洛二神@京都外大前

その「紅茶ラーメン「紅」プラス」は紫野にある「紅茶ラーメン「紅」」の支店であり、なぜか1950年代アメリカのドラッグストアというかハンバーガーショップというかそう言う雰囲気のわりと広々としたお店であった記憶がある。
その後に出来たのがこの洛二神。やはり二店目の支店であり、洛二神の場合は大阪・天神橋筋五丁目にある商店街を少し入ったところにあるカウンター席のみの小さなお店が本店である。
この日は一年前と同じように外大前バス停付近で仕事。雪がちらつく中、ここで昼食にした。
以前の「紅」プラスだった当時の店内をちょっと小さくするように改装し、かつてのアメリカンなムードが木の質感で演出した和風の雰囲気にがらりと変わっている。
注文は中華そば+根昆布ご飯のランチ限定ごはんものセット。

さて、メインの中華そばである。
以前から京都外大前洛二神は大阪本店の味とはずいぶん違うという話をきく。
そして、大阪本店のスープは動物系と魚ダシの組み合わせだが、この京都外大前は魚ダシのみのスープだという話をきいたことがある。



因みに、コチラが昨年11月17日の大阪:洛二神本店の中華そばである。
見比べてみると、スープの質が違うのは一目瞭然。確かに大阪の本店とは似て非なるものなのだ。
そして、大阪の本店ほどに魚ダシの香りの高さや重層感のある奥深い味には一歩譲る感があるが、これはこれで、魚ダシの効いたラーメンとしてはとても美味いと私は思う。また、魚ダシのみと話に聞くわりには、やわらかなチャーシューから沁み出すのか、実は動物系もダシとしてとっているのか、はたまた香味油の仕掛けか、とにかくうどんやそばのツユとは同一のものでなく、やはりそれはとてもよく出来た和風の中華そばである。

また、麺は自家製麺と店内に掲示してあり,繊細なスープに合わせた細いストレート麺である。
こちらも大阪の本店とは少し違う感じで大阪で食べた麺はコレよりも更に細かったように思う。
以前にどこかのサイトだったかブログだったかで、この麺をして、まるで「にゅうめん」みたいだという意見を見たことがあったので、ふやけたようなヤワヤワ麺で出て来るのかと思っていたがそんなことはなく、かなりシャッキリとした状態(博多の「ハリガネ」や「コナオトシ」のような半生でなく、ちゃんと茹であげられた状態で)で出してくれる。
開店当初に食べに行かれた方の感想にはキビしい意見が多かった印象のある京都の洛二神だが、この日に食べに行った感想としては、また食べに行きたくなる味の、ちょっとオトナ向けな中華そばだと思った。

根昆布ご飯も根昆布のトロ味とヌメコリ感に加え、じゃこに刻み海苔、明太子のピリ辛と合わさってなかなかのもんだった。


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