きのう、「"通"がすすめる絶品の127杯 ラーメン大好き 関西版」を注文した書店から先ほど電話がありました。 お客様がご注文になった本は現在新しくなっていて、「ラーメン大好き 関西版 ミニ」というものに変わっています。いかがなさいます?注文しときましょうか? ときいてくるので、値段を確認し、「じゃ、お願いします」と言っておいた。 新しい本が来るのは楽しみだが、同時に図書館で借りたこの本はもう古本屋でしか手に入らないことを知った。 インターネット24時間つなぎ放題月額3千円ちょっとの時代になったので、そろそろお小遣いで充分快適な環境が得られるかなということで、ADSLに申し込んでからというもの、サルのごとくネットにハマって、挙げ句の果てにそれ自体はタダだということから自分でHP開設したりして、結局月当たりの電気代が上がったと妻には文句を言われつつも、やはりインターネットというメディアは、すごく便利で面白いものだと思うと同時に、逆に紙上のメディアもまた大切なものじゃあないかと思い始めている。確かに紙メディアは、ネットとの比較が無意味なほど、情報が伝播していく速度は遅い。しかし、次から次へと更新されるネットは、同時にその情報を反芻するヒマがない。そのへん紙メディアは、そこに印刷された時点で、当前だが、もう更新はされない(できない)。最新の情報としては恐ろしく古いものになってはしまうが、その時その時の記録としては、やはりこれ以上のメディアはないのかも知れない。インターネットが私の意識の中で、「あることが当たり前」の存在になった今、あらためて、本を捨ててしまいたいと思ったことは全然ないですね。まあ置き場所に困ってやむなく手放す本はあるにせよ。 皆さん、手元にあるラーメン本は大事にした方がいいですよ。特に雑誌系はね。あとになって手に入れたいときにはもう手に入らなくなっているものだし、一旦入手したペーパーメディアは保存さえしておけば半永久的になくなりません。その時代の記録をいつまでも留めていますからね。