ラーメン天人@野洲市冨波甲:鶏白湯ラーメン

この日どこに行こうか考えあぐねていてふと思い出したココ。そうやん。新店オープンしてたんやん。行っとかなアカンやつやん。
で、行ってみた。聞くところでは、彦根の「ラーメンにっこう」出身の方が、このたび新たに独立開業したお店とのこと。「ラーメン天人」の「天人」は「てんじん」でもなく「あまひと」でもなく、「あまんと」と発音するのだそうな。パッと見て、そう読める人はどれぐらい居るかしらん???
ソレはソレとして、店先に4台分駐車場がある。が、そこに車をとめるためには縦列駐車的切り返しを繰り返さないといけないので、ちょっと駐めにくい。今後行くならさっさと第二駐車場にクルマをとめようと思った。
店先には営業時間の案内が掲示してあった。定休日についての記述がなかったが、後から判明するに定休日は水曜日とのこと。
メニューも、店先に掲出されていた。鶏白湯、醤油、油そばの醤油味・塩味に「豪盛」を選ぶかどうか、というところ。「豪盛」とは、ラーメンにっこうが輩出した「らーめんチキン野郎」の「贅沢な」に相当すると見てよいだろう。
今年の6月9日にオープンしておよそ一週間後に訪れたが、そこそこの外待ち行列。混雑時はウエイティングシートに記名して順番を待つシステム。
15分ほど待って、やがて店内に案内される。食券販売機はタッチパネル式。
券売機の横にはウォーターサーバーがおいてある。
中身は、お茶。
今回は、自分も同行者も「鶏白湯」を選択。
テーブルにはティッシュと爪楊枝。後片付けの煩わしさから、店主によってはティッシュを置きたがらないラーメン店も多いが、このお店では、わりと「どうぞお使いになってください」的ポジションに置いてある。
やがて出来上がってきたラーメン天人の鶏白湯。いかにも濃醇そうなスープに多めの青ネギ、アクセントとしてのレッドオニオン。
味わってみる。スープ自体は鶏を真面目に煮潰し、煮詰めた十分以上の濃淳さを感じる。そこに青ネギ&レッドオニオンの薬味が映える。弾力感やツルシコ感とは対極にあるようなザクリとした歯応えをもつ麺の選択もいい方向性だと思う。極太のザクボキメンマは、とくにお店で味付けを加えたりせず、メンマそのものの香りをあえて残した感じ。残念なのは、食べ終わって、お店を後にしてからも、強い後味が相当長く口の中にまとわりついて離れない点。花鳥に頼らずとも、十分イケるだけの作りを感じるだけに、なんとも、もったいない。まあ、開店したばかりのことだし、きっと今後修正し、味に磨きをかけて来られることだろう。ラーメンにっこうの末裔が、このままということはないだろう。そう期待しよう。

ラーメン天人 ラーメン / 野洲駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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