのか。あなたは特定の子供の人権にのみ着目していますが、ほかの子の人権については関心がないのでしょうか。
※私は、特定の子供達だけの人権を考えているのでは有りません。私は、総ての子供達の人権を尊重すべきだと考えています。給食ストップに反対なのは、子供達の同士の間で問題が起き「人権が傷つけられない」かを心配して書きました。これ以上書けませんが。あなたと視点が違います。A新聞にも詳しく取り上げられました時にプログで取り上げましたが。保護者の給食費滞納問題が、全国的に増加し問題になっています。詳しくは、新聞に全国調査の結果が出ていたと思います。私は、今後の日本の学校給食制度の崩壊を一番心配して書いたのです。子供達の食の安全と健康を願っています。今輸入食材の安全性も問題になっていますから、学校給食の現場の人達は、大変苦労されていると思います。
「私は賛成致しません。法律論も大切ですが、処分される立場が違います。子供に制裁を加えても、子供に全面的に責任がありますか。児童は、お金を払え無いじゃ有りませんか。「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」では困ります。「罪を憎んで、人を憎まず」の諺どおり、法律の専門家は、法律の技術を駆使したり、法律知識ばかり振り回し、人の弱点やあら捜しするより、人間としての心の暖かさや人間性も必要でしょう。」→人間としての心の暖かさがあるからこそ、対立する利害を調整するにはどうしたらいいか、考え、悩むのです。保護者が給食費を払わない子供の利益も大事ですが、ほかの子供の利益も大事なのです。あなたこそ、ほかの子供のことを考える心の暖かさを持ち合わせていないのでは?
※新聞に掲載された時の記事を読み給食費をちゃんと支払っている保護者の子供達のことも考えていますよ。給食費を滞納している保護者には私は、保護者が皆支払って成り立つ学校給食制度なので、お互いの助け合い精神、「相互扶助の精神」が欠けているのではないかと思い前のプログに書いたのですが。表現が悪かったかも知れませんが。私は、日本の学校給食制度の崩壊を憂い書いたつもりです。
「人間性の無い法律家に頭がすこぶる良くても、人の痛み、苦しみや悲しさが分かりますか、分からないのでは有りませんか。」→あなたは水戸市立小学校の先生の痛みや苦しみに思いを馳せたことがありますか。生活は苦しいけど真面目に給食費を払っている保護者もいるでしょうが、そういう人たちの不公平感や憤りを真剣にイメージしたことがありますか。滞納者がいるために自分の子供が安全性の低い食品を口にする恐れはないかと不安を感じている保護者もいるでしょうが、そういう人たちのことを考えたことがありますか。
※もちろん水戸市立小学校のこの先生の気持ちも良く分かります。教育現場で汗を掻き苦労されている先生の立場も理解しています。私は、いつも教育現場で、直接生徒を指導されている先生の声や意見を聞くべきだとプログに書いていますよ。給食費の滞納問題が新聞に掲載される前に、支払える経済力が十分あるのに支払わない保護者が多いということを聞いたのは今から4年前です。東京都内に住むお母さんからお電話で直接伺い、常識的におかしいと言われましたが、私も本当なのかと不思議に思っていました。
「子供の責任より親の責任が第一義です。給食費を滞納した保護者の子供への処分・制裁論は出ても、なぜ保護者の責任論を明確にしないのですか。今の日本の国家財政赤字状態の日本で、学校給食制度の崩壊問題を憂い、心配されないのか不思議に思いました。」→だから給食費滞納を容認することは、多くの子供たちの利益を損ねることにつながると言っているのです。強制執行は上記のように少額の債権取立てには極めて不向きであることを考えると、保護者の責任追及の手立てはあまりないのですよ。もし、あなたが保護者の責任を明確にするアイディアがあれば教えていただけませんか。自治体もコンサルティングを求めに殺到しますよ、きっと。
※あなたの言われるとおりです。保護者の責任に間違いは有りません。今のところ私は、専門家では有りませんのでアイディアは有りませんが。日本の学校給食制度もこのまま行けば崩壊する恐れも有ります。小額でも債権取立てをせざるを得なくなるかも知れません。
