大阪万博、赤字なら政治的責任 維新・馬場代表
日本維新の会の馬場伸幸代表は16日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、2025年大阪・関西万博の運営で赤字が出た場合は、維新に政治的責任があると述べた。「責任の取り方は維新のメンバーで協議して決めたい」とした。
仮に赤字が出た際は「国と大阪府・市、経済界が費用負担するルールが決まっているので、3者で話し合ってもらわなければならない」とも指摘した。
日本維新の会の馬場伸幸代表は16日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、2025年大阪・関西万博の運営で赤字が出た場合は、維新に政治的責任があると述べた。「責任の取り方は維新のメンバーで協議して決めたい」とした。
仮に赤字が出た際は「国と大阪府・市、経済界が費用負担するルールが決まっているので、3者で話し合ってもらわなければならない」とも指摘した。
大阪観光局は、モータースポーツの最高峰、「F1」を大阪に誘致することを目指す方針を明らかにしました。
大阪観光局は15日、観光都市としての大阪の魅力を高めるため、モータースポーツの最高峰「F1」の誘致を目指す方針を示しました。
F1をめぐっては、かつて吉村知事が大阪市長時代に、夢洲の万博跡地に誘致する意向を示していましたが、採算が合わないなどの理由で断念していました。
大阪観光局によると、F1の開催は、海外の富裕層の呼び込みや、高級ホテルの誘致にも効果的で、民間による採算の取れた運営は可能と判断したということです。
【大阪府・吉村洋文知事】「(都市型のF1を大阪に誘致できれば)都市魅力で重要なものになる。民設民営で誘致にチャレンジする大阪観光局の考えを支持します。ホストタウン・候補地としてできることがあれば積極的にやりたい」
大阪観光局は今後、誘致体制を構築し、場所や時期の検討を進めたいとしています。
泉房穂さん「今は検察の危機」自民派閥パー券事件で検察側へ異例の呼び掛け「あきらめるのはまだ早い」
中日スポーツ 2024/01/15 17:27
泉房穂さん「今は検察の危機」自民派閥パー券事件で検察側へ異例の呼び掛け「あきらめるのはまだ早い」
兵庫県明石市の前市長、泉房穂さんが15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。【全国の検事へのお願い】と題して、検察側へ異例の呼び掛けを行った。
政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で、東京地検特捜部が自民党安倍派の幹部議員の立件を見送る方向で調整していると報じられている。これについて、泉さんは「今は検察の危機だ」と書きだし、「『捜査を続けるべきだ』と、検察の内部からも声をあげていただきたい。客観的な資料が乏しく、たとえ立証が困難でも、あきらめずに捜査を継続し、状況証拠などを積み重ねて、立証を尽くすのが、検察の本来の使命のはずだ」と説得するように記述。最後は「あきらめるのは、まだ早い…」と強い思いを吐露した。
フォロワーらからも「三権分立が崩れている事に危機感を持っています」「この声を大きくしたい」「検察の誇りを取り戻す時」「正義の力を見せてほしい」などの声が届いている。
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社会ニュース 社会 維新の「高校完全無償化」が教育を破壊する可能性も…目先の人気取りに偏った政策の“2つの問題点”
維新の「高校完全無償化」が教育を破壊する可能性も…目先の人気取りに偏った政策の“2つの問題点”
2024/01/12 06:00文春オンライン
竹山 幸男2024/01/12
source : ノンフィクション出版
民主主義社会の根幹を揺るがす
その第一は、助成と引き換えに私学経営の根幹である授業料に自治体が手を突っ込んで枠をはめ、私学への完全な価格統制に着手したことだ。こんな乱暴な政策は、私学教育が始まった明治維新以来なかったことではないだろうか。
新しい日本の幕明けとなった明治期、福沢諭吉や新島襄といった先達たちが私財を投じて学校を開き、諸外国の先進的な教育を取り入れた。掲げられた建学の精神は、時代を超え現在に受け継がれている。
さらに戦後、人口の急増と進学率の上昇に伴って公立の定員が追いつかなくなると、国は私学に公教育の一部を引き受けてもらう代わりに、経常経費を助成する仕組み(1975年の私立学校振興助成法等)を整えた。税金で賄う公立と、授業料と公的助成で賄う私立を車の両輪に、公教育を整備してきたのである。
公教育の一翼を担う以上、自治体が助成を調整することに一定の合理性はある。だが、今回はその度を越していて、制度に参画しないなら助成を取り止めるという。半ば強制的に府の下請けに私学を置くような政策で、政治による教育支配は、民主主義社会の根幹を揺るがすものだ。
さらに進んだ先の未来の絵姿とも重なりそうなのが、19年に開校した公設民営の中高一貫校で運営を受託した学校法人では、特色ある教育を実現するのに、持ち出しを強いられているとも聞く。
価格にタガをはめ、公共施設の指定管理者の手法を教育にもあてはめて、コスト削減で間に合わせようとしている。この圧力は、今後、標準授業料をテコにして私学に向けられるかもしれない。無償化という耳触りのいいキャッチフレーズが、その危うさを見えにくくしている。
広がりつつある公立高校空白地帯
