金ちゃんラーメン北山店@地下鉄北山駅前

先月某日。全国的に日曜日だったある日のこと。
かつて、府南部にあったいくつかの支店に訪れたことはあったが、ここ北山店は初めて。
注文したのはスタンダードの「しょうゆラーメン」。
カウンター席の前で、寸胴が煮えくり返っている。メダカの学校よろしくそうっとのぞいてみてみると...

鶏モミジが対流する湯の中で泳いでいるのがよく見えた。
寸胴の傍にある木の棒は、かき混ぜ用のものと思われる。この寸胴の中身は、まだまだこれから煮詰まって行く様子だった。

その右に、あるもう一つの寸胴。こちらのほうは、左の寸胴に比べ十分煮詰まった様子。スープに散らす背脂はここから取り出していた。

出来上がってきた「しょうゆラーメン」。
食べはじめの印象はなかなか良好。チャーシューは、肉の中にまで醤油ダレの味が染みている。

モヤシは今ひとつ、この手の背脂醤油には似合わない気がする。第一旭やラーメン藤のような肉ダシ主体のあのスープには合うと思うけど。
麺箱に書かれている文字が確認できなかったのだが、黄色みの強いストレート細麺は金ちゃんオリジナルのものなのだろうか?それとも?

一時にはそれこそ京都の(京都以外にも、かもしれない)あらゆるところにチェーン店を広げた金ちゃんラーメン。北山店ではスープもまっとうに炊いており、ちゃんと動物系の出汁は出ていることを確認した。ただ、それならそれでタレに忍ばせた化調をもう少し控えればせっかくの持ち味がもっと活きるように思う。午後の仕事に向かいながら、口の中に残る後味にそんなことを感じていた。


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