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ラーメン藤 黄檗店@宇治市五ヶ庄平野 12番地の15
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関西一円に広がるラーメン藤チェーン。京都府内の京都市以南ではこの黄檗店と八幡店がある。
先日相互リンクしたラーメン藤本店HPによればこの黄檗店、昭和61年3月に開業ということだ。大将と奥さんのおふたりで切り盛りされている。
先日相互リンクしたラーメン藤本店HPによればこの黄檗店、昭和61年3月に開業ということだ。大将と奥さんのおふたりで切り盛りされている。
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マーボーラーメンや白湯ラーメン、みそラーメンもあるが、ここでは普通の「ラーメン(550円)」をいただくことにする。釜の中に見えるスープは茶色く濁っているのがちょっと珍しかった。
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もちろん運ばれてきたラーメンのスープもはっきりと濁った茶色。ひとくちめに若干の癖を感じるが、それは最初だけのことで、他のお店でもあることだ。見た目にはちょっとどぎつい色合いが新福菜館のようだが、だしの味わいははっきりと出ていながら、醤油や塩の味付けは控えめの優しい味わいは私の好みだ。具には大量のモヤシ、ネギ、チャーシューはモモ肉だと思う。ほんのりと控えめな塩加減とジューシーな肉の味わいが良い。ラーメン藤チェーンの本部=近藤製麺工場だから、麺はもちろん近藤製麺のもの。少し軟らかめだった。ラーメン藤チェーンはお店によって、かなり味が違うらしい。私が原体験として持っている「ラーメン藤」の味は山科東野交差点にあったお店(現ビッグラーメン)のものだ。もう20年近く前の記憶だが、豚の出汁が充分きいたスープにかなり厚い脂の層がこってりとしていたもので、テーブルにはたんまりとおろしニンニクがおいてあり、かなり強いインパクトを感じさせるラーメンだった。その記憶と比較するに、今の黄檗店のラーメンはお店自体の印象と同様、脂ぎった感のない、どちらかというと地味な感じのラーメンだが、逆にそういうところからくる安心感もある。
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特にマニアから注目されることもないだろうが、地元にはなじみの固定客がいるだろうことは想像に難くない、そんなお店だ。
(2002.10)
(2002.10)
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