ドライブイン ダルマ@舞鶴市丸田:ラーメン

イネノソラGOHANからの帰り道、ふと思い出したのは道中にかねてから寄ってみたいスポットがそういえばあったこと。それがココ、ドライブインダルマ。そう。昭和40年代の頃に国道沿いを中心にあちこちに出来た「ドライブイン」。現存しているのが不思議にさえ思える昭和時代の文化遺産的施設。しかし、文化庁は決してこの手の20世紀遺産を文化財として登録するとは考えられない、現存するうちに必ず行っとけ、体験しとけ的物件....に、立ち寄った。
まず目に飛び込んできたのは、古式ゆかしい正調コークボトル。映画ウエストサイドストーリーで、トニーが階段の手すりにボトルを叩きつけて王冠を外すシーンの、あのコークボトル。(尤も映画ではケースが木箱だが)
そして、ボトル用自販機。本体に栓ヌキが付いているやつ。紙幣にも対応しているので、おそらくは最後期のものであろう。
さらに、ジュークボックス。コインを入れてボタンを押せば、中で45回転のドーナツ盤が再生されるアレ。音楽を聴く行為がネットを通じ、レコードやテープのような具体的媒体を介せず、デジタルのファイルとしてやり取りすることが当たり前の今にあって、何から何までアナログなこういう機械のもつ感触は、長年忘れ去っていた感覚を思い起こさせてくれる。
平成をまたぎ、令和の時代になって眺める、お懐かしの昭和なナンバーの数々。
続いて、これも絶滅種なCRTディスプレイの、ちょいエロ麻雀ゲーム!!
パックマン!!この隣に、あの「スペースインベーダー」も現役で稼働中でした。
 
そして、何より出会いたかったのは、この麺類自動販売機。完全たる昭和の文化遺産。コレが現役で稼働しているのが「ドライブインダルマ」。
もちろん、ラーメンの自販機も現役で稼働中。この大型連休の多くの人出で、売り切れてしまったとのことだったが....
なんとラッキーなことに、お店で働くむかしの尾根遺産が、これから自販機に商品を補填するというシーンに遭遇。自販機内部の超アナログなメカニズムが丸見えっ!楽しくて仕方がない!(インスタに動画撮りました)
コレがこれから自販機に補填されるラーメン。ゆで麺と具材は完全に人の手によるアナログコントロール。自販機が行うのは麺ゆで(というか再加熱)と、スープの注入のみの様子。
そして、昭和遺産な麺類自販機のラーメンがコレ。
味?そんなことよりふいんきですよ、ふいんき!!
油っ気ほぼナシで、醤油とほんのりホタテティックな味わいのスープ。ソフトでヤワいゆで麺。申し訳程度のモヤシ・ネギ・チャーシュー。コレで、いいのだ。

そして、この手のラーメンでこそ、コショウが似合うね。
 
ああ、食べることが出来て、本当によかった。
「体験せよ。体験は宝である」(松下幸之助)
 
 

ドライブイン ダルマうどん / 東雲駅
昼総合点★★★★ 4.5

 
 
 
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ついに来たぜ!憧れの昭和文化遺産!貴重な自販機セットシーンにも遭遇!!!

t_cognacさん(@t_cognac)がシェアした投稿 -2019年 5月月1日午後10時20分PDT

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