煮干し中華そば ひのき屋＠奈良・新大宮：冷た～い煮干し塩中華そば

2013年8月17日。
土曜日だけど、午後から業務のようなもん。で、こういう日は久しぶりの、ひのき屋（何の脈絡もないです）。
開店時刻より少し早めに着き、シャッター＆ポール。と、ともに続々と開店待ちのお客がやってくる。いつの間にやら、かなりの人気店になっている様子。さっき目の前を通り過ぎて行ったチャリンコのヤンキー中学生２人組も、「オマエ、知ってるけー。ココ、めっさ美味いどー。」とか言いながら通り過ぎて行く。

 

数あるレギュラーメニューもまだ全品制覇はしていないが、それでも気になる月替わり限定。タンタンつけ麺はともかく、あごの煮干しか、冷た～い煮干し塩か、どっちにするか、迷う迷う...。

開店と同時にカウンター席へ。「８月の麺メニュー」に、「今月の限定」の簡単なスペックが。（あったかい）「あごの煮干し」はこしのある細麺、「冷た～い煮干し塩」はつるつるの特製中太麺...ヨシっ！ならば冷たい方だ。コレに決定。

画像で改めて見ると、なんだかアツアツの中華そばとそう変わらないみたいなルックスだけど、ちゃんと氷が乗ってます。

味わってみる。いつまでもその味わいに浸っていたくなるような品のいい煮干しの味わいと、それに良くマッチした塩加減。それはいいとして、温度感だけでいえば、スープに浮かぶ氷に少し馴染ませてから味わう方が冷涼感が増す。...ということはスープの冷たさがもう一歩。チャーシューも、熱いラーメンだとコレでいいのかもしれないけど、冷たいスープだとちょっとカチカチかな。あと、スープを味わう時のアブラ感の処遇にも改善の余地は感じた。けど、総じてヒンヤリとするすると、中太麺のしっかり感と煮干しの旨味を堪能することは出来る。猛暑の中で、するっと喰えるという冷やしラーメンとしては、まだもう少しある８月いっぱい、オススメといっていいかも。
ところで、私のネット上での知人に、週に一度以上はこのお店に通っているという「ひのヲタ」がいる。彼とのやり取りに依れば、この冷やしには鶏チャーシューの方があうかもとのこと。しかし、ひのき屋に今、鶏チャーシューを乗っけるメニューはあるのか？

 

確かに、大将はきっと、頭の中にいろいろと多くの引き出しは持っているに違いない。かの曽谷貴夫氏が編集統括をつとめられた辰巳出版の「プロ直伝！本気で作る  秘伝のラーメン」とか、成美堂出版の「自分でつくるプロのラーメン」シリーズ等々、勉強熱心な店主のための「教科書」が、厨房の片隅にあるのが見えた。決して、飾ってだけある訳ではなかろう。創作的にダシをとり、タレをアレコレしようとかいう時に、ヒントになるのはこういう紙メディアだったりするのは間違いない。ネット上の情報も、ことレシピにかかるもので、気になったものは必ずプリントアウトしておくべきだ。あん時のあのサイトのあそこのところの...て、実際に作っている時には引っ張りだすのは困難（って、誰に何云ってんだか。）

 

---

にほんブログ村 ←　ランキング参加実験中。ワンクリックのご協力をゼヒ！
【煮干そば ひのき屋】
　11:30～14:00　18:30～22:30（水曜日は昼の部のみ営業）
　日祝日定休
　0742-36-3568
　奈良市三条栄町4-8 タダスビル１階
　Ｐ：店舗前に２台（店舗裏側のマンション用駐車スペースには置いちゃダメ）

 

中華そば ひのき屋 （ラーメン / 新大宮駅、奈良駅）

昼総合点★★★★☆ 4.0