松下製麺所@高松市中野町:かけうどん一玉

四国うどんツアー三日目の朝、一軒目はコチラから。
一応駐車場はあるが、街中のお店なので満車になっていることも予測し、近辺のコインパーキングも事前に調査しての初訪。
けれど、お店駐車場は幸いにも空いていて、店舗の斜め向かいにクルマを駐めた。仮にココが満車だっとしても、近辺のコインパーキングはうどんを食べに行って戻ってくる程度の時間だったらほぼ100円で事足りる感じだった。
うどん店巡りをしていて気づいたことに、香川ではこのようにお店の外に手を洗うことが出来るようになっている水栓を設けているお店が非常に多い。そしてそれらは、世がコロナ禍となってから慌てて取り付けたようなものではなく、ずっと前から当たり前に設置してある感がある。
入り口扉を開けるとこんな感じ。
店内、左右の壁面に面したカウンター席の他に、立喰い用のテーブルもある。このテーブルこそ、「孤独のグルメ2017大晦日スペシャル」で井之頭五郎さんがうどんを食べた場所。思えばあのドラマに登場する店舗に訪れるのは今回が初めてだわ。
メニューは冷水機の側面に。うどん一玉230円を注文。昨日訪れた三島製麺所に比べれば若干値が高いがそこはそれ、田舎と都会の土地価格と正比例するってところか。
で、五郎さんよろしくテボで麺を温め、出汁を注いでネギ・天かすを盛る。その天かすがまた、非常に上品なワケだが、天ぷら類を揚げたついでの副産物としての天かすではなく、うどんに加えるための専用として作られたものであることは有名な話だそうな。少し細めの麺は、よくある製麺所系特有のカタさのある麺とは若干違う感じで、朝イチにいただくに正にふさわしい、若干ソフトなしなやかさを感じる。出汁は節系素材と昆布の組み合わせのようだ。
結局、使うことは無かったが、テーブルには醤油・一味・味の素、さらにコショーがあるのはちょっと意外。
今回、初めて訪れるワタシたちはうどんだけをいただいたが、このお店では中華麺・生蕎麦(数量限定みたい)を味わうことも出来る。そのため、裏メニュー的に「ちゃんぽん」と称して、一杯の丼にうどんと中華麺を入れていただくなんてことも出来るらしい。そうなると、中華麺と生蕎麦という組み合わせもアリなんだろうか???
私達が座った席の傍らに、こんなメッセージカードが展示(?)してあった。
お店公式HPに依れば、昭和41年卸・小売業としてスタートし、昭和50年現在のお店を開店。そして2020年11月、結婚50年だそうな。末永く、お幸せに。


松下製麺所うどん / 栗林公園北口駅瓦町駅栗林駅
昼総合点★★★★ 4.0

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