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多賀部食堂@秋田県由利本荘市矢島町七日町羽坂:中華そば&朝定食【2023ナツタビ#33】
朝6時42分に「道の駅岩城アキタウミヨコ」を出発し、由利本荘市街からは由利高原鉄道鳥海山ろく線に並走する感じの国道108号線を進んで約55分。駐車場はこんな感じで実に広大。
店内、中心には二つの四人がけテーブルがあって、そこはすでに満員だった。ひとつのテーブルには昔の尾根遺産四名が、今ラーメンを食べ終えた感じで世間話をなさっている。もうひとつのテーブルには、昔の尾根遺産四名の連れ合いと思しき昔の尾似遺産四名が、何も語らずじっとしてらっしゃる...という、何やら独特の光景の横に空いていたカウンター席に。ワタシ達はおずおずと着席。そして、目の前に広がる短冊メニューをざっと眺める。
たぶんコレ、テーブル席側からだとよく見えるようになっているのだろうけど、カウンター席に座ると左右の隅っこの方には何が書いてあるのかよく分からない。
けれど、ふと気づけば「おしながき」一覧が置いてあった。コレを見ればいいのかナルホド。で、ワタシは迷わず「らーめん」を注文。同行者は、珍しく「朝定食」を注文。この「おしながき」の中に掲載されていないが、短冊メニューの右っかわの方にあったのだそうな。
「当店のお米は矢島産「ひとめぼれ」を使用しております。」とのこと。矢島産とはつまり、現在の由利本荘市矢島町産ということらしい。
店内あちこちにいろんな掲示物があったが、中でも気になったのがコレ。1986年に秋田博なんて、あったんだ。シランカッタ。
やがて出来上がってきた「らーめん」。このお店で使われるラーメン鉢にはいろんな柄があるみたいで、ワタシが当たったのはちょっと黄色みがかかった鳳凰をあしらったものだった。で、食べてみて...
!!! 肉がヒネ鶏にして少し甘めの鶏出汁スープ!むむっ!まさかの秋田県の大衆食堂で岡山の笠岡的なラーメンに出会うとは!!
後から調べてみたところでは、由利本荘市公式ウェブサイトによれば、由利本荘市ではスープに親鳥を使い、チャーシューではなく、親鳥の煮込みが付け合わせしてあるのが特徴なのだとか。由利本荘というところに、地域ならではのラーメン文化があって、それが何故か岡山県笠岡市あたりのラーメンと何故か共通するのは、単なる偶然???それとも???
コチラ同行者注文の「朝定食」。アサリの味噌汁、目玉焼き、沢庵と胡瓜のお漬物、ねぎ付きの納豆にゴハン。
ちょうど私達が食べ終えて、さてお店を出ましょうかというタイミングの少し前に、さっきから世間話で賑やかだった昔の尾根遺産四名がお店を後にして行った。続いて、隣のテーブルで黙ってじぃっとしていた昔の尾似遺産四名も同時に、おずおずとお店を後にして行った。この地域では女は雄弁、男は寡黙が普通なのか?それとも偶々そういうグループだった?ともあれ、完全に、ご近所の皆様憩いの場となっている、素敵すぎるレトロ駅前大衆食堂だった。
というわけで、お店を出たところで由利本荘市、旧矢島町の御当地マンホール捕獲に成功(って、単に撮っただけ)。
とにかく由利高原鉄道鳥海山ろく線の終着駅、矢島駅前にあるので、公共交通機関利用でも来やすいことだろう。列車の運行本数によるかも知れないけど。
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