きのこのつけめん＠京都千丸しゃかりき

日本コナモン協会「関西麺類研究所」では「第１期　ＺＡＱ「もっと家」入賞プロジェクト」を記念し、関西のラーメン店・うどん店等の麺類店に協力を呼びかけて、2007年10月の一ケ月限定で 「秋の彩りを盛り込んだ麺メニュー」を提供するイベントを企画されている。

今日の「きのこのつけめん」は、この企画に麺屋しゃかりきが参加したメニューということだそうな。

まずは、麺。
麺屋棣鄂製切刃番手６番と10番をミックスした全粒粉麺。粉の配合には試行錯誤したらしい。太さはかなりのものだが平打ち麺なので太い麺にありがちなゴワ感はなく、食感、喉越しを楽しみつつもスッスッっと口に運べる感触の良い麺。厳し目に見れば少しヤワい気もしたが、「高倉二条」や「つけ麺やろおじ」の、どこか日本そば的な全粒粉麺とは全く違う感触を持っている。

そして、つけ汁。
月並みな言い方では「ピリ辛みそ味」だが、ただ辛いだけでなく、味噌ダレと豚骨ダシの複雑な旨味の中に辛みが含まれて、とびきりウマい味噌キムチ鍋に麺を浸して喰う感じ。全粒粉平打ち麺との相性は良い。
つけ汁の中に入る「きのこ」はエノキ、舞茸、シメジ。
豚肉スライスがさらにキムチ鍋感を醸す。
そして、海苔？海藻？のほんのりトロッとした感触と海の香り。
日に日に涼しくなるこの季節からは、まさにピッタリの温まる逸品。
コレを食べられるのは、一応明後日まで。
逃したくない人は今度の土日にゼヒ。