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京都百年屋@南区東九条西山王町31 アバンティ地下1F
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これまでの京都ラーメンとは一線を画す存在の新たな味わいを売り物に2002年9月新規開店したお店。
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麺が主役の、麺で食べるラーメンということで、製麺室があるラーメン屋さんを京都で初めて見た。
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あっさり塩・あっさり醤油・こってり塩・こってり醤油の4種が基本。
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あっさりスープのバリエーションとしてわんたんめん、こってりの方は角煮ラーメン、それから名古屋コーチンの卵麺そのものを楽しめる「ひやあつ」タイプのつけ麺と、それぞれがとても魅力的なメニューだ。
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お冷やのかわりだされるのは冷たい麦茶だった。どれも食べてみたいけど、今回は「こってり塩」を注文した。スープをひとくち啜る。癖はなく、それでいて度が過ぎない程度に動物系のワイルドさを残した香りと風味、それと和風だしのブレンドが見事。柔らかくて、深みがあって、本当に素敵な味わい。
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売り物の自家製麺はラーメンの麺としては中庸の太さ。ちょっと透明感のある見た目で、京都によくある白っぽい麺とはまた違うタイプ。ツルっと啜って、モチっとした食感と快い弾力性はちょっと筆舌に尽くしがたい。コレまでに食べた中華麺のベストだった。チャーシューはドンブリの半分の面積を埋め尽くさんかのごときデカさ。ジューシーで、食べごたえもあって、一枚だけだがその一枚で十分な満足感を与えてくれる。メンマもつく。ネギは青いところをスープに散らし、白い部分を小口切りの白髪ネギ状態にして盛り付けられてくる。そんな見た目の独自性もさることながら、なんといっても麺とスープがこれほどいきいきとしているラーメンはなかなか味わえないだろう。何度でも通いたくなるお店だ。そんな素敵なお店がこんなに交通アクセスの良いところにできたことに、ブラヴォーを叫びたい。ホント、百聞は一食に如かずですよ。理屈抜きでお勧めの旨さでした。
(2002.10)
「こってり塩」と対照にある「あっさり醤油」を食べてみた。麺自体はやはりすばらしい味わいだが、スープが麺に遠慮している感じ。アッサリとはいえ、もう少し動物系のパンチが欲しいところだ。しかしそうすれば同じスープを使う「あっさり塩」の味のバランスを損ねてしまうのかも知れない。お店としての一押しはその「あっさり塩」だという。さらに後日検食すると、なるほど薄味の中に麺の味わいとスープとのバランスの良さに感心した。具の刻みレタスとほうれん草も表面に浮かぶ鶏油と相性が良くとても美味しい。やはり京都ラーメンの新しい潮流として注目すべきお店だ。
(2002.11)
(2002.10)
「こってり塩」と対照にある「あっさり醤油」を食べてみた。麺自体はやはりすばらしい味わいだが、スープが麺に遠慮している感じ。アッサリとはいえ、もう少し動物系のパンチが欲しいところだ。しかしそうすれば同じスープを使う「あっさり塩」の味のバランスを損ねてしまうのかも知れない。お店としての一押しはその「あっさり塩」だという。さらに後日検食すると、なるほど薄味の中に麺の味わいとスープとのバランスの良さに感心した。具の刻みレタスとほうれん草も表面に浮かぶ鶏油と相性が良くとても美味しい。やはり京都ラーメンの新しい潮流として注目すべきお店だ。
(2002.11)
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