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一瞬の油断<本澤二郎の「日本の風景」(4428)
2022/04/28 11:07190
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一瞬の油断<本澤二郎の「日本の風景」(4428)
<「木更津レイプ殺人事件」の記憶すべき全女性必須の教訓>より、転載させて、頂きました。
2022年4月28日は、やくざ浜名(介護施設「かけはし」のオーナー)に殺害された「木更津レイプ殺人事件」(未解決)被害者K子さん(当時栄養士)の7回忌。共犯者は木更津市内のヘルパー(吉田ふみえ)と大工(佐久間清)。
見方次第では、公明党創価学会最悪の恥部といえる。筆者は捜査に政治的圧力がかかったと見ている。被害者は殺害される直前の2013年12月、極右ナショナリストの安倍晋三首相(当時)に同調して「特定秘密保護法」を強行した同国交相・太田ショウコウ(昭宏)に対して「創価学会の裏切り者」と強く非難して、周辺に注目を集めていた。
この悲劇的な殺人事件から浮かんでくる教訓とは何か。すべての女性が安全に生きるための貴重な生き方を教えている。多くの日本人女性は、いうなれば「のほほん」として生きている。だが、彼女らの周囲にはオオカミ・強姦魔が蠢いている。一瞬の油断・スキを彼らは、まず見逃すことはしない。
その点で、一人住まいの女性は、老いも若きも油断すると、命取りになる。本事件の犯人の浜名はやくざだが、一定の条件があると、平凡な男でも狼になる。覚醒剤使用者ともなると、老いても獰猛な狼になるだろう。
最近の事例では、ワシントン支局長だったTBSの山口敬之強姦魔の犯罪が有名だが、彼は幸運にも安倍・官邸の身内だったことから、驚くべきことだが、現在警察庁長官の中村格(当時警視庁刑事部長)が強姦魔逮捕を封じ込めた。それによって安倍と続く菅義偉(当時首相)らによって、破格の出世を手にしたもので、今後の動向が注目を集めている。
最近の強姦魔は薬物を使っている。人混みのレストランで男と食事していても、薬物を使う相手だと、女性は簡単にレイプされる。伊藤詩織さんの事件は、それでも本人の勇気が世界に流れて、強姦魔が大衆の評価をえることは、もはや不可能である。ともあれ一瞬の油断も、時には女性の人生を奪ってしまう。
筆者の印象だと、K子さんや伊藤さんの事例は、他にもかなりたくさん起きている。ほとんどが泣き寝入りしているのだ。女性の自立に縁遠い日本ではなおさらであろう。したがって、この二つの事件を完ぺきに解明することが、この国の安全と女性の人権を確保するための指標であろう。
<狙われている一人住まいの女性・家に男(狼)を入れるな!>
福田赳夫側近の田中龍夫に生涯仕えた秘書の中内節子には、森喜朗でさえも一目置いていたようだが、むろん彼女の生活環境は優雅を極めていた。それでも国会近くの超高級マンションに、龍夫の出戻り娘と一緒に暮らして、一人住まいを避けて身を守ったことは、一般に知られていない。安倍の麻薬好きを最初に教えてくれた人物は、彼女だった。
一人住まいの女性は、間違いなく狙われている。野田聖子はどうだったろうか?今は大丈夫だろう!
