2012除夜の鐘&年越し蕎麦&more.

例年ならば実家で紅白歌合戦→ゆく年来る年→あけましておめでとう、がパターンだが、今回はひょんなことから奈良まで除夜の鐘をつきに行こうとハナシになり、出かける。

 

到着したのは奈良市菅原町にある「西蓮寺」というお寺さん。 京都でも大晦日に除夜の鐘を鳴らすお寺さんは数々あるが、ああいうもんはだいたい、そのお寺のお坊さんが鳴らすの「観に」行くもんだとばかり思っていた。
が、この年末に大掃除をしながら聞いていたFMラジオによれば、鐘をつくのはお坊さん。参拝客はもっぱらその様子を見るだけ...なお寺さんばかりではなく、お寺さんの立地的な条件や考え方によって、
■ あらかじめ人間の煩悩の数一〇八つ分を整理券が配布され、当日の飛び込み参加は不可能(いわば事前予約制)なお寺さん
■ 当日に行けば、何人でも可能な限りつかせてくれるお寺さん
も、あるそうで、大晦日から元旦にかけては妻の実家で過ごすことになっていた自分はそのことをこれまでさほど認識していなかったのだ。

で、ココ西蓮寺は、一〇八つ以上でも、何人でもつかせてくれるという実にワクワクさせてくれるお寺さんで、一緒に連れて来た子ども達につかせるついでに自分もつかせていただいた。「お寺の鐘をつく」のは、この年にして初めての体験で、ちょっと嬉しかった(←大人げない)

そして、鐘をつかせていただいたあとには、地元奈良市菅原町のコミュニティ「鐘友会」の皆さんにより、年越し蕎麦がいただけるのである(ナント無料)。

テントの下には、厨房機器が整然とセットされ、揃いの赤い羽織でテキパキと作業は進む。

 

無駄の無い迅速な動きは、あの岡山ラーメン学会の京橋朝市屋台ラーメンにも負けないほどである。

で、コレがその年越し蕎麦。
率直なところ、ずいぶん汁が少なく、また麺も少ない。
が、コレにはワケがあるらしく、実は地元に住まう義弟のハナシでは、今年も例年どおりにツユも麺も十分な量を仕込んでいたのだけど、今年のメンバーが序盤に麺オオメツユオオメで出し続けた結果、夜11時頃から参拝客の数に対して仕込んだ量が明らかに少なくなり、結果、やむなく途中から麺もツユもハーフサイズにしたそうだ。まあ、そこは本職ではない地域の皆さんのご奉仕による無料サービス。ありがたく、おいしくいただくことにした。

 

賑やかな境内で、篝火に温まりながらいただく年越し蕎麦はまた格別。

続いて、西蓮寺のすぐ近くにある菅原天満宮に行き、

 

新年一番乗りの初詣。

ここでも、青竹のお猪口でお神酒をいただき、

続いて、やはり近くの喜光寺で...

 

ぜんざい(やはり無料)をいただく。

 

と、無料で食味豊かに新年を迎えた。

皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。  


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