豚の骨@大和郡山市

6年と半年乗って来たクルマを、この日乗り替えた。
現行カローラよりも小さな外寸のくせに人間サマが乗る空間は本当に広いトヨタ・オーパ。日本全国とはいかないにせよ、北海道から九州まで、あっちこっち走った。キャンプの楽しさを覚えたのもこのクルマにしてからだった。
新しいクルマは一応7人乗りの3列シート。世間ではミニヴァンと呼ばれるが、もともと欲しかったのは5ナンバーサイズのステーションワゴン。ちょっと前のスバルレガシィは非常に魅力的だが、いつの間にやら3ナンバー化し、値段的にもちょっとキビシいし、キャンプの荷物を思うと、荷室にもう少しゆとりが欲しい。いろいろ検討して選んだのはトヨタ・オーパの奥に見える白いクルマ。森高千里に言わせると、このクルマに乗ると、運転がうまくなるらしい。そこに惚れて(?)自分で選んで買ったのだが、先日ディーラーで乗せてもらった試乗車以外、道でこのフロントマスクのクルマに出会ったことがまだない。きっと人気がないのだろう。
しかし、人気のあるクルマがいいクルマというもんでもないとかねてから私は思う。(そういうことにしておかないと、不人気車ばかりの自分の車歴が辛くなる)
外寸的には長さ以外にトヨタオーパと大きな違いはないのだが、操作感、アクセルの反応、ハンドリングとかとかはかなり違う。この日は100kmほど走ってみて、少しは慣れたかなぁ?というところ。視界の良さ、そしてバカバカしいほどのサイズの天窓はクルマの上の景色が楽しめて面白い。しかし、この季節でも日向は暑く感じるが。
その、運転がうまくなるという3列シート車で行く初めての目的地はラーメン無鉄砲の新奈良店「豚の骨」。

かつては喫茶店だったような、カウンターのみで12席程度の小さな店舗。厨房には赤迫の大将と、赤迫婦人。京都本店では店舗の規模ゆえ、かつての奈良店にくらべ、厨房と客席に距離感があるが、ここ「豚の骨」は店舗のサイズから作り手との距離が極めて近い。無鉄砲ファンにはこの近さがタマラナイ魅力になるだろう。

お店に入ると食券でプラスチックの札を買い、それをテーブルにおいて待つ。もちろん、その間に、麺の硬さ等々の好みを聞いてくれる。

今回の私の注文はカタネギオ。注文してからラーメンが届くのに3分とかからないのも店舗の小ささ故か。赤迫の大将が言うに、「豚の骨」では、旧奈良店の原点に帰り、小回りの効くこの小ささを大事にしたかったとのこと。
テーブルには、京都本店と同じあの壷類が並んでいる。


かねてから痩せ気味だった宮崎のあの日本めんは、かなりしっかりとした感触を取り戻していた。

そしてあのスープ。もう、言うことなしの濃厚豚骨。あ"ー旨ひ♥。

妻は、豚骨煮干しのダブルを豚骨6:煮干し4で。「豚の骨」では豚骨8:煮干し2がデフォらしく、これが6:4だとかなり煮干しがガッツーンなスープになる。一口味見させてもらったが、コレもまたあぁ旨ひ♥。
息子の呪文は「カタ・ナメラカ」。

「相変わらずのすごいこってりでしたが。 とりあえず旨かった。」と、彼のブログにはそう書いてあった。

というわけで、いずれそのうち、また行列になるんだろナァ...。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
間違い発見! ()
2007-10-03 23:30:35
私が食べたのは,豚骨4で煮干しが6です。
お間違いなく・・・・・。
 
 
 
あちゃー (t_cognac)
2007-10-04 20:35:35
ソレは失礼仕りました。
 
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