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醍ぶ@千本丸太町:琥珀
この日、午後より付近で業務につき、この機にハツホー。「京都千丸」といえば、私にとっては「しゃかりき」のイメージが圧倒的だが、このお店、実際に行ってみれば京都千丸しゃかりきよりも千丸寄り、というか千本丸太町交差点の南西角そのものに位置している。
駐車場はなく、店先に自転車やバイクを駐めるのも法的(条例的)にNGだろうし、お店のちょっと西には千本丸太町交番があったりするし、その辺を一応踏まえた上で訪れる方が良いと思う。それはさておき、この地にオープンしてからある程度の年月が経過しているお店だと思うが、お店の外も中もピカピカで綺麗にしてあるのが印象的。ところで、この千本丸太町西南角、以前はなんだったけかココ???【追記:この記事をアップ後、某読者様から「昔は洋菓子屋(タカラブネ)で、そのあとがたぶん和菓子屋で、そのあとが手打ち蕎麦屋で、そのあとが 醍ぶ だったかと。」と、コメントをいただきました。ご参考まで。】
訪れた時間は午後12時30分頃。券売機のボタンに「売り切れ」の付箋がふたつ。
結果、選択肢としては「琥珀」か「黒鳶」の二種をトッピング追加か大盛か、だったが、まあ、並盛りで十分でしょ。と、880円の食券を購入。で、その食券をスタッフさんに渡す時にコハクかクロトビかを伝えるシステムだが、実際には...
まず、琥珀だ黒鳶だと券売機のボタンに書いてあるとて、果たしてそれが具体的にどのようなラーメンなのか、瞬時には分かりかねる。券売機の傍にはラーメンのスペックを説明的に書き、イラストも添えたメニュー表が英語バージョンのものとともに掲げてある。しかし、券売機前に立った時に、高いところに掲げられた小さな文字をじっくりと読んで「琥珀」か「黒鳶」、どちらをいただくかを検討するようなキモチの余裕は、無い。それよりも「ええい、初訪だ!とりあえず左に書いてあるのを選んどけっ!」って感じの判断にならざるを得ないところ。
もちろん、外の看板にもこのメニュー表は掲出してあるが、本気で説明を読もうとするならわざわざこの場所でしゃがんで字を追う必要があろう。それにしても、そのフォントが小さい。
店内、厨房を囲むカウンター席が7席。厨房にはでっかいスチームコンヴェクションオーヴンが鎮座ましましている。スタッフは若い男子一名、女子一名。御夫婦なのかな?
程なくして出来上がってきた「琥珀」がコレ。薄くスライスして鉢の縁に置かれたレアチャーシューに、ブラックペッパーを纏わせた鶏チャーシューが特徴的。穂先メンマのサクサク感。
スープは鶏の旨味を土台に、なるほど貝の旨味もうまく組み合わせたあっさり清湯。麺は平打ち気味のストレート中細麺。サクサクパツンとした啜り込みと食感。ともに、なかなかいい感じ。
今回初めて訪れてみて、けっこういい感じの印象を持った。しかし、以前は「琥珀」「黒鳶」の他に「銀朱」というメニューがあったり、はたまたここ千本丸太町の本店を開店させたかと思うと即座に「府庁前店」として二店舗を開店させたが、これがあっという間に閉店となったり、さらには公称営業時間に営業していないことが多かったり、と、まあ色々あったようだが、現時点ではgooglemap上の店舗情報に最新の営業情報を載せるようにしているみたいだ。
それにしても「醍ぶ」という店名は、何に由来するのだろう?発音としては、英語の”DIVE"に引っ掛けてある感じなのはわかるが、そもそも「醍」という字は漢字検定では準一級だし、この文字を使うことばは「醍醐」ぐらいにしか使われないのではないか?それを山科盆地在住民は地名と認識するだろう。また、料理に詳しい人なら、乳製品由来の味わいの一つと解するであろう。そこから派生した「醍醐味」という言葉もある。また、歴史の教科書では「醍醐天皇・後醍醐天皇」の場面以外に「醍」の字をみることはまず、無い。
そんな「醍」の字に、平仮名で「ぶ」。ううむ、謎だ。
醍ぶ (ラーメン / 二条駅、二条城前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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