『 文部科学省国立教育政策研究所は27日、小学6年と中学3年を対象にした社会科テスト(特定課題調査)の結果を公表した。歴史上の人物と業績を結びつける問題(小6)では、ザビエルや雪舟は正答率が高い一方、伊藤博文や勝海舟は低いという意外な「認知度ランキング」が判明。小6で全47都道府県の位置を正しく答えた児童は12・7%だった。 調査は昨年1~2月、無作為抽出した全国526校約1万6000人を対象に実施。学習指導要領で取り上げている42人の名前に、業績を説明した42の短文を結びつける小6の問題では、ザビエルは正答率98・2%だったのに対し、伊藤博文は37・7%、明治天皇は37・5%だった。 近現代の人物ほど正答率が低く、同研究所は「同時代に活躍した人物が多いため」などと分析。明治天皇は「五箇条の御誓文を出した」が正解だが、「大日本帝国憲法をつくる仕事に当たった」の伊藤博文と混同した誤答が多かった。 一方、同時に実施した学校へのアンケートで、「人物年表や人物事典づくりなど表現活動を(指導に)取り入れた」と答えた教師の担当児童は正答率が高かった。 都道府県名から地図上の位置を選ぶ問題(小6)では、47都道府県の平均正答率が54・7%。福井と徳島の39・9%が最低だった。鳥取を島根の位置(誤答率18・7%)としたり、秋田を岩手の位置(16・6%)とするなど、隣接県と間違えるケースが目立った。47都道府県の位置は、来年度から先行実施される新学習指導要領で小3~4年生で必ず学ぶようになる。 複数の資料から課題を見つけてまとめる力は、発表・討論などを含む「問題解決型」の授業を実施している学校ほど高い傾向が見られた。同研究所は「問題解決的な学習の経験を継続的に積ませることが重要」と指摘している。』毎日新聞
社会科テストで、小学校6年生の6割が福井と徳島の位置分からずの調査結果は、日本地理学会が3月19日に発表した「高校生の6割近くが、地図上で宮崎県の場所を答えられず、大学生でも約3分の1が分からない」と言う調査結果と関連性があると思います。『世界の国の位置を問う問題でも、イラクの場所を答えられたのは高校生の約4分の1、大学生の約半数。同学会は「知事が話題となっても、宮崎の場所を正確に知っている生徒は少ない。地理教育の充実が必要不可欠だ」と訴えている。この調査は地理学会の地理教育専門委員会が昨年12月から今年2月、全国の51校(うち37校は東京都内)に通う6159人の高校生と31大学に通う3747人の学生を対象に実施。白地図から10都道府県や10カ国の位置を選ばせた。都道府県では、高校生の正答率は宮崎が最低で、愛媛とともに5割を切った。大学生でも愛媛、宮崎、島根の3県は約3分の2に留まった。宮崎県の場合、隣県の熊本県、大分県と取り違えた学生が多かったが、音の響きから東北の宮城県と間違えた例もあった。 世界の国々では、フィンランド、ケニア、ベトナム、スイス、イラクの正答率が高校生で5割未満、イラクは大学生になると5割を超えたが、3年前の調査に比べると、正答率は6.3ポイント落ちていた。誤答では隣国で音の響きも似ているイランを選んだ学生が最も多かった。 高校で地理を選択履修している場合、国の正答率は高校、大学とも未履修組より高かった。』アサヒコムから一部引用。
宮崎弁で言いますと「地理教育どけんがせんと」と言うことになります。教育は小学校からの積み重ねです。高校生でも自分の住んでいる場所を地図上から正しく把握で来ていた無いのです。小学校の時から地理の授業では、地図帳と白地図の印刷ブリントや、地理記入の練習帳を使い勉強する必要が有りますし、地球儀も使い世界の国々の位置を学ぶ地理の教育実践と徹底が大切だと思います。地理を学ぶことは、社会科の公民、倫理社会、日本史や世界史、理科の生物学、物理学、地学を学ぶ基礎になります。今や国際化時代です。地図を調べ、物事を考え判断することが大切だと思います。スーパー理科教員を理工系大学・大学院で養成することが決まりましたが。日本の地理教育の充実の為にもスーバー地理教員を小学校から配置すべきだと思います。各独立法人の教育大学の教育学部や大学には、地理学専攻講座が有ります。地理学を専攻した専門家に小・中学校で教えて貰えば小学生も地理が好きになると思います。 地理学は、人文地理や自然地理に分かれますが。校外での社会科としての見学、調査、観察学習も大切です。その学校の位置する地域の地質、地形、。土地調査や自然形態、川や山の見ながらを学べは教科書の内容も良く理解出来、地理にも皆興味が湧くと思います。理科離れも心配ですが。日常生活と密着した社会科離れも心配です。将来小学生の子供たちが大きくなり、自分の住んでいる地域を取り違えるような高校生になったら本当に困りますよ。歴史の歴史上の人物と業績を結びつける問題(小6)では、ザビエルや雪舟は正答率が高い一方、伊藤博文や勝海舟は低いという意外な「認知度ランキング」が判明したそうですが、小学校の歴史の授業時間に「歴史の資料」を歴史的人物と関連付けながら、担当の先生と資料を読みながら学習する習慣が必要ではないでしょうか。その時代に出て来る大切な歴史資料も一緒に学んで置くことが、歴史的背景や歴史教育の基礎を学ぶことになると思いますし、国語教育の読み方教育や読解力が身に付くことにも繋がると思います。又小学校の社会科研修として 、日本の歴史を教科書の中だけで学ぶのではなく、其の小学校の有る地域の歴史的名所や旧跡、歴史的史跡を先生と訪れ学んでいくことも大切では有りませんか。戦前は、国語(現代文<古文)・漢文・地理・歴史を重視する教育が重んじられましたが。最近は国語力の低下、社会科教育の低下、理科離れでは日本の教育は危機的状況です。大学入試では、中国文学、東洋史の有る文学部でも漢文を入試科目から出題しない私立大学も多くなっています。関西では、立命館大学文学部のみ入試科目に出題していますが。大学入試センター試験の第一次試験には現代文・古文・漢文は出題されていますが。国際化時代の日本だからこそ国語の現代文・古文・漢文、社会科の日本史・昨年必修科目の履修漏れで問題になりました世界史・地理・倫理社会・公民の基礎的学力が必要だと思います。普通科高校、職業科高校のカリキュラムに関係無く、教科内容の充実が必要です。将来世界のどこに行っても通用する日本文化の伝統と教養を身に付けた日本人が求められています。
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