第二の問題は、橋下氏の知事時代の言葉通り、維新は公私問わず学校間の人気競争を迫り続けていること。学校の淘汰による教育費削減の意図はあからさまで、結局「なんぼの得があるのか」という、コスパ発想なのだ。
実は、国や府の無償化導入後、少子化や景気低迷による生徒減に苦しんだ私学の経営が一息つけたのは事実だ。手厚い教育を求める層から私学志向が強まり、大阪の公立高校の数は減り続けてきた。
それは、12年に成立した「府立学校条例」で、3年連続で1人でも定員割れをした高校は「再編整備」の対象とされた影響もある。これまで17校が募集停止になったほか、大阪府の22年度の入学者は私立は10年度比で6%増え、公立は2割減った。公立の中でも進学実績の高いトップ校に人気が偏り、二番手以下の人気はぐっと下がる。公立高校空白地帯が広がりつつあるのは教員の怠慢ではなく それは、12年に成立した「府立学校条例」で、3年連続で1人でも定員割れをした高校は「再編整備」の対象とされた影響もある。これまで17校が募集停止になったほか、大阪府の22年度の入学者は私立は10年度比で6%増え、公立は2割減った。公立の中でも進学実績の高いトップ校に人気が偏り、二番手以下の人気はぐっと下がる。公立高校空白地帯が広がりつつあるのは教員の怠慢ではなく、行政がそう誘導しているのだ。
目先の人気取りに偏った政策
不人気校から廃止して公立の数を減らし、公務員としての教員の人件費や学校建設・維持費を大幅に削減する意図は明らかだ。少子化が進み、生徒募集が困難になれば、もともと公立よりお金のかけられていない私立にも募集停止の波は及ぶ。公立の重点校には傾斜をかけ税金を投じる一方、私立の教育充実の追加経費は、「自力で寄付を募れ」である。こうして教育の総コストを縮減させようとしているのではないか。
特色ある教育やその質の向上には、充実した施設や優れた教職員が不可欠で費用もかかる。これまで私学は、先進性に期待して負担していただいた授業料をそこに投じ、新しい教育にチャレンジしてきた。その成果を取り込むことで、公教育全体もアップデートしてきたのだ。
維新はいかなる公教育を作るのか、その本質論を語らないまま、目先の人気取りに偏った政策を推し進めている。万博、カジノなど大阪府財政全体の逼迫による不安要因もある中で、この先大きな痛手を被るのは未来の子どもたちである。
◆このコラムは、政治、経済からスポーツや芸能まで、世の中の事象を幅広く網羅した『文藝春秋オピニオン 2024年の論点100』に掲載されています。
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大阪・関西万博 記事詳細
速報
万博会場に食品全般持ち込み禁止 吉村知事「弁当を広げて万博で食べたい、当然ある」
MBSニュース1/12(金)16:25
万博会場に食品全般持ち込み禁止 吉村知事「弁当を広げて万博で食べたい、当然ある」
博覧会協会は12日、2025年の大阪・関西万博の来場者に対する会場持ち込み禁止物に関する規約を発表しました。
持ち込みが禁止されるのは原則、「食品全般、酒類、缶瓶類の飲料」です。協会は、会場のセキュリティチェックが厳しくなるため、検査対象が増えるとゲートでの滞留と、雑踏事故のリスクがあるとしています。
さらに食中毒対策でもあると説明しています。
ただし持ち込みが認められる例外も、複数示されています。
〇食品で持ち込み可…ベビーフード、子のおやつ、あめやガム、アレルギーのある来場者の食品、宗教上の理由や食事制限のある方の飲食物。学校団体の弁当の持ち込み
〇飲料で持ち込み可…マイボトル、水筒、ペットボトル、ただし酒類を入れてはいけない
飲食物の持ち込み禁止については、愛知万博の際も当初禁止からはじまったものの、小泉総理大臣(当時)の発言などから、家庭の弁当を認める方針に転換していました。
大阪府の吉村知事は12日、「家庭の弁当を広げて万博で食べたい、っていうのは当然あると思いますので、協会として参加者の気持ちになって対応を考えてもらいたい」と話しました。
博覧会協会幹部は「新たな検討課題が出てくれば、順次検討していきたい」としています。
いっぽう、会場へのペット同伴については、引き続き検討が進められています。
(C) NTT DOCOMO
サンケイスポーツ1/9(火)15:09
大阪府の吉村洋文知事
大阪府の吉村洋文知事(48)は9日、大阪府庁で囲み取材に応じ、当面の間の芸能活動休止を発表した松本人志(60)がお笑いコンビ、ダウンタウンとして務めている25年大阪・関西万博のアンバサダーについて、「休止になる」と明かした。
「松本人志さん自身が事実無根で裁判で争う間は休止されるということですから、その間はアンバサダーの活動はされない。事実関係が分からないので、事実関係が明らかになった時点での判断になる」
ダウンタウンは、2020年から25年大阪・関西万博のPRを行うアンバサダーに就任。しかし、女性に性的行為を強要したと週刊文春に報じられ、法的措置を検討していた松本は、8日に所属事務所を通じて「裁判に注力したい」とし、当面の間、芸能活動を休止すると宣言した。
25年日本国際博覧会協会から「連絡は受けてません。正確には協会と(松本が所属する)吉本の総意が前提。協会からは吉本と話をしていないと連絡を受けている」と吉村知事。
松本がアンバサダーとして適任かとの問いには「(主張が)正面からぶつかりあっていますので、裁判(の結果)を待って−ということになります。事実関係がわからないので、なんとも言えない。今の段階で断定的に判断するのは違う」と話した。
現時点で、ダウンタウンのアンバサダーとしての活動予定はない