「刑法の罪刑法定主義の理論を取る立場も有りますが、法律の厳罰主義を採用しても教育の諸問題は、良くなり解決出来ますか。」→あなたは「刑法の罪刑法定主義の理論」の意味をまったくご存知ありませんね。この文脈で出てくる言葉ではありませんよ。とりあえずグーグルででも検索してみてください。よく知らない専門用語をとりあえず使うのは、やめたほうがよいです。あなた自身のために。
※私は、刑法の勉強はしていませんし、法律の専門家では有りませんので、今後使わないようにします。不適切で申し訳なく思っています。
「何でも法律だけで解決しょうとすると肩苦しくなり、人間関係が円滑に行かなくなると思います。社会的な常識や世間の常識も肝要です。」→そりゃそうでしょ。ですから私も「法律が万能だとは言いませんが」と書いているでしょう。
※私は、教育分野に関して良く言われていることを書きました。全般的には、ここにあなたの書かれているとおりです。私もそう思っています。
「日本でも費用の掛かる裁判より、示談での解決も実際には多いと思いますが。弁護士も裁判ばかり勧めないと思います。」→念のためですが、民事の紛争では、判決を求めるのは良策ではないことが多いのです。賢明な人は、もめごとが大きくなる前に話し合いで解決します。ただし、法が存在するからこそ話し合いが成り立つのですがね。
※自分の利益の問題や法律的紛争になると弁護士さんで無いと話し合いに応じない人達も多いことも確かですね。
「法律で食ってるさん、「世の為、社会の為に、人の為になる」法律の専門家になって頂きたいと願っています。皆様の為に頑張って下さい。」→教育カウンセラーさんこそ頑張って。おたがい、社会の為に頑張るには、さまざまな人が持つそれぞれの立場を理解する必要がありますよね。一部の人に肩入れして物を見ると、像がゆがむから気をつけましょう(お互いにね)。それから、「思い込み」と「心の暖かさ」はまったくの別物であることを胸に刻んでおきましょう(お互いにね)。
※暖かい心と冷たい心、関西でも言葉として使われますが。私は一部の人に肩入れしていませんよ。大の虫を生かす為に小さい虫を犠牲にしても良いという考えには賛成出来ません。常に強者側につくか、弱い立場の人を護るかは、人それぞれです。あなたのそれぞれの立場にある人を理解するお考えには賛成です。思い込みは先入観を持つことになりますから、判断を誤り事実を見落としますね。注意したいと思います。教育は、経済的に豊かな家庭の子供達だけではなく、経済的に恵まれない家庭の子供達にも保障される改正教育基本法第四条の「教育の機会均等」の精神が私は、生かされるべきだと思っています。日本の社会的格差、都市部と地方の地域格差の矛盾や所得格差が拡大している今日の現実を見据え、新自由主義経済学の競争原理による適者生存、自然淘汰の経済主義の勝ち組、負け組みの区分では無く、社会的弱者、お年寄り、心身の障害のある人達への暖かい眼差しをもっことを法律の専門家として忘れないで頂きたいと思っています。法律学は、社会科学の分野に入る学問です。法律は、人々を幸せに導くもので無ければならないと私は思います。教えを受けました故柳久雄先生の教え「人間性尊重の教育」を目指し、相手の立場に立つことを私はいつも考えています。未だパソコンべたであなた様のようにうまく文章が書けませんでした。お詫びします。法律の専門家にいろいろと教えて頂き、勉強不足の私は、随分勉強になりました。有難うございました。あなた様も、御健康にご注意されまして御活躍下さいませ。心からお祈り申し上げます。
ほかにも書きたいことがあるけど、とりあえずこのへんで。
※私も専門家では有りませんので、これ以上この問題に関してお返事は書きません。私も一つの問題で疲れました。もっと明るい話題で、意見を交換したいですね。日本のこの頃の世相暗くて、不幸な悲しい事件ばかりです。私も新聞を読むのが嫌になることがあります。いろいろな考え方や立場の違いや意見が有って当然ですし、私も良いと思います。私とあなたとは考え方が違いますが、私も法律的に知らないことが多くて、間違いもありあなたに勉強させて頂きました。