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オーベルジュ土佐山@高知市土佐山東川:#2
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宿に着いた15時頃から夕食前までのことについては先の#1に書いた。
ここ#2では、18時から予約しておいた夕食の様子について書くことにする。
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ダイニングルーム入口のところにあったディスプレイ。
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さらに、料理長松本昇吾氏が2022年に認定を受けた「土佐の匠認定証書」が。
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ダイニングルームの予約席に案内されて気づいたことに、この日はほぼ満室だったにも関わらず他の宿泊客との距離がしっかり確保されていて、隣客の目線を全く感じないよう配慮が行き届いていること。
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テーブルに、A4四つ折りで置かれていた「お品書き(っていってイイのか?)」野菜の生産者、料理人、給仕を担当される方すべてのご氏名が書かれている。「ギャルソン(仏: Garçon)」って本来は男子を特定するけど、そんな細かいことは、ま、エエでしょ。
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A4四つ折り裏面は文字通り、本日の「土佐山流転会席」の内容が書かれたお品書き。
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テーブルにはあらかじめ冷野菜・前菜・おすすめ一品がセットされてある。
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まずは食前酒ならぬ食前酵素「山北せとかジュース」。せとかならではの甘味。
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冷野菜:新鮮野菜のフレッシュサラダ。
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前菜:右から、草峰庵なめらか雪花菜五目煮・ツブ貝の旨煮・たたみ鰯炙り・バランの向こうに隠れてしまっているけど蕨のお浸し・もんちゃんイチゴのゼリー寄せ。
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これら前菜は、イチゴのゼリー寄せ以外は日本酒に合うだろうと思って、酔鯨と司牡丹をそれぞれ一合ずつ注文。
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ところが酔鯨が一合に足りないとのことで、0.7合分くらいをタダでサービスしてくださった。アハハありがとうございます。
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おすすめ一品:黒潮おどる太平洋 土佐沖鰹の藁焼きタタキ土佐山ゆずぽん酢 山葵。
スプーンが置いてあって、ゆずぽん酢と野菜を絡めながらスプーンで召し上がってくださいとのことだったが、
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鰹の身は、やっぱり箸でいただくことにした。ガラスの器に盛り付けが洋の感覚で、主役の鰹タタキがレッドオニオンに隠れてしまってほぼ見えないが、分厚くほぼブロック状に切られた鰹タタキは絶品。藁焼きの薫香とぽん酢と、付け合わせの野菜・柑橘の組み合わさる妙たるや。
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酔鯨、司牡丹と高知の有名ブランドをいただいたあと、さらに地酒を注文しようかとリストを見るが、それぞれ300ccではチト多い。
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別表に、会席料理の一品一品に合わせた一杯70ccがあったので、鰹をタタキ以降はコチラで味わうことにした。
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替鉢:金目鯛と道明寺の桜蒸し銀餡かけ。紙で覆った状態で提供される。
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紙をそっと剥がすと、根菜・絹さやの鮮やかな彩りとともに薄味仕立ての銀餡。桜の葉からほんのり漂う春のカホリに金目鯛。
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続いて、お品書きにない「サワラの西京焼」。サプライズ的一品。
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油物:海老の東寺揚げ 紫蘇の香り 野菜天ぷら盛り合せ いごてつ塩 富士 旨味出汁。
「東寺揚げ」とは、湯葉を用いた揚げ物のこと。ここでは車海老に乾燥湯葉を衣にして揚げている。それにしてもこんなところで、五重塔で知られる京都の教王護国寺(=東寺)の名が出てくるとは。日本料理と京都とは切っても切れない関係ということか。
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お口直し:土佐山の香り すがすがハーブティー
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土佐山キュイジーヌ:土佐黒毛和牛の青葉包みハンブルグ デミグラスソース 旬の野菜とともに。
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それはまさに「ハンバーグ」なのだが、そこを敢えてドイツ語的に「ハンブルグ」と読ませる。語源はドイツのハンブルグから来ているからだと思うけど、ハンバーグはハンブルグ生まれって、ホンマにそうなんかなぁ???これまで出されてきた料理は基本お箸でいただたが、このお皿だけは、ナイフとフォークでいただいた。
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止椀:ビノス貝の清汁仕立て木の芽の香り、御食事:土佐ジローのたまご掛けごはん特製宗田鰹醤油、香物:本日のお新香。
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甘味:お好みでお選び下さいとのことなので、「土佐ジロー卵の濃厚なバニラアイス」を選択。
以上、食事中にいちいちメモを取ったりはしない(できない)ので、一つ一つについての食レポは流石に出来ないけど、自分としては、最高の料理に最高のお酒でありました。
食べて「美味しい」と思えること。それが一番のシアワセ。そのための心遣いを存分に感じた夜でありました。
オーベルジュ土佐山 (オーベルジュ / 高知市その他)
夜総合点★★★★★ 5.0
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