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天骨庵慶心@京都市北区大宮東総門口町:天骨麺
この日、ナゼか妙心寺塔頭の某宿坊に荷物を届けるお遣いごと。せっかくなので、この辺りでお昼にどこかにいくことにして、
何となく西大路を北上しながら平野神社の上にあるあの行列店をスルーし...(思えば、茶山にあったころに一度行って以来、今の地に移転してからは一度も赴いていない)
やって来たのは先月2月22日にオープンしたという新店。かつての「福三」の近くだと聞いていたが、実際に行ってみると、そこは旧福三の近くというより、むしろ中華のサカイ御薗橋店のすぐ近くであった。
店内、厨房に面したカウンター席とその後ろに店内待ち用のベンチシート。複数で訪れた私たちは、テーブル席に通された。
メニューは上掲画像の通りMS Wordか一太郎かでA4ヨコ縦書きに11ポイント程度の明朝体で書いた一枚モノの文書。限られた庵人(=店主)にて給仕...なので、ゴハンや飲み物はセルフサービス等々、いろいろ書いてある。(ちなみにお冷やもセルフでした。)
いろいろ書いてはあるが、ラーメンに関してはこれだけである。ということで、「天骨麺」を注文。
出来上がりを待つ間、テーブルの様子など観察。画面左から、卓上調味料の「あおとん」(青唐辛子とにんにく、調味料をあわせもの。フタを開けた見た目はあたかも柚子胡椒みたいだけど。)、「魚介節醤油」(その名の通り、醤油と魚介節を合わせたもの。ラーメンスープの元ダレとは別モノのようだ)、「刻みタマネギ」(コレもメニューを見ないで何も知らずに蓋を開けると擂り下ろしニンニクのように「見える」が、実際には刻み...というより玉葱の擂り下ろしだった。)
ほどなくして出来上がって来た「天骨麺」。スープは圧力鍋で鶏1:豚9を圧力鍋で煮込んだ出汁をハシラとするらしい。
「圧力鍋で煮込みました」といっても、実はそれだけでは完成形にはなり得ず、さらに煮ながら撹拌しないと濃密な高粘度出汁にはなり得ないものだと、自分の経験値的には思う。
そんな濃厚スープの味わいは上々。大阪のミネヤ食品製の中太麺、親愛なる左京区在住地雷店処理班長による某クローズドSNSでの評価では「麺へのからみがもう少し調整要」というコメントを見るところであったが、私にはコレでもいいんじゃないの?と思える絡み加減と麺自体のしこしことした感触。
ネギについては「お待たせしたのでネギ増しにしときました」ということで、コチラから特にリクエストしたわけではないが多めにしてくれた。ネギ大好きな私にとって、コレははありがたいところだが、世の皆が皆ネギ好きと限ったわけではないので、そういうサービスはどうだろうか?とかお伝えしようかと一瞬思ったが、小心者の私はソレをやめておくことにした。
ネギの他、具にはチャーシューとメンマ。とりわけチャーシューについては意図してのことだろうか味付けはかなり控えめで、ちょっとスープに負けている感もあったかな。卓上の調味料三種はありきたりなものでなく、また品質管理にも心を砕いているようで、ラーメンを味わっている途中にちょこっとずつ加えて味わいを変化させる楽しみがある。「あおとん」の辛味、「刻み玉葱」によるほんのりとしたマイルド感。「魚介節醤油」の海系和風テイストによる変化。 いずれも面白い。
今回、撮影許可をいただいた以外に庵主(店主)とは積極的なお話しはしないでおいたが、まあ、いかにも「ラーメン好きが高じてとうとう、お店始めちゃいました」みたいなオーラを発散させまくっていることを非常に強く感じた。スープ、麺、具のバランスどり等、コレからどんどんと磨きがかかって行くであろう「伸び代」が十分に予想できる楽しいお店であると思う。
いまのところは「天骨麺」一本だが、こういう手書きボードを店先においているあたり、きっと今後の変化&進化への布石であろう。
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11:40~15:00
17:20~22:00
不定休
090-3679-2006
京都市北区大宮東総門口町38-6
P:なし(近隣コインパーキング利用推奨)
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