K子さんは、秋田県本庄市で二人の娘と一人息子を一人前にしたあと、老いた戦争未亡人として、人知れず苦労をしてきた助産婦の母親の介護と夫との不仲のため、木更津市内の実家に戻り、君津市の山の手病院で栄養士として働いた。その間に老衰の母を見送ると、文字通り、一人住まいの生活をするようになった。今からすると、そんな彼女にやくざ狼が狙いを定めた。
無論、彼女の日常生活は、外からの侵入者に警戒を怠ることはなかった。郵便局と宅急便を事前に確認した後、玄関の扉を開けた。それ以外は、誰も玄関口にも入れなかった。だが、例外もあった。油断である。熱心な信仰者だった彼女は、信仰仲間に対しては別だった。ここにこそ大きな落とし穴を、自ら用意してしまった。
彼女にとって信仰仲間は、信頼できる身内のような存在だった。自ら落とし穴をつくり、そこに落下してしまった。信仰する仲間にやくざが市民に姿を隠して潜んでいることなど、信じようがなかったのであろうが、現実は違った。やくざ学会員は、いわば当たり前だという現実を彼女は、全く信じなかったのだから。
木更津市など千葉県は、古くからやくざが跋扈する土地柄で、現在も変わっていない。その点でK子さんは、無防備だった。
「男はオオカミ」とは古くから言われてきたことだが、敗戦後の日本も同様である。日本の観光案内に載っていないが、これは真実である。日本警察最大の恥部である。
<大工仕事でも知り合いを同席させる知恵が女のたしなみ>
小心者の筆者は老いた法律家の一人暮らしを心配している。事務所には誰でも入ることが出来る。知らない人物も法律相談にやってくる。つい応対するだろう。「もうおばあさんだから」という理由を狼は信じない。
K子さんの話に戻すと、彼女が油断して自宅に入れてしまった人物は、男であった。学会員の大工のはずだった。大工道具の木箱には強姦七つ道具が入っていた。普段は長そでを着ているやくざは、上着を脱ぐだけで、相手の女性は体が震えてしまい、声も出ない。部屋には一人住まいの栄養士、小柄だが色白の美人で胸も大きかった。
間もなくして、彼女は夜の街で出かけるようになった。いうところの水商売とは、性ビジネスである。2013年夏の出来事から、彼女の生活は一変していく。
<市民に姿を変えたやくざ学会員を信用したツケが命奪う!>
美人栄養士に介護施設で「働いて。同じ学会員よ」と誘われて、当時は自由の身だったことから断る理由もなく、JR岩根駅近くの「かけはし」に通いだした栄養士を待ち構えていたのは、介護施設のオーナーである浜名だった。
「若いころ大工をしていた」といって3本指の手を見せた。「大工見習の時落としてしまった」という嘘を信じた栄養士のK子さんにとって、それがやくざの指つめであることさえ分からなかった。「特別安くするよ。どこか修理する所はない」というセールスに彼女は飛びついてしまった。
普段であれば、近くに住んでいる親類の伊藤正夫さんに頼んでいたのだが、これこそが運命なのか、彼は体の調子が悪くて鴨川病院に入院していた。同じ信仰仲間の介護施設のオーナーが、家の補修を安くしてくれる?という甘言が罠であることに全く気付かなかった。
「介護施設を経営する浜名は学会員」「大工仕事もできる親切な学会員」という、そのことだけで、まさかやくざ浜名ということに全く気付かずに、玄関口の補修を頼んでしまった。
もしも、その日に栄養士が、四街道市の長女か知り合いを家に呼んでいれば、彼女の運命はあと20年は間違いなかったろう。栄養士は毎日の散歩以外に毎朝のヨガ、月に数回の富来田公民館での体操、肺の運動にもなるソプラノ合唱団など、体調管理は万全だった。
「味噌汁は1日一杯」が肝心とも。「同窓会に行くと、私一人若すぎて目立って仕方ない」ともこぼしていた。
しかし、強烈な精神的衝撃による大動脈破裂を避けることは出来なかった。物凄い痛みは、気を失うまで続く。非業の死そのものだった。
「毎日3時間題目」にかけて、やくざ浜名から逃げ出そうとしてきたK子さんも、殺人に相当する動画を含めて「ばらすぞ」との浜名ドーカツに耐えることは出来なかった。
「信仰で幸せになる」という信仰者の思い込みは、癒しを求めるものでしかない。運命を変えるような神仏はいない。
<死ぬ覚悟で110番通報すれば性奴隷・殺害から逃げられる!>
取材を敢行してみて改めて考えさせられたことは、なぜ110番通報をしなかったのか。警察を信用しない日本国民は多いが、それでも警察に駆け込むしかない。問題でも法律に期待をかけるしかないだろう。
中村格が抵抗しても、110番通報をすれば、栄養士は今も生きている。性奴隷から逃げ延びることが出来たろう。戦後教育も関係しているのか。自立しない人間教育が災いしているかも。
分かってほしい。カルト教団は、殺害された会員を助けることはしない!7回忌だというのに、遺族は今も姿を見せようとしない。数十回も遺族に連絡するように手紙を出したが、返信なしだ。母親の殺人事件に沈黙する遺族もまた、皆信仰仲間である。次女の夫は、公明党本部職員。それなのに?それゆえか?
「死んだ人間はもう会員ではない」と口にした被害者の信仰仲間もいた。金集めと集票目的の宗教団体に慈悲心はない!のだろう。カルト教団にとって、カネと票だけがお目当てといわれかねない。
木更津レイプ殺人事件7回忌<本澤二郎の「日本の風景」(4425) : jlj0011のblog (livedoor.blog)
繰り返す。この世に神仏はいない。お互いをいたわる・支え合う組織・教団はないに等しい。むしろ教育こそが重要である。古来より宗教は戦いの武器となってきた。いまもそうであろう。
2022年4月28日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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