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さぬき庵@山科区西野大鳥井町:天ぷらざるうどん&天ぷら釜揚げうどん
いつか行こうとかねてから思っていたお店に、この日ハツホー。建て込んだ住宅街の北西角地。駐車場はないが、筋向かいの川に架かる橋を越えたところにコインパーキングがあるので便利。(かつて「常盤」という食堂があった場所ですわ。また、隣にあった「相生餅食堂」も、もう今はやってませんでした。)
店先にはかつてここに写真付きメニューが陳列されていたと思しきショーケースがあるが、今はココ、なぜかソーラートーイで埋め尽くされていて、ちょっと怪しい雰囲気。とはいえ、ここまでやって来たからには入店しないわけには行かない。というわけで、午前11時48分、入店。
店内は、厨房に面するカウンター席と小上がりのテーブル席。ワタシと同行者で、カウンター席の方に着席。
カウンター席は、目の前で大将の調理作業を観て楽しむ事が出来る超アリーナ席。
メニュー表、おもて。セットものの付加価値で勝負というより、主役はあくまでうどんというポリシーを感じるメニュー構成。
ひとしきり迷った結果、ワタシは「天ぷら釜揚げうどん」を、同行者は「天ぷらざるうどん」を注文することにした。
メニュー表、うら。定食ものにご飯もの、夏季限定の冷やしメニュー。夏にはいわゆる「ひやひや」(麺も出汁も冷たいうどん)が味わえるようだ。
注文してから、お手洗いを借りた。と、意外と云っては失礼ながら、最新式Panasonicアラウーノを導入されている。こういうところにきちんとお金をかけているということから読み取れることは...御賢察の通りだ。
そして、手洗い水栓は紅白のノレンの向こうにさりげなく設置してある。お手洗いで用を足さずとも、食事の前にココで手を洗うことが出来るようになっている。
カウンター席に腰掛けてしまうと、その存在を感じないが、小上がり席に座れば木の短冊メニューは目につくことだろう。
コレらを眺めて思うのは、個々の短冊が価格改訂の形跡を感じさせないこと。長年、値上げしていないのか、それとも価格改訂の度に綺麗に数字を書き直しているのか?どっちにしても、後から上書きとかしていないスッキリとした表し方に「こういうところはちゃんとしておかないと」という、大将の明確なポリシーを感じる。
テーブルにはセルフサービスの天かす。
「おでん」は季節限定でなく、通年であるというのも、いかにも「讃岐うどん屋のおでん」だ。
やがて出来上がって来た「天ぷらざるうどん」がコレ。
ちょっと味見させてもらったところ、その麺質は、まさに讃岐のそれ。H字断面のモティモティグミィグミィ!!唯一残念なのは、なんでわざわざ刻み海苔を載っけて麺の良さを隠してしまう???すかさず「惡魔の陰毛」と月旧一が突っ込むではないかwww
この刻み海苔は、絶対に無い方がいい。
さらに、ワタシが注文した「釜揚げ」。こちらも、注文が通ってから麺を茹ではじめ、文字通り「釜揚げ」の状態で提供してくださる超本格的な一品。だしの味わいは流石に「長田in香の香」のアレに及ぶものでは無いけれど、山科の、昭和40年代に地元「葵建設」が一気に開発したあの辺の住宅街のなかでコレだけのうどんが味わえるのはオドロキだ。
天ぷらも抜かりなく、花が開くような衣を纏わせた揚げたてを提供してくださる。
聞けば大将は高松の御出身で、現地の某店で修業ののち山科区西野大鳥井町(個人的に、小学校時代の同級生がやたら多い地域だったりする)にお店を構えて、かれこれ40年だとか。今回、初めて訪れてみて、穴場的に本格的な讃岐うどんを楽しめるお店だと実感した次第。
さぬき庵 (うどん / 東野駅、椥辻駅、京阪山科駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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