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RAMEN W ~庄の×ど・みそ~ @福井市開発:GW限定 らーめん雲丹絞り
昨年の冬に某会合で偶然にここの店主さんと同じテーブルになったことが縁だった。以来、行こう行こうと思っていて、やっとこの日に念願達成。
「RAMEN W 〜庄の×ど・みそ〜」と、一見どこまでが店名なのか判断に迷うが、どうやら「RAMEN W」ということでいいようだ。お店の公式HPに依れば、東京市ヶ谷の「麺屋 庄の」と、同じく東京の京橋に本店を構え、都内に7店舗を展開しているという「東京スタイル味噌ラーメン ど・みそ」の2ブランドが、福井においても自ブランドを展開しようとコンセプトのもとで開店したのがココ RAMEN W ということになるそうだ。そんなわけで、タッチパネル式券売機の画面は「庄の」としてのレギュラーメニューと「ど・みそ」としてのレギュラーメニュー、そしてRAMEN Wとしての限定メニューという構成になっていた。
本来ならば初訪においてはレギュラーメニューを選ぶのが作法というか流儀だとは思うが、本日最終日という限定メニューにどうしても気が惹かれてしまった。このお店の場合、むしろ「庄の」や「ど・みそ」のメニューよりもRAMEN Wとしてのラーメン作りを味わわせていただくとしたら、限定を選ぶべしだと思ったのだ。
で、そのRAMEN Wオリジナルの限定コーナー画面。「品切れ」とは、「今は用意していない」という意味で、大型連休が終われば「天然真鯛の塩そば」や「限定らーめんA」での創作ラーメンとか、はたまた丈六さんトコみたく毎月第3日曜には朝8時からの「ASA RAMEN」を設定されたり、と、なかなか攻めた展開をなさっている様子。
ってことで、限定「らーめん雲丹搾り」の食券購入。
このお店の場合、麺についても多様で、「庄の」メニューには自家製麺を、「ど・みそ」メニューには東京の製麺会社浅草開花楼の麺を、そして今回の限定ラーメンには京都の麺屋棣鄂製のものを使うらしい。
注文の後、店内の掲示物や説明文などを観察。コレは「庄の」と「ど・みそ」についての解説。
「庄の」としてのメニュー。券売機の画面プリントアウトをラミネートしたもの。豚骨魚介が柱のようだ。
一方、「ど・みそ」としてのメニュー。
そして、ココでは再掲になるがRAMEN Wとしてオリジナル限定メニュー。
そして、いよいよやってきました「らーめん雲丹搾り」。トッピングのセンターに、うに。
一瞬、味噌ラーメン?と思うほどに濃厚な風味だが、あくまでスープは鶏白湯。
そこにぼてっとしたウニの味わいが折り重なる。最初、ウニ独特の強力なキャラクターが風味を独占する。そのあと、岩海苔や玉ねぎの風味とも組み合わさって、これまでに味わったことのない独特な世界が食べている間に繰り広がる。最初は「?」や「!」が脳裏に去来するが、ああ、こういう味わいかと分かって来たら、そこからぐんぐん箸が加速していく。なかなか面白い創作ラーメンだった。このお店、機会を作ってまた行くことにしよう。
RAMEN W ~庄の×ど・みそ~ (ラーメン / 越前開発駅、まつもと町屋駅、福井口